学力の経済学

2016-02-28 14:15:52 | Weblog
ベストセラーの「学力の経済学」を読んだ。なかなか興味深い内容だった。自分の予想に反した記述もあった。やはり統計を用いた内容は妙に説得力がある。しかし、背後の条件がそろっていないと、その説得力は頓に意味を失う。例えば、学テの問題。全国の小中の先生方が大変気にする問題であるが、実は首都圏の私立学校はほとんど受けていないらしい。つまり、公立だけでの試験になっている。東北や北陸地方の学校は、この成績を上げるために苦心しているようだ。この成績にいったい何の意味があるのだろう。押しも押されもせぬ学力を身につけるにはどうしたらいいのか?付け焼き刃的なやり方ではだめだ。自己満足で終わらないような根本的な工夫こそが必要だろう。

カイロへ

2016-02-21 13:59:20 | Weblog
ここ1ヶ月は、インフルで大変な日々だったが、漸く普段通りの生活に戻りつつある。疲れがたまったせいか、昨日からひどい目眩が・・。今日はリフレッシュを兼ねてカイロへ。しかし、ずれてはいなかった。アジャストはなし。ちゃゆみんも、初めて診てもらう。やはり姿勢が悪いせいか、爪先に体重がかかっていないことが判明。したがって左半分の温度が低い。今日、アジャストしてもらう。これからどうかわっていくか。赤ちゃんのとき、歩行器の使い過ぎで体のバランスが悪くなったせいかも?妹はそんな気配は全くないのだが・・。帰りに美味しい浅野屋のパンを買って食べる。

今度は

2016-02-12 22:26:19 | Weblog
また、こみが発熱。39、6℃。姉に引き続き、B型インフルになってしまった。この間から2週間を隔てて、またタミフルを飲まねばならない日々。A型からB型へ。あぁ、すごい脱力感!我が家はいったいどうなっちゃっているんだろうか!

この1ヶ月

2016-02-11 18:27:49 | Weblog
ちゃゆみんが、相変わらずインフルで寝込んでいる。この1ヶ月、我が家は、誰か誰か交代で寝込む大変な日々だ。このところゆったりと過ごした記憶が全くない。自分も何となく調子が戻らない。年末に同僚の新築祝いに招待され、飲み慣れない酒を強くすすめられて、何十年ぶりかで二日酔いになってから、いまいちな感じがする。健康には人一倍気をつけているつもりだが、ちょっとした油断で、しばらくは調子が悪い。そのロスはかなり大きい。単調な生活でも、プラス・マイナスをはかり、バランスよく日々を送るのが、自分には合っている気がする。

今度はB型

2016-02-07 22:50:14 | Weblog
今日、ピアノレッスンから帰ってきて、ちゃゆみんが発熱。あわてて緊急医へ連れていく。心配していたB型インフルに感染した模様。学校で流行っていると聞いてはいたが・・。またしばらくの間、いろいろと大変です。

シフラ

2016-02-06 20:56:23 | Weblog
このところ、シフラの弾くリストを聴いている。ハンガリー狂詩曲集だ。よくぞここまで指が回るものだと感心する。シフラの演奏は、力技で押しまくるタイプ。リストの超絶技巧を力でねじ伏せるという感じだ。同じくリスト弾きのボレットの詩的な演奏とは対照的である。美音というよりは、土臭い印象すら受ける。ffのときは、かなりタッチが重くなる。それでもそのパワーと指さばきには舌を巻く。エンターテイメントとしての魅力満載のピアニストである。恐らく本人は、リストの再来だと自認していただろう。もし現代に生きていたら、絶対に生の演奏を聴きにいく!リストの作品を自由自在に操る"シフラ節"を是非堪能してみたい。

自分の感覚

2016-02-03 21:07:45 | Weblog
宇野こうほう氏の評論を久々に読んでみた。このところ、音楽評論は読まないことにしていた。でも読んでみると妙に納得する部分、決して承服できない部分などいろいろ出てくる。宇野さんの文章は、冷静に論を進めるのではなく、かなり感情が先走っている。そこがまた人間的ではある。ここまで言ってしまっていいのか!という踏み込んだ内容のものが多い。そこが、かなりの支持者とかなりの反発者を生み出しているのだろう。でもよくぞここまで言ってくれた!と共感を覚える内容も多い。その昔、大学のサークルで講演会をお願いし、その後一緒に宴会をやったことがあった。名指揮者ジョージ・セルについて熱く語っていたことを思い出す。この人は、指揮をすることでも有名。音楽評論を生業にしている人が、音楽作りをしたなら果たしてどんな演奏になるのか?やはり、論ずるのと実際に形にするのは、根本的に違うのだということを証明した人でもある。音楽評論を読んで、他の人の意見を自分の感覚と照らし合わせてみるのも時にはいいもんだな、という気がした。