ダ・ヴィンチ

2019-07-30 09:26:51 | Weblog
アイザックソンの力作「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を読んで衝撃を受けた。ダ・ヴィンチという人は、1人でノーベル賞をいくつも獲得できるほどの人だったのではないか?あれほど好奇心に溢れている人は、人類史上なかったのでは?キツツキの舌を観察する、三角形から正方形を切り出す、鳥の羽を調べ、人工翼の設計、心臓の弁の働きの研究、大都市に運河を走らせる事業、戦争兵器の開発・・。画家というのは一面の姿に過ぎず、関心のあることを次から次へと追究していった。こんなに充実した人生はないだろう!「モナリザ」の微笑も偶然の産物ではなく、人体解剖に6年間も取りつかれたり、流水・光線・宇宙の研究、数学・幾何学、その他あらゆるダ・ヴィンチの「追究」が凝縮されたものとして理解できた。それにしても、人類にはとてつもない巨人がいたものだ!

ピアノ発表会

2019-07-14 20:15:49 | Weblog
今日はママの誕生日・パリー祭の日である。娘たちは1年ぶりのピアノ発表会である。いつものように最高級ベーゼンの楽器で弾ける発表会である。妹はひたすら真面目に練習してきた。少し慌てている感じもあったが、まずまず弾けた。姉ちゃんは中学生となり、極端に練習時間が少なくなった。しかも、親父にレッスン姿は見られたくないらしく、練習もアドバイスもシャットアウトであった。同然、本番では練習した分だけしか出ない。途中でテンポが速くなる、音抜け、音の粒がそろわないなど反省点ばかりが目立った。音楽はそんなに甘くないのだ。今日弾いたモシュコフスキーのエチュードなど、名手のアンコールピースのレベルだ。コンクールまであと2週間。果たしてある程度の所までもっていけるだろうか?

新聞記事

2019-07-07 16:17:39 | Weblog
今日、A新聞の1面になかなか手厳しい社説が載っていた。「このままチョウ笑するセイジを続けるのか?」というものだった。学生時代、有名な評論家TK氏の特別講義があり参加したが、その中で「なあ君たち、○○みたいな紙くず同然の新聞など読むもんじゃないぞ!」とおっしゃったのを思い出す。しかし今、冷静に考えてみると、○○新聞は大変良識のある新聞であると思う。