花の景色を楽しむ

2016-05-29 15:24:49 | Weblog
1年を通して楽しみな花の景色が決まっている。紅梅から始まり、杏、桜へ。桜が終わると桃、そして真っ赤な花もも。そうしている間に街路樹の花水木・・。間もなくニセアカシアのいい香りが漂い始める。今日は整体で軽井沢に来ているが、ニセアカシアが満開で芳しい。家の庭に咲いている濃紺の菖蒲にも目を引かれる。しかし、毎年、この季節は忙しいばかりで、ゆっくり楽しめないのが残念。

最近の感想

2016-05-28 22:22:07 | Weblog
オバマ大統領が広島を訪れた。素晴らしいことである。いろいろ言う人がいるが、広島で黙祷を捧げた米大統領の姿勢は、歴史的にもすごいことだと思う。私はこのことを大変評価したい。あと小保方さんのこと。私はあの研究が、難病治療の最後の切り札になることをひそかに期待していた。しかし、論文取り下げ、博士号剥奪など、ものすごいバッシングの嵐が続き、内心、心苦しいものがあった。一方で、武田先生など擁護する人もあったことも事実である。ここに来てアメリカ、ドイツがスタップ細胞の特許申請をしているとのこと。いったいこれはどうしたことなのか?スタップ細胞が存在するとでもいうのか?仮に存在するとしよう。だとすると、理研のマクヒキの発表は何だったのか?早大の博士号剥奪は何だったのか?歴史を変える発明に対し、よってたかってバッシングをし、当人を追い詰めた罪は重くはないのか?。むしろ、この発見を応援し、じっくりと研究できる環境を作ってあげるべきだったのではないだろうか。そうすれば、アメリカやドイツにおいしいところを持っていかれることもなかったかもしれない。それが、日本という国の組織の最大の失態だったということになる。スタップの存在が本当に事実だと証明されたとする。小保方さんの功績は、そのアイデアの素晴らしさにある。論文がいかに不完全なものであっても、そのアイデア自体が世紀の大発見であったのだ。それを内外の圧力に屈し、小保方さんを守れなかった天下のワセダの対応は、かえすがえすも残念だったということになる。果たしてそうなるのか?

10周年

2016-05-17 21:26:24 | Weblog
なんとかこぎつけた10周年。平坦な道ではなかった。ケンカの数、数えきれず。自分がこんなにも気が短いとは思ってもみなかった。只今、子育て真っ最中。感慨にひたる余裕などなし。ひたすら毎日の生活を送るのに精一杯。子供が成人するまで頑張るのみ。

九州地方の大地震

2016-05-15 21:21:13 | Weblog
九州・熊本地方を中心とした大地震から1ヶ月余り。まだ、多くの人が避難生活をしていると聞き、心を痛めている。先日、近くに住む知人に連絡をとったところ、寝入り端に起きた本震の揺れがものすごく、飛び起きて震えが止まらなかったと言っていた。震源地のみならず大きな被害を受けた熊本城。以前、その素晴らしい武者返しの石垣を見て感動したことがある。そのとき、確か東工大の先生の設計による再建だと知った。阿蘇の草千里、天草下田温泉、出張で訪れた南関町、鹿児島本線沿線の自然あふれる景色など、熊本は思い出深い県である。1日も早く避難生活が解消され、皆さまが日常生活に戻れるよう願っております。

プロとアマの違い

2016-05-15 17:15:17 | Weblog
プロとアマの違いって何だろう?それだけで飯を食っているかどうかというのが、プロであるかどうかの判断基準なのか。だとしたらお前は自分の仕事のプロなのか?・・そう言われてもいささか心許ないものがある。このプロとアマのことについて、2人の天才が次のように語っているので興味深かった。かの外山滋比古先生曰く、「素人に何ができるか、プロの道は厳しい。アマチュアが暇をみてはやる程度ではろくなものができるわけはない、という意見があるが、アマチュアこそ知的創造に適している。素人は大胆に知的冒険を試みることができる。」また、名バイオリニスト・メニューイン氏曰く、「私は自分をアマチュアでないと考えるのが好きでない。アマチュアとは自分のやっていることを愛する者をいう。私はプロよりもアマチュアでいたい。昔日のウィーンのように誰もが音楽を楽しんでいる社会をみたい。」お二人とも素人を勇気づける言葉をおっしゃっている。

M画伯宅へ

2016-05-08 15:25:03 | Weblog
M画伯から、以前、連絡があり、文学全集を譲りたいとのこと。有り難くいただくことにしたが、なかなか時間がとれなかった。今回漸く訪問することができた。80才を超え、最近は人物画を描いているという。新しい描き方を模索しているようだ。著名人からのリクエストだという。今日教えていただいた言葉。「山川草木悉有仏性」この「仏性」をどう解釈するか、解釈が分かれるところだが、「可能性」ととらえたらどうだろうか?ということであった。毎回様々なヒントをくださり、有り難い限りである。「心眼」で掘り下げた作品創作。畑違いの著名人にも熱烈なファンがいるらしい。帰りに知り合いのジャズ喫茶を訪れるも、本日休業の看板。あ~残念。そこで久しぶりに天竜川の辺りを歩いてみることにした。新緑がみずみずしく、気持ちがよかった。

遅刻について

2016-05-03 00:17:43 | Weblog
30年ほど前・大学生のとき、付属高校M先生の講座をとっていた。ある時、先生が曰はく「だいたい○○なんてのは、遅刻するくらいで丁度いいんだ!」この言葉を未だに鮮明に記憶している。これから社会人になろうとしている我々にとって、この言葉はかなり逆説的に響いた。無論、社会人として遅刻など絶対に許されない局面も当然ある。しかし、この言葉には、ある意味、真理が隠されていると30年経った今でも痛切に思う。