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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

つらいときは周囲を頼る

2016-12-12 06:17:27 | Weblog
人に甘えてはいけないとか
弱音を吐いていけないとか
依存してはいけないとか思って、
ひとりで頑張りすぎる人がいます。

「自立」が大切という考え方が浸透してきて、
人に頼らず「自立」しなけれ ぱいけないという風潮があります。

しかし、
ときには人に甘えることも必要だと思います。
ちなみに、
小さい子どもはたっぷり親に甘えて育ち、
意外に親離れが早いもの。
ところが、
何かの事情で親に十分甘えられなかった子どもは、
大人になっても「甘えたい」という気持ちが残ってしまうことも。
甘え足りないのです。
小さいときから、
自立だ、
過保護はダメだ、
とやりすぎるのも問題があります。

また、
大人であっても「転機」があります。
今までより一段と大人になる、
成長の節目のことです。

何か新しいことに挑戦したり、
今までとまったく違う道に踏み出すときはこの節目です。
そんなとき、
人間は少し甘えたくなるものである。
新たな自分になって再出発する前に、
いっぺん子どもに戻ってもう一度甘えたい。
そこで十分に甘えて初めて、
ひとまわり成長して立ち上がることができるのです。

大人であればあるほど、
「人に甘えられない」と思っています。
だから精神的につらい状況におちいったとき、
なかなかそこから脱することができません。
周囲にグチや不安を口にすることができれば、
回復も早いのです。

もし、
今まで人に頼らず、
甘えずに生きてきたのなら、
ときには誰かに甘えてみてもいいでしょう。
つらくなって人を頼りたくなったとき、
それは、
成長する転機かもしれません。
不安を口にすれば、
きっと理解を示してくれる人が現れます。
何もかもひとりで背負うことはやめて、
おおいに弱音を吐いてみてはいかがでしょうか?