室井まやこさんの著書を読んだ。92歳の現役ピアニスト。当然、国内では最高齢である。日本ではクロイツァー、欧州ではロロフやケンプに師事したようだ。読んでいていろいろ考えさせられる内容であった。コンサート前は、今でも1日8時間の練習をするそうである。その間、今まで気づかなかった所の探し物をしているという。また、バックハウスのホテルでの練習を盗み聞きした話。納得のいくアパッショナータを弾くまでに90年かかったことなど、興味深い話が多かった。
続いて出かけたのが弁天さんのしだれ桜。数年ぶりであります。山あいの秘境にあります。知る人ぞ知る名桜。この景色と下界の眺めをゆっくり見ながらのお昼です。そこで従兄夫妻とばったり遭遇し、びっくりしました。
毎年、里から一週間遅れで満開になる樹齢400年の延命地蔵の桜。今年も見事に咲きました。江戸時代初期から咲き続けていることになります。
朝、寝床の中でウグイスの鳴き声を聞いた。うつらうつらとした中で、ずいぶん下手な鳴き方に聞こえた。まだ、若いウグイスなのであろうか？夏、高い山に移動する頃には上手になるのかな？花ももがきれいに咲くこの頃。
昨年8月以来の整体へ出かけた。家の近隣は桜真っ盛りだが、軽井沢は未だに冬景色。梅、桜もまだの模様。ひさびさだったので、だいぶずれていると言われた。帰りにお気に入りの蕎麦屋に入る。ここはつなぎに海草を使っている。独特の食感がある。この辺りも風は結構冷たい。
私は、郵便局に何か用があるとき、町中の郵便局には行かないで、少し離れた郊外の郵便局に行くことにしています。人が混んでいないということもありますが、なによりも局員さんの対応が温かい。あののどかでローカルな感じがいいんです。今の多くのお店はあわただしくて、雰囲気が殺伐としています。やはり、少しの時間をかけてでも癒される方へ、足が向いてしまいます。昔はそんな温かくてほのぼのとしたお店がたくさんありました。
