すぐに答えを知りたがり、効果を求めたがる時代。ネットが普及し、ノウハウ本が爆発的に売れる。しかし、情報・ヒントにこそはなれ、どこにも決定的なことは書かれていない。たとえば大リーグで活躍する諸氏も、ある段階で、人には言えない「何か」をつかんだはずであり、それは何かの発明にも匹敵する、大変なものなのではないだろうか。それは、長年、血の滲むような思いで「探求」し続けたことによってもたらされた、天からのご褒美であり、別な言い方をすれば、人には言えない「キギョウ秘密」とでも言えるのであろうか。
人は、なぜ同じような失敗、しくじりを繰り返すのか。過去の経験から学んでいない、と言えばそれまでだが、失敗の原因を偶然性に帰することなく、冷静に分析し、推論の形でもいいから、紙に書いておく必要があると思う。人のくせは、何十年にもわたってしみ込んできたものだから、直すことは容易ではない。時折、その紙をひっぱり出して、チェックしてみるべきだ。そうすれば、少しは進歩するのではないか。某大准教授との会話から、そんなことを思った。
長らくほうっておいた玄関へのアプローチの工事が終わった。途中、台風での中断があったが・・。この手の工事は、お金をかけたらきりがないが、なんとかよいものができたという感じ。今回の庭屋さんは、シュミレートされた絵を持参の上で工事の提案をしてきたのだ。今や当たり前なのかもしれないが、えらい時代になったものだ、と実感。
昨日の朝は、久々に体がだるく、重くて動かない。思い切って仕事を休み、かかりつけの医院へ。いつもは、待合室に1、2人もいればいい方なのに、なんと前に10人も待っていた。熱も7度3分あり、道理で具合悪いわけだ!新型が心配だったが、どうやらそれではないらしく、一安心。
十月に入った。慌ただしさは相変わらずで、毎日やらなければならないことだらけだ。ゆっくり何かを楽しむ余裕がない。少しずつ寒くなってくると、気持ちまでもが心細くなってくる。年のせいだろうか?