医者とのやりとり

2016-01-24 19:09:53 | Weblog
一昨日。検査後「A型に感染してるようだね。タミフルどうする?熱がないからもう治りかけだよな。処方しないけど。」今日。「先生、昨晩から熱がでちゃいました。」「おかしいな、また別の風邪でもひいたんじゃないの?熱ざましでも出しておくかな。」「先生、タミフルはお願いできませんか?」「タミフル?この段階で処方しても意味ないよ!もう一度インフルの検査する?もう陽性反応は出ないはずだよ」20分後。「あれ、おかしいな、A型に陽性反応出てる!どうする?タミフルは、もう時間が経っているから意味ないけど。」「是非お願いします!」服用後。やっと苦痛な状況から抜け出して、スッキリ!恐るべし!タミフルの威力。それにしてもあの先生の診察どうなの?家に帰っても首をかしげることばかり。

熱と咳でダウン

2016-01-24 09:34:19 | Weblog
インフルとはいえ、熱が出ないから、じっとしているだけで、そのうち治るだろうと気楽に考えていた。それがそもそも甘かった。昨夜からじわじわと熱が上がり、ひどい咳で一睡も出来ず。結局、休日診療所にいくはめに!近くの総合病院に来てみると、なんと今日の担当は、いつものかかりつけ医なのであった。

寝込む

2016-01-23 19:44:10 | Weblog
熱は出ないが咳がひどいので、終日、横になっている。何かしたいが、あまりその気にならない。CDで若林さんの第九やケンプの平均律を聴いている。こうしていると新たな発見がある。

若林顕ピアノリサイタル

2016-01-18 17:04:13 | Weblog
若林顕さんのリサイタルに家族で出かけた。上越文化会館まで。彼の演奏は10年ぶりである。前回はリスト編曲の「第九」だった。その時、次の公演を心待ちにしていたのだ。今回は、ラフマニノフの「コレルリの~」、ショパンの作品25のエチュード全曲、ベートーベンの「ハンマークラフィア」ソナタ。全てピアノ曲史上、究極の作品で占められている。若林さんのピアノはとにかく音がきれい。磨き抜かれたピアニシモには、息をのむほど惹きつけられる。いつまでも聴いていたい音だ。後のサイン会でわかったのだが、とても豊かで肉付きのいい指をしている。どんな難所でも、叩いたり、ピアノと格闘することは皆無。いとも簡単に弾ききってしまうから、この人のテクニックは尋常なものではない。しかし、決して超絶技巧をひけらかすことはなく、真摯に作品に向かっていく姿勢は、いつも感動ものである。これほど重量感のあるプログラムでありながら、後に爽やかな温もりが残るのは、なぜだろう。アンコールは4曲。「金平糖の踊り」(完全にオーケストラの響きだった!)、愛の夢3番、革命のエチュード、最後に「ムーンリバー」を超美音で!超一級のピアニストでありながら、またお客様も大事にする。お人柄もなんとなく家庭的で温かい感じがした。現在、国内最高のピアニストの一人であることは疑う余地がない。

記憶力

2016-01-16 23:37:35 | Weblog
「のうだま」の著者池谷先生の「記憶」についての著書を読んだ。池谷先生は記憶を司る「海馬」の研究者。まさに目から鱗。最新の脳科学からの内容である。脳科学者は最近多く現れるが、これだけの説得力をもって、分かりやすく説明してくれる学者は、そうはいない。自分はピアノを勉強しているので、やはり暗譜の問題が常に立ちはだかっている。ピアニストの中には、暗譜はもう諦めて譜面を見ながら弾く人もある。しかし、あれほど興ざめなことはない。暗譜に自信がなくなって一線を退くピアニストも多い。古くはギーゼキング、現在は横山さんのようなとてつもない記憶力の持ち主もいるが、池谷氏はそれは科学的に説明できるとしている。暗譜はとても奥が深い問題であるが、これを読んで、自分も何とか前進できそうな気がしてきた。また、他に興味深かったのは、池谷氏が九九を覚えていないということ。それでは、簡単な計算はどうするのか?読んでみて、なるほどと合点した。他にも将棋さしは、試合後に打った手をなぜ復元できるのか?など記憶のメカニズムが明快に分析されている。文章も素晴らしく整頓されている。やはり天才的な頭脳の持ち主は、書く文章も極めて精緻である。

坊っちゃん

2016-01-11 00:11:00 | Weblog
ちゃゆみんが、図書館の読書で「坊っちゃん」にはまっている。先日の正月番組で放送されたので、録画し、見てみた。なかなかうまくできている。配役もよい。子供たちも喜んで見ていた。漱石の作品では、わが輩は~難解でほとんどの人が挫折するが、「坊っちゃん」は分かりやすくて万人向きである。この話は人間社会の縮図でもある。学校という狭い世界。田舎独特の息苦しさ。嫌みな学生の意地悪さ。なかなかうまく描けている。僅か1年足らずの松山での経験がもとになって作られいることは間違いない。私も以前、松山と熊本を訪れ、漱石の確固たる足跡を感じとることができた。在任期間こそ短かかったが、後々まで語り継がれる人であった。そうはいっても、地方の一教員だけで終わる人物ではなかった。その間、将来への高い志をもって、着々と力を蓄え、文豪への階段を一つずつ登っていったのだろう。

チャイコフスキーの曲集

2016-01-10 12:47:26 | Weblog
チャイコフスキーに「こどものアルバム」という曲集がある。ここ半年ほどちゃゆみんが取り組んでいるが、素晴らしい曲集だ。平易でありながらも、とても芸術的。しかもチャイコフスキーの代表作・バイオリンコンチェルトやバレエ音楽と似通った旋律が随所に現れる。音符の数は少なくとも、そこは天才。素晴らしい作品に仕上がっている。調べてみると、プレトニョフやフェルツマンもレコーディングしており、早速フェルツマン盤を購入。毎朝流している。是非、自分も勉強してみたい曲の一つだ。