音楽の宝石

2012-01-25 17:13:22 | Weblog
ブラームスの3つのバイオリンソナタ。私は、以前からそれを「音楽の宝石」とよんでいる。学生時代、M田の旧図書館内にあるT山文庫で 初めてその存在を知った。まず、はまったのはメロディックな2番。それから荒々しくドラマチックな3番。最後に平安的な中にメランコリーが漂う1番。今、何が一番好きか、とたずねられたら、躊躇うことなく1番、とこたえるだろう。以前、ハカセたろう氏が60才になったらブラームスを弾くのが夢、と語っていたようだが、バイオリニストの究極の目標とでも言えるのであろうか。1楽章初め。ピアノのGドゥアの和音からしてこの曲の世界にはまりこんでしまう。3楽章のコーダはなんとも言えない、しみじみとした情感にあふれている。ここでは適切なテンポが命。残念ながらテンポが走りすぎて、夢から覚めてしまう演奏も多い。とにかくバイオリニストのみならず、ピアニストにとっても永遠の憧れの曲、といっても、過言ではないだろう。

ピロリ菌

2012-01-24 17:11:10 | Weblog
昨年末に人間ドックを受診したが、二項目でひっかかってしまった。まず一つ目は、血中のカリウム欠乏。震災後の食生活の変化が影響したためであろうか。過去のデータを見ても自分の場合、確かに低い。体質かもしれないが、今回はとくに低かった。いずれにしても無機質は、身体を整える重要な要素らしいから気をつけないといけない。そして二つ目は、ピロリ菌感染である。これは、今回からオプションとして新たに加わったものだ。以前から調べてもらいたかったので、ちょうどいいタイミングだと思い、申し込んだ。簡単な血液検査でわかってしまう。・・・やはりピロリ菌は住み着いていた。そもそもピロリ菌とは、だいたい5才頃に感染し、思春期以降は感染しないものらしい。50才以上の方は8割がた感染しているとのこと。5年前まではなにも言われなかった胃検診だが、ここ2、3年は慢性胃炎と診断されるから、少しでもリスクを軽減するべく、思い切って除菌することにした。保険はきかないから薬も実費である。約8000円もかかっただろうか?1週間かけて、抗生物質2種類を飲み続け、夕べやっと飲み終えた。心なしかスッキリした感じだが・・。3月末に呼気検査をして、除菌できたのかが判定される。約9割の成功率らしい。

原発マネー

2012-01-22 19:58:45 | Weblog
今日の毎日新聞に、原発をめぐるカネの流れが、2面にわたり詳細に掲載されている。明るみになった事実をみれば、政官業学、みんな癒着しているではないか。事故後、どうりで肝心な所でみんな沈黙していたわけだ。因みに、反原発の京大・小出先生への献金はゼロ。露骨である。やはり、カネで密接に結びついていた日本の社会。そう簡単には変えられないだろう。

商談

2012-01-22 13:42:35 | Weblog
自分は、あまり車のことには興味がないが、さすがにマイカーの走行距離も16万5000キロを超え、所々故障が目立つようになってきた。そこで春の車検を前に、年末から新車購入を考え、調査を開始した。T社、N社、H社あたりが妥当だと思い、早速6か所ほど回ってみた。自分は駆け引きが嫌いで、苦手な方な方である。しかし、さりとて高い買い物。とりわけ住宅ローンを抱える身なので、少しでもお買い得感がある方がよい。そこでわかったのだが、セールスの人のやり方は様々だ。ただ平然と定価のままで見積もりを出してくるディーラーもあれば、これだけ値引きしますと額を示して迫ってくる者もいる。まだ若く、月間の販売実績を気にして、破格の価格を提示してくるディーラーもいる。車の機能もそれぞれ一長一短で、すべての好条件を備えた車は、存在しないことがわかった。こちらの譲れない条件は、4WDであること。7人乗り、車体がしっかりしていることである。6か所目に回ったT社は女性が担当で、少し不安があったが、商談の最後に、今は決算期に入りつつあるので通常なら15万のところを20万値引きする、とのこと。いきなり投げかけられた直球である。それなら、そこにスタッドレスタイヤもつけてください、買いますから、とこちらも勝負をかけた。現在の車のおよその値引き限度は、ネットを調べればすぐわかる。いちかばちか、こちらも値引き限度に迫ってみたである。結局、限度を超える値引きは引き出せなかったわけだが、それに近い、十分納得できる条件であったので、契約することにした。それにしても疲れた、というのが感想。











予知

2012-01-19 13:59:08 | Weblog
大震災を現代の科学のレベルでは予知できなかった。しかし、震災前に、それを危惧する情報があったことを最近知った。それは昨年3月4日に、茨城の海岸に鯨52頭が打ち上げられていたという情報である。これは重大な現象だと思う。ネットで検索すると、当時の日付で付近の人が心配する記事がいくつか出てくる。この手の話は、流言につながる可能性があるので慎重に扱う必要がある。しかし、科学は万能でないので、たとえ些細なことでも、異常な自然現象には敏感になり、科学では説明のつかないことでも、常に「直観」を働かせていくことが、現代を生き抜くことにつながるのではないだろうか。

落合氏の著書

2012-01-14 11:59:16 | Weblog
最近話題の落合前中日監督の著書を読んだ。大変面白かった。とにかく、この人は賢い人だ、というのが第一印象。寡黙で愛想もよくなく、周囲の評判は今一つだったようだが、この一冊を読めば、彼の今まで考えていたことが、手に取るようにわかる。選手の育成法、操縦法、采配など、どれをとっても、考え抜かれた彼独自のやり方であり、ずば抜けた彼の実績を裏付ける素晴らしいものである。彼の名前を聞いただけで、苦手意識を持つ人もいるようだが、野球界で彼ほど成果をあげた人はそれほどいない。リーダーたる人は、分野こそ違っても、彼のアイデアに耳を傾けるべきだ、と思う。

小沢氏と村上氏の対談集

2012-01-12 16:56:26 | Weblog
最近、話題になっている小沢せいじと村上はるきの対談集を読んだ。正直言って、村上氏がここまでクラシックを聴き込んでいるとは、思わなかった。そもそも音楽家とクラシックおたくとは、相容れない存在である。一流の音楽家であれば、クラシック愛好家とまともに対談をすることなど敬遠してしまうだろう!ところが、それが実現してしまったのである。しかも小沢氏が、村上氏からの質問の数々を真摯に受け止め、それにこたえている。そして、自らも今まで気づかなかった新しい発見をしている。大変痛快な内容であり、小沢氏の音楽観の一面を垣間見ることができる。また、村上氏の文章もくせがなくてよい。某新聞社のクラシック執筆者のようなもって回った気障な表現でなく、さらりとした文章だ。是非、おすすめしたい一冊である。

あけましておめでとうございます

2012-01-01 18:16:54 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。今日は、空一面に晴れわたった素晴らしい日和でした。我が家では、毎年、徒歩で近くのS神社に詣でます。S神社に参拝すると、護符をもらってきます。まゆ玉のついてるもので、子どもたちが喜ぶものです。今年もあと数個しか残っていないところで、幸運にもGETすることができました。今年はいい年になるでしょうか。皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。