最近、レコードプレーヤーをセッティングした。ずっと物置の中でしまわれていたものだ。20年ほど前、友人のアドバイスで30万ほどかけてオーディオ機器を揃えた。自分はオーディオにはあまり詳しくないので、一式を、すすめられた通りに揃えた。アンプはサンスイ、CDプレーヤーはデンオン、レコードプレーヤーはテクニクス、スピーカーはダイアトーンである。独身の頃はそれで思う存分聴いていたのだが、子供が小さいうちは（うちの子供はいたずらが専門なので）代わりに安価なコンポでCDを聴いて我慢していた。それでも最近になって、いたずらも、そろそろ大丈夫だろうと思われたので、積もった埃をはらってリビングにセッティングしたのである。久しぶりに聴いたレコードには多少の違和感があった。知らず知らずのうちにCDの人工的なサウンドに耳がならされてしまっているのだろう。あのノイズの少ない平板でくっきりとした音である。人間の感覚はおそろしいものだ！と痛感した。しばらくすれば元に戻るだろうが・・。これからは学生時代に集めた数百枚の貴重盤のレコードをゆっくり楽しもうと思っている。
半年ぶりに整体へ行った。帰りにちょっと足を伸ばして白糸の滝へ。ここは、かなり涼しい。気温19度くらい。今日は、大陸からの観光客でごったがえしていた。軽井沢ルートに引き返すと、なにやら物々しい警備。何事かと思いきや、向こうから白バイに先導された黒塗りの車の行列。なんとへいかの一行がいらしたのでありました。道理で沿道に人がたくさん立っているわけだ。残念ながらお姿を拝見することはできませんでしたが・・。
昔の同僚が開いたジャズ喫茶を訪れた。そこで最初の職場の仲間が一堂に会した。20年ぶりのことである。高級なスピーカーからは、ジャズが静かに流れ、洒落た装飾品が至る所に飾られている。まさに都会のジャズ喫茶さながらである。そこでは懐かしい再会もあった。最高齢の方は79歳であった。参加者のかなりの方が既に退職され、第二の人生を歩まれている。店主である自分の先輩も、管理職を途中退職され、この道に入られた。皆さんと話していると、昔のことがよみがえってくる。いい時代だったなぁ！！別に懐古趣味ではないが・・。最近の職場は殺伐としてきている、という感想で一致。こういう会をこれからも続けていこう！ということで会は閉じられた。昨晩、今晩ともジャズの生ライヴがあるとのこと。
フクイチの汚染水流出が問題となっている。今や原発事故は過去の話のように思われるが、まぎれもなく現在進行形である。全く終息などしてはいない。毎日かなりの規模で汚染が広がっているようだ。政府、国民の関心は既に別の方面に移っているように思われるが、何かおかしくはないだろうか！東電も政府も原発再稼働の方にばかり力を入れているように私には思える。何よりもこれ以上地球を汚さないように、すべての力を傾注して、ことにあたるべきなのではないのか！
高校の同窓会がホテルで行われた。今年50歳になることを記念しての催しだった。当初は参加しようか迷ったが、結果的に参加してよかったと思う。初めは参加者の面々を見ても誰なのかわからなかった。次第に記憶がよみがえってきた。昔のままの人。だいぶ変わってしまった人。僅かに面影を残している人など、様々だ。本当にかつての友は懐かしい。恩師もご健在で、参加されていた。御年83になられたという。少し御足がつらそうだったが・・。昔の友達と話していると、自分では完全に忘れたエピソードが出てくるからおもしろい。学生時代同様、みんな、ちゃんづけで呼びかけてきた。
夏の風物詩・盆踊り大会。この地域では、長らく行われていなかったが、今年、何年かぶりに復活した。子供たちを連れて出かけてみたが、なかなかうまくできていた。通常の盆踊りの他に、今風のサンバの踊りもあった。休憩時間には、プレゼント抽選、飲み物、スイカの配布、花火などもあり、子供たちが飽きない内容となっていた。地域の結びつきが年々希薄となり、多くの行事が省略されつつある昨今であるが、やはり、夏には花火大会、盆踊りなどがないと、地域も活気づかない感じがする。
今回の旅行先でのハプニング2つ。旭川のコンビニにて。かなりの悪天候のため、ママが子供たちの雨ガッパを買いに行った。しばらくして、店を出てきたな！と思って見ていると、我々の車とは全く別の方に歩いて行く。どうしたのだろう？と思った。なんと車を間違えたのだ！レンタカーなので、似たような車種と勘違いしたようだ。さらに傑作なのは、そのまま気づかずに助手席に乗り込んで、ドアまで閉めたということ。ふと横を見ると、見慣れない白髪の紳士の横顔！！双方とも唖然として、声すら出なかったようだ。もう１つ。帰りの空港で昼食をとったときのこと。店員から旅行ケース置き場に荷物を置くように指示されたので、そのようにしてから席についた。注文を済ませて、トイレに行くため、店から一旦外に出た。再び店に戻ったときに、見慣れた旅行ケースを持った男性とすれ違った。もしや？と思って店内の荷物置き場を見ると我々の旅行ケースがない！！慌てて追いかけていって取り戻した。相手は酔っぱらいの男性で、悪意はなかったらしく、ずいぶん恐縮していた。たぶん30秒位時間がずれていたら、そのまま持ち去られていただろう。もっとも、中身はほとんどが衣類だったのだが・・。
約140キロの行程をレンタカーで走った。北海道の道路は本当に走りにくい。路上駐車がそこらじゅうにあり、またドライバーの運転も荒い感じがする。必要以上に神経を遣う。今日は悪天候だったが、お目当ての旭山動物園をゆっくりと楽しむことができた。途中、岩見沢のドライブインで食べたとうもろこしと夕張メロンは絶品だった。あんなおいしいものを食べたことはない。北海道の大地はなんて果てしない感じがするのだろう！
