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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

20パーセントルール

2016-12-09 06:35:49 | Weblog
ピー夕―・ドラッカー氏は、
一年のうち一カ月を必ず、
ビジネスとは関係ないことの勉強に費やしたそうです。

あるときは歴史を学び、
あるときは日本絵画を学びます。
その成果は、
後の執筆に活かされました。
100歳近くまで、第一線で活躍していたドラッガー氏の
驚くべき知的パフォーマンスを支えていたものの一つが、
この「一カ月の勉強」だったのです。

これは、スティーブン・R・コヴィ氏の「7つの習慣」で言うところの
第二領域にあたります。
「7つの習慣」によれば、
第一領域とは、緊急度も高く重要度も高い領域。
これは誰もが第一優先で取り組みます。
しかし、本当に重要なのは、
緊急度はそれほど高くないけれど重要度が高い、
第二領域と呼ばれる領域です。

普段、第一領域のタスクで振り回されている人も、
第二領域にしっかり取り組めば、
第一領域で起こる問題が少なくなり、
結果として安定した生活が得られます。

この「一カ月間の勉強」は
「20パーセントルール」と呼ぶ人もあります。

Googleでは、「勤務時間の20%を自分用のプロジェクトのために
自由に使っていい」というルールがあります。
このルールによって生まれたサービスは、
その後、Googleの事業を支える大きなプロジェクトに育っていきました。

たかが「20パーセントルール」と言っても、
年間の労働時間が2000時間だとすれば、
実際には、400時間というかなりの時間になります。

これだけの時間を仕事以外の勉強に費やしてみると、
意外な展望が開けてくるでしょう。