あと数時間で今年も終わりますね。確か、去年今年貫く棒のごときもの、という有名な句がありましたよね。いろいろお世話様でした。来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。皆様、よいお年を!
ちゃゆみんの大好物はなんと海苔とゴマなのです。とくにパパが食べているのを見ると、大きな声をあげて欲しがります。とくにすりゴマは、自分の手でつかみ、顔中真っ黒にして食べます。まだ1歳になるかならない頃なのに、いつもおひげがはえています。
ちゃゆみんの初めてのクリスマス。プレゼントは絵本。七ひきのこやぎと花さかじいさん。ムードを出すために、ケーキの上のロウソクに火をともし、電気を消した。ちゃゆみん、さぞ喜ぶだろう!と思ったら突然、泣きだした。どうやら火が恐かったようだ。おいしいクリスマスケーキには全く目もくれず、顔中汚しながら、大好物のブロッコリーをむしゃむしゃむしゃ。
土曜日の午後、久しぶりに晴れて暖かくなったので、ちゃゆみんを連れて近くの動物園へ行くことにした。先日もママと来たらしいが、家族3人では初めて。ちゃゆみんは、台湾ざるやクジャク、ペンギンを指さして大喜び。この日は、有名な赤カンガルーのハッチくんの子どもの命名式が行われていた。隣接する公園を半周して帰途につく。途中、職員に連れ添われた川上犬がいた。ちゃゆみんに大いに関心がありそうな様子。舐められたらいけないと思い、足早に通り過ぎた。ママは今日、1年間有効の動物園パスポートを購入したみたいだ。
21日18:30~県文。曲目は、シューマンの幻想小曲集とベートーヴェン・リスト編の第九。まず、驚いたのは脱力した打鍵でのタッチのコントロール。とにかく打鍵がやわらかで音がきれいなこと。このピアノの音ならば何時間聴き続けても飽きないだろう。また、何と音色作りが緻密なことか。あわせて、とてつもない集中力。第九でのオーケストラ的な曲作りとヴィルトゥオーゾの側面。邦人の中堅ピアニストの中でも際立った実力派ピアニストであることを印象づけた演奏会。
以前、イチローの父が講演会の中で、小学校から中学卒業時まで、就寝前に息子の足裏をもんでいたと語っていた。彼の類い稀な運動神経はそこから生まれたのではないか?そう仮説を立てた私は、毎晩、ちゃゆみんの足をもんで試している。果たしてこの仮説は正しいのか・・?最近のちゃゆみんのやんちゃぶりと寝相の悪さは、そのせいなのかも?
昨日の会議後、急に寒気がして、熱を計ったら、7度9分もあった。ということで、今日は仕事を休み、布団の中で安静にしている。最近、読んでいる本が、シェルヘンの『指揮者の奥義』。オーケストラの各楽器の特徴やバランスのもっていき方を豊富な譜例とともに解説している。大変興味深い内容であるが、理解できないことも多いので歯痒い。確かにこれだけの知識と経験は、説明されなければわからない領域だ。ほとんどの人は、指揮者のこんな苦労も知らず、平然とわかったつもりになって聴いているのだ。
胎教にいいということで、我が家では赤ちゃんがお腹にいる時から、極力、モーツアルトの音楽を流してきました。とくにピアノやクラリネットのコンチェルト、室内楽など。その中でもとくに家族に評判がよかったのは、カールミュンヒンガー指揮・ウイーンフィルによるフルートとハープ協奏曲、クラリネット協奏曲です。とにかくサウンドがやわらかくてきめ細やか。とても45年前の録音とは思えないほど。他の録音と比べても群を抜いて、耳に心地よく響きます。
毎日、毎日、同じ楽譜を眺めているのに、ある時、ふと細かい表示記号を見落としていることに気づく。おや?という疑問が生じ、原典版以外のアラウ版やシュナーベル版をひっぱり出してみる。しっかりヒントが書いてあるではないか。やはり、歴史的大家の版は、長年のすばらしいアイデアがたくさんつまっている。日頃から原典版に最大限の敬意をはらい、穴のあくほど見つめていかなければならない。
昨日、ママが、ユーチューブの存在を教えてくれた。こりゃ、すごい、すごすぎる!こんなお宝映像があったとは・・しばし絶句!!!尊敬するケンプ、ルービンシュタイン、カサドゥシュのライブがふんだんに鑑賞できる。これじゃ、うれしすぎて体に悪すぎる。