大晦日

2017-12-31 20:32:23 | Weblog
大晦日です。今年も無事に過ごすことができ、ひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。いつの間にか50代も半ばに近づきつつあります。最近、心がけていることは、当たり前のことですが、後悔なく過ごすこと。まず、一生懸命子育てをする。しっかりと教育をする。また、音楽の勉強に関しては、今まで憧れていたものの、まだ無理だと避けていた曲、若い頃に浅い理解のまま、いたずらに弾いただけの曲などを中心に取り組むこと。これからいつまで勉強できるかということもあるので、今一番取り組んでみたい曲に絞って練習しています。だから毎日が本当に充実している。そんな毎日なので、最近気づいたことは、指がよく回るようになり、記憶力も上がってきたような気がします。(気のせいか?!)来年も少しでも前進したいと思っております。今、テレビではN響の第9が放映されています。指揮はエッシェンバッハ。私が初めてクラシックのコンサートに出かけたのは、エッシェンバッハのピアノリサイタルが最初でした。懐かしいです。あれからもう40年も経ってしまいました。時の流れを感じてしまいます。来年もよい年でありますように。それでは皆様、よいお年を!

コメダコーヒー

2017-12-28 19:31:57 | Weblog
地方では、なかなかゆっくりとくつろげる喫茶店がない。昔、渋谷駅前にあった「らんぶる」のような名曲喫茶があれば理想的だが・・。最近、娘の塾の待ち時間に行くのがコメダコーヒーだ。名古屋から出店したコーヒー店だが、とても居心地がよい。静かにジャズが流れていて、くつろげる。読書や仕事もかなり捗る。ファミレスの不味いコーヒーとは違い、美味しいコーヒーと居心地のよさ。本当にありがたい喫茶店である。

メナヘム・プレスラーの書籍

2017-12-27 19:02:45 | Weblog
今、メナヘム・プレスラーの書籍を読んでいる。数年前に聴いたブラームスとショパンの演奏が今も頭から離れない。もともとボザールトリオのピアノ奏者だったから、音楽家としてのスタートは巨匠ルドルフ・ゼルキンと同じようだ。ソロ奏者になったのはかなり高齢になってからで、90歳でのベルリンフィルデビューは異例なことだ。いずれにしても、トリオの活動を通して音楽の土台を築いたことは間違いない。そこで押しも押されもせぬ音楽性を身につけたのだろう。だから懐が深い音楽となるのは当然のことだ。書籍を読むと、プレスラーの音楽観がわかって大変興味深い。とにかく、プレスラーほど柔らかく、いつまでも聴いていたくなる音色は珍しい。世界中のクラシック愛好家を虜にする理由もわかる気がする。願わくは、もう一度演奏を聴いてみたい。

活字を鵜呑みにしない!

2017-12-26 22:20:49 | Weblog
最近、漠然と考えていることは、活字にされていることを信用してはいけないということ。ある事柄が活字にされてしまうと、あたかも事実であるかのように思われてしまう。そして、ともすればそれが独り歩きをする。しかし、そのまま鵜呑みにしてはいけない。活字にされたものの中にも、真実がねじ曲げられたり、誤解されたり、脚色されたことも実際は多いのではないかと思われる。究極的には、自分が実際に体験したものでなければ信用してはならない!活字にされたものの中にも貴重な情報はもちろんあるが、それを鵜呑みにしてはならない。ネットの情報は尚更いうまでもない。

慌ただしいクリスマス・イブ

2017-12-24 19:18:25 | Weblog
昨日から娘の冬期講習が始まった。これから年末年始を除いて10日間、午前中の講習会がある。そのうち3日は模試である。なんともハードな塾である。毎日、隣の市まで送迎しなければならない。ママと交代で何とか乗り切りたい。また今日の夕方はピアノレッスンがあった。今年の締めくくりのレッスンだった。先生のお子さんもうちの子と同じ塾に通っていることを知り、びっくりした。とてもいい塾だが、お金はかなり高いということで一致!親のできることといえば、とにかくせっせとお金を払い、ひたすら送迎するのみ。あと、昼間、木村先生の草木染め展覧会に行った。20数年前に横浜から移住され、地元で活躍されている芸術家。草花のみならず、昭和の風景を描いたユニークなものもあって、なかなか楽しめた。

保護者懇談会

2017-12-10 19:36:58 | Weblog
昨日、塾の保護者懇談会があった。私が参加した。成績データを見ながら、いろいろなアドバイスをいただいた。とても参考になる内容だった。さすがにプロの指摘は違うな!という感じがした。間もなく冬期講習が始まる。かなり意識が高い子たちが30人集まるらしい。うちの子はのんびりしているから、少しでも刺激を受ければ、と思っている。いつも言われることだが、うちの二人の子は、お互いの性格を足して2で割ると理想だとのこと。アバウトで好奇心旺盛な姉、潔癖で完璧主義な妹。同じように育てたのに、どうしてこうも違ってしまったのか?考えてみれば、自分も弟と性格は正反対だ。

高齢化

2017-12-08 19:53:23 | Weblog
どの地域もそうだと思うが、この地域でも高齢化が進んでいる。年末に困るのは、次年度の隣組役員決めだ。このあたりは、高齢の独居者が多い。さすがに80を過ぎた独り暮らしの老人に順番とはいえ、役をお願いするわけにはいかない。勢い働く世代が、短い間隔で務めざるを得ない。組によって世帯数のアンバランスもあり、区の執行部が役を務められそうな世帯数を調査・把握し、隣組を再編するべきという意見も出るほどだ。

柳川先生のリサイタル

2017-12-03 22:27:23 | Weblog
軽井沢大賀ホールにて恒例の柳川先生のピアノリサイタルがあった。なんと85歳の独奏会である。曲はバッハ・ブゾーニのシャコンヌ。シューマン子供の情景、ショパン24のプレリュードである。例年より若干軽めのプログラムだが、およそ85歳が弾くプログラムとはとても思えない。それぞれデビュー当時からのレパートリーで、先生のお得意な作品だ。感想を一言でいうなら、本当に立派な演奏会だった。シャコンヌは男性的でシャープな演奏。難所でテンポを緩めるどころか、一気に畳み掛ける。まさしくドラマチックな展開であった。子供の情景は、一転して潤いのある詩的な演奏。またショパンは、万華鏡のようにいろいろな歌が様々なタッチで弾き分けられた。全て85歳とは思えないみずみずしい潤いのある音色であった。(年齢が高くなると乾いてスカスカな音色になる人が多いが・・)お客様は、柳川先生の芸術を心ゆくまで堪能できたことと思う。先生のピアノは、いつも作品に対して一期一会の勝負をかける。その姿勢は、潔いという爽快感をもたらす。時にはおやっ!という弾き損じもあるが、ご自身の信ずる音楽を確信をもって披露される。その入魂の響きには全くもって脱帽であった。本当に現代のピアニストとしては稀有な存在だ。