納得する演奏がなかなか聴けない曲

2018-06-23 19:23:09 | Weblog
納得する演奏がなかなか聴けない曲というものがある。すぐに思いつくのは、シューベルトの142の3即興曲、ショパンのバラード1番、スケルツォ2番、ホ短調協奏曲、ベートーベンの悲愴・皇帝、シューマンのクライスレリアーナ、メンデルスゾーンの厳格な変奏曲など。有名な曲が多いが、これらの曲で感心することは驚くほど少ない。なぜだろうか。

抜糸

2018-06-22 21:33:28 | Weblog
ちゃゆみんの骨折した小指の抜糸が、今週月曜にあった。バレンタインデーに手術をして以来、やっと元に戻った。とはいえまだ骨には釘の穴が開いている。完全にふさがれるまで2ヶ月かかるらしい。気がついてみると日曜日の発表会が目前に迫っている。医師の許可がおりたので、急遽出演することになった。準備不足は否めないが、貴重な勉強の場となるはずだ。

空気を読む

2018-06-16 18:58:19 | Weblog
ある調査によると、世界中の人々の中で日本人が最も「空気を読む」傾向が強いようである。逆にドイツ人は最も空気を読まないとされ、アメリカ人やフランス人も空気を読まない傾向が強いらしい。思うに、この国にいると、幼い頃から「空気を読む」ことを強要される環境がある。空気を読まないと集団から干されてしまう。まさに出る杭は打たれる、だ。子供の頃から自然と「空気を読む」ようになる。その傾向は年々強まっていくようだ。しかし、数十年前は空気なんて読まない「豪傑」がうようよといた。しかもその人たちが様々な場面で活躍していたように思う。空気を読むのもほどほどに!日本人と対極にあるドイツ人。日本人ピアニストがなかなか説得力のあるベートーベンを弾けない理由もわかる気がする。

ハッピーとミーちゃん

2018-06-15 21:39:02 | Weblog
我が家の近辺には、独居高齢者が多い。ハッピーは、隣のYさん宅の犬だ。もう歯がない老犬である。Yさんは足が悪いからいつも散歩はその隣のKさんが連れていく。私が通勤する際、ハッピーの散歩に出くわすことが多い。その時、なぜか野良猫のミーちゃんが一緒についてくるのだ。そのシーンは本当に微笑ましい。この情報を取材提供したが、テレビ局からは何の音沙汰もない。いいニュースになると思ったが・・。とはいっても、ミーちゃんは、その散歩に最後まで付き合うことはない。いつも百メートル先の通りの角までである。以前、最後まで散歩に付き合おうとして大通りを渡った所、はぐれてしまい、1週間ほど帰ってこれなかったらしい。ミーちゃん、その一回で懲りたらしい。だから角の辺りまででいつも引き返す。この2匹は高齢者の癒しのペットである。何とものどかな我が家の界隈である。

落葉松

2018-06-10 20:54:19 | Weblog
先日の朝、FMを聴きながら車を走らせていたら、素晴らしいソプラノの歌声に引き込まれた。誰なのかとアナウンスを待っていると、森麻季さん。有名な方だか、あまり聴いたことはなかった。その後YouTubeで調べたら「落葉松」がアップされていた。素晴らしい!かつて嶺貞子さんの実演を聴いて感激したことがあったが、それとはまた違う歌い方だ。作品の魅力をしっとりと、また情熱的に、余すところなく伝えている。願わくは実演を聴いてみたいと思った。

フランソアのショパン全集

2018-06-09 19:00:48 | Weblog
フランソアが弾くショパン全集を1年くらいかけてじっくりと鑑賞した。ショパンの全集としてはやはり歴史に残る名演だろう。路線としては、フランスピアノ界の大先輩コルトーの系統といえるだろう。ルバートを多用して、即興的に歌い込むスタイル。しかしフランソアのものは、より悪魔的でアクが強く、打鍵も強靭だ。神がかり的な演奏もあれば、弾き流した感じになっている演奏、またデフォルメされ過ぎて、作品が異質な感じになってしまったものもある。たとえばコンチェルト1番など。しかし、ぴったりとはまった曲は、彼の独壇場だ。ソナタ2番・3番、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ、バラード4番、24のプレリュードなどは圧倒的な名演である。彼のピアノは、整頓されたテクニックで弾くというよりも、多少強引な迫力で押しきるという感じだ。未だに彼の熱狂的なファンがいるのもわかる気がする。以来このように弾くピアニストは皆無だから。

バラ祭りへ

2018-06-03 21:20:52 | Weblog
今日は家族でバラ祭りへ。色とりどりのバラとその香りを楽しむ。バラ園の隣に住む先生のお宅にお邪魔をした。お茶をいただく。庭とバラ園が隣接しており、あたかも自宅の庭のよう。満開のバラを存分に楽しむことができた。