保護者懇談会

2019-06-22 20:43:33 | Weblog
今日は塾の保護者懇談会がありました。前期中間テストの結果を受けての懇談会です。なかなか厳しいことを言われました。もっととれたはずですよ!塾の生徒の半分くらいは9割以上得点しています。あなたには解く速さが必要です。トップクラスの子は速さと集中力を兼ね備えています。女子は急激には伸びません。段階的に力をつけていかないと!なるほど!うちの娘はのんびり屋なので、困ったものです。来週から2週連続で模試となります。その結果でまた座席の移動があります。それにしても、良薬は口に苦いものです!

ロ短調ソナタ

2019-06-15 11:36:53 | Weblog
先週の柳川先生のリサイタル以来、ママがその演奏会の感動を反芻している。とくにリストのロ短調ソナタが気に入ったらしい。よさを理解するには時間がかかる曲だが、柳川先生の演奏でリストに開眼したらしい。毎日、いろいろなピアニストのCDで曲を流している。丁度200年ほど前、リストはこの曲の自作自演でヨーロッパ中の人々を虜にしてきたことだろう。

新聞

2019-06-12 20:26:15 | Weblog
この4月よりA、Y、Mの全国新聞3紙と地方紙を読む毎日となった。とても面白い!今日は老後に2000万貯蓄が必要だと金融庁が指摘した記事。Aは1面トップ記事、地方紙もトップ記事、Mは1面の2番目と2面に特集が組まれている。ところがYはなんと4面である!これには驚いた。とはいっても全国紙。それぞれ記事の内容水準は高い。優れた記者はどの新聞社にもいる、ということがわかった。それぞれの新聞に目を通すのが楽しみな毎日である。

柳川先生の東京公演

2019-06-08 22:09:25 | Weblog
柳川先生の東京公演に行く。今日は午前中に仕事が入り、午後はちゃゆみんの塾もあり、その終了を待って連れていく。ママとこみは一足先に上京し、夕方上野で落ち合った。先生の約1週間あいたリサイタル。今度は、場所も雰囲気も全く異なるピアノ奏者の殿堂。今日の先生は気力・体調ともに万全の感じがした。ホールの違いのためであろうか、前回と演奏、とくに音色の印象はだいぶ違った。先週はドビュッシーの柔らかい儚げな音が多用されていて驚いたが、今回はリストの充実した和音が印象的だった。先生の素晴らしさがリアルに伝わるプログラムだったように思う。それにしても80代後半でソロリサイタルを催すこと自体奇跡的だが、このプログラムでリサイタルを行えるピアニストは世界でどれくらいいるのだろうか?今日1日スケジュールはハードだったが、上京していいひとときを過ごすことができた。

ライナーとルビンシュタイン

2019-06-08 17:05:11 | Weblog
わずか3曲のレコーディングをもって仲違いをしてしまった名指揮者ライナーと巨匠ルビンシュタイン。54年録音のブラームスピアノ協奏曲1番を聴くと、いろいろと考えさせられる。冒頭からオーケストラの音圧が凄まじい。当然負けじとピアノの音圧も凄いが・・。とくにピアノが始まるしばらく前、ティンパニが入る所。凄まじい落雷があったかのような趣きだ。音程のピッチも故意に変えているのか?その瞬間、序奏を聴いていたルビンシュタインは武者震いをしたのではなかったか!曲の終わりまで両者一歩も譲らず、丁々発止が続く。聴いていて、スリリングですらある。巨匠同士の共演は愛好家の間では望まれるところだが、レコーディングまではなかなかこぎつけるのが難しいのだろう。所属レーベルの問題もある。カラヤンとリヒテルのコンビもチャイコフスキーの1番だけで終わってしまった。その後のカラヤンの指揮するコンチェルトは、カラヤン主導だと思われるものばかりだ。コンチェルトでは指揮者ソリストどちらか一方が主導権を握りすぎていると、やはりつまら
ない!ピタリとそろっていなくても、両者の音楽性がぶつかり合い、戦っている様子も聴いていて痛快である。コンチェルトというものは、やはり一期一会の世界なのだろう。

円熟の名演

2019-06-02 21:04:42 | Weblog
柳川先生のリサイタルが軽井沢大賀ホールで行われた。今年9月に87歳になられる先生。プログラムは、前半がベートーベンのテンペスト、リストのロ短調ソナタ、後半はドビュッシー前奏曲2集全曲である。毎回のように超重量プログラム。たとえるならば、エベレストに登山するようなものか?今回は演奏開始時間が10分過ぎてもステージに登場されず、少し心配した。しかし、演奏が始まるといつものような練りに練り上げた極上の音色が会場内に響きわたる。いずれも以前に取り上げられたプログラムだが、その印象はだいぶ異なっていた。ロ短調ソナタはより悪魔的な要素が加わり、さらに神聖な光のようなものまでも感じられた。ドビュッシーはさらに圧倒的。様々なタッチを駆使した音色のマジック。こんな表現・音色が可能なのかと度肝を抜かれた。柳川先生は80代後半を迎えられたが、演奏は毎回進化している。前人未到の領域を歩まれつつある。この2時間のコンサートに込められた先生の芸術メッセージは計り知れない感じがした。6月8日東京文化会館の公演も楽し
みである。