あっさりと

2013-07-30 16:41:53 | Weblog
最近、シンプル イズ ベストを目指す気持ちが強くなってきた。年のせいだろうか?極力、無駄を省きたいのだ。とくに人間関係。これはこじれると、かなり消耗する。適度な距離感が大切であるが、ともすると深入りしてしまうのが人間の性。仕事においても、最低限の会には参加させていただくが、それ以外はパス。思いきったやり方をしないとロスが大きいし、自分のしたいこともできない。直感的に距離をとっていた方がいいと思う者、策士、何かと勘違いしている者、上ばかり見ている者、嫌なオーラを出している者等、なるべく近づかないで、自分を守る。これらの人たちとは、仮に戦ったとしてもかなりの消耗こそあれ、益なし。貴重な時間とエネルギーは、有効利用するべきだ。言うまでもなく、大切な人たちとの交流は、この限りではありません。

千住さんリサイタル

2013-07-21 15:52:20 | Weblog
千住まりこさんのリサイタルが大賀ホールであった。彼女のバイオリンを聴くのは数年ぶりである。先月、お母さんをなくされたようで、コンサートへの思いも並々ならぬものを感じた。前回は、ストラディバリの名器を手にして間もない頃で、まだ楽器の鳴りが今一つという印象を受けたが、今回は名器がすばらしく鳴り響き、ホール全体が美音に包まれた。千住さんは、その演奏の好き嫌いを越えて、いわゆるスターだと思う。ステージでの身のこなし、演奏、お客さんの熱狂ぶりなど、スターとしてのすべての条件を備えている。塾時代、彼女は哲学科で美学を専攻していた。NHKTVでチャイコフスキーを聴いて以来、大ファンであった自分は、彼女と同じゼミに所属する先輩Yさんを通して、草月ホールでの演奏会終了後に個人的に紹介していただいた。そのとき、緊張のあまり、不覚にも眼鏡を落としてしまったのである。千住さんはすぐさま気づいて、拾い上げてくださった。大変心遣いの行き届いた方だと思った。あの頃は、演奏家への道を躊躇されていたようだが、今や
日本を代表するバイオリニストとして、王道を歩みつつある。

学生野球

2013-07-15 16:28:26 | Weblog
久しぶりに学生野球を見に行く。学生のスポーツは、本当に最後までわからない。点差がついて、勝負あったか、と思っても、急に風向きが変わって気がついてみれば、ひっくり返されたり、僅差の勝負になったりする。学生くらいの年齢では、まだメンタルのコントロールが難しいのだろう。音楽会でも似たような経験をすることがあるが、一流の演奏家は、時に崩れそうになる瞬間があっても、決してその状態のままということはない。何事もなかったかのように、平然と軌道修正して、すばらしいパフォーマンスを繰り広げるのだ。

ピアノ発表会

2013-07-13 18:56:35 | Weblog
子供たちのピアノ発表会があった。こみは、デビュー演奏会。ちゃゆみんは3回目。準備はだいぶ難航したのだが、二人ともまずまずの出来で、一安心。45人ほどの出演者で延々4時間のコンサートをすべて聴いた。やはり別の門下の発表会は、とても参考になり、いろいろと考えさせられる。最後にゲスト出演したのが、かの有名な山本たかしさん。ここの出身者ある。そんな著名ピアニストの演奏が聴けるなんとも贅沢な発表会だった。