コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分で自分を誉めよう

2016-01-07 05:54:20 | Weblog
人から誉められれば誰でも嬉しいものです。
誉められるというのは、
他人から自分を認めてもらうということです。

コーチングでは「承認」と言いますが、
人は承認されることで自信をもち、
自分の行動や考え方に肯定的になれます。
「これでいいんだ。 もっと頑張ろう」
という気持ちになれるのです。
それは揺るぎない土台を作ること、
つまり「自己強化」につながります。

さて、最近、誰かに誉められたことはありますか?

子どもの頃は、
きちんと挨拶したり、
家のお手伝いをするだけでも
「エライねえ」と誉めてもらえました。
運動会で一等賞を取ればやっぱり誉めてもらえますが、
一等賞を取れなくても「よく頑張ったね」と誉めてもらえました。
誉められたからもっと頑張る。
子どもはそうやって成長していきます。

しかし、大人になるに従って誉められることは少なくなります。
会社で仕事をこなすのは当たり前。
そして、誰も誉めてはくれない。
しかも日本のビジネス社会は減点主義で評価されがちです。
良いことをしても誉められないけれど、
悪いことをすると罰せられてしまいます。

誰だって成功体験をもっています。
うまくやった経験があるはずです。
しかし、減点主義の世界にドップリと浸かっていると、
そんなのは当たり前だと思うようになって、
せっかく素晴らしいことをやっていても、
それは頭からすっかり抜け落ちてしまいます。

逆に、他の人ならもっとうまくやったかもしれないと
いうマイナス思考にすら陥ります。

会社人生を歩めば歩むほど、
自分はいかに優れていないかというリストができ上がってきます。
特に日本人は反省が大好きな民族ですから、
できなかったことばかりに目が向きます。
結果、自分はダメだと自信をなくしてしまいます。

もっと自分を正しく受け止めてほしいと思います。
自分の行動を前向きに受け止める。
自分を承認してアウトプットに自信がもてれば、
次なる行動も起こしやすくなります。

だから、
自分を正しく受け止める作業として、
自分を誉めてあげることです。

大人の社会では誰かに誉められることはそうそう期待できない。
ならば、自分で自分を誉めてあげましょう。
自分を一番認めてあげられる人は、
何より自分自身なのだからです。

それは自分を甘やかすということではありません。
「自分は偉いんだ」という可笑しなポジティブシンキングとも違います。
自分に酔ったり、
自尊心を肥大化させることではありません。

「自分は偉い」「自分はスゴイ」と、
根拠なしに思い込むのではなく、
自分の良い部分、
頑張ったところを誉めてあげましょう。