昨日は、精密機械の会社を見学。2年ほど前に建てられたばかりの最新の施設。ぜいたくなほどの広い空間。アルプスが一望できる見晴らしのよい食堂。印象的だったのは、3時のチャイムがなると一斉にラインがストップされ、休憩となる光景。自販機に列ができ、しばし仲間と談笑しながら、喉をうるおす。自分の仕事とはだいぶ趣きが異なるが、家族のために懸命に働くという点では、どこの世界でも同じだ。
今日は、リハビリ学校の施設を視察。骨格学の授業を見る。骨の標本を手にとりながら、英字で書かれたテキストを読むというもの。リハビリは、ものすごく学ぶべきことが多い。また、これからも無限に発展していく分野だろう。考えてみれば、ピアノの練習もリハビリに近いものがあると思う。必要とされる運動を分析して、頭の中に新しい運動回路をつくらなければならない。頭のやわらかいうちなら、その回路は簡単に獲得できる。しかし、年齢がいくと、じっくりと時間をかけて頭の中にその運動を納得させていかなければならないのだ。
朔太郎氏の評論は、評論家の評論とは違っていて、きわめて優れている。天才詩人ならではの切り口で書かれており、深く感心する。素晴らしい叙情詩には、独特の美感が漂っており、それを氏は、「にほひ」と名付けた。確かに、一流と言われる芸術には、共通してその「にほひ」が存在する。しかし、それを生み出そうとする側からすれは、容易なことではないだろう。才能プラス努力。限りない試行錯誤の末にたどりついた、天才にしか産み出し得ない産物なのか。
人を騙したり、陥れたりして、仲間を平気で傷つける輩。どこの世界にでもいるものです。そういう周りに負のオーラを放っている者。他人を傷つけて喜んでいるようですが、実は同じ度合いで自分自身をも傷つけているのです。本人は気づいていないだけです。ゆくゆくは必ず、天罰が下ります。例外はありません。友よ、がんばれ!
今日はバレー大会。家の近くの体育館に来ている。試合開始まで、もうしばらく。館内はかなり騒がしいので屋外の日陰で一休み。すると昔の同僚がやってきた。しばらく積もりに積もった話をする。自分より年上だが、うちの子と同じ学年になる二人のお子さんがいるようだ。つくづく子育ては体力勝負だ!といってらした。彼はまた、寺を継いでおり、数十の檀家を持っているらしい。そのことも悩みの種となっているとのこと。そうして1時間近くも話してしまっただろうか。
NHKの番組でスロージョギングが体にいいらしい、とのことであった。仕事の同僚にその話をしたら、彼は既に5年間、毎朝2キロ走っているという。毎食玄米、毎日30分のフルート練習など、しっかり習慣づけられているらしい。とても温厚な方で、いつも心優しい。自分も見習わなければ・・。
そーめんやのおばあちゃんと言えば、うちの近所で知らない人はいない。御年98歳になられるが、矍鑠としている名物おばあちゃん。いつもは杖をついておられるが、大好きな子供たちを前にすると、杖などかなぐり捨て、ジャンプまでして驚かされる。お気に入りの手押し車で町内を闊歩し、眠くなればその場でお昼寝!どこでも自分の庭のようで、誰とでも話をし、いつも楽しいことばかり考えている。ちょっとした仙人のようだが、あくせくとして毎日を過ごしてしている私たちに、生き方のお手本を示しているかのようだ。
今日は、こみたんのお宮参り。近くのS神社にて。ここは、写真館と料亭が隣接しており、とても具合がよい。こみたんは穏やかで、あまり泣かない子だ。お姉ちゃんのオテンバぶりとは正反対だ。予想どおりちゃゆみんは、興奮ぎみで、料亭でも走り回ったりして、大変だった。こみたんは、神社で大きな太鼓の音にびっくりして泣いた以外は、終始ご機嫌。健康ですくすくと育ってほしい。
いい発想というものは不思議なもので、泉が湧き出るように次から次へと浮かんでくる時期もあれば、何ヵ月も停滞して、ぱっとしないことがある。何が原因なのであろうか。インスピレーションが鋭い時期に頭に浮かんだことを断片でもいいから書き留めておき、停滞している時にそれを見ると抜け出すきっかけになる、と小山みちえ氏が語っていたのを読んで、なるほど!と思った。