ショパン連続演奏会

2012-10-18 13:16:28 | Weblog
山本さんのショパン連続演奏会・最終日にでかけた。バルカローレ、マズルカ、ワルツ、英雄ポロネーズ、ソナタ3番。2曲以外は、譜面を置いての演奏。久々に彼の演奏を聴いたが、以前とは違う印象を受けた。ウナ・コルダを多用し、「虚ろな音色」を演出している。新たな自分のスタイルを模索しているような気がした。この人は、アグレッシブに果敢に攻める時に真価を発揮する。速いパッセージでも決して崩れない、爽快感が残る。今、新たな境地を目指しての過渡期にあるのではないか、と思った。バルカローレなどは、いろいろやらずに以前のような自然体の方がいいと思ったが・・。やはり、数ヵ月をかけたとはいえ、ショパンの全曲を扱うというのは、想像を絶する骨折りがあるのだろう。

エルバシャ演奏会

2012-10-13 12:14:45 | Weblog
2夜連続リサイタルの2日目を聴く。モーツアルト、ラヴェル、ベートーベン、ショパンの作品。しなやかで鮮やかなテクニック。とくにラヴェルの夜のギャスパールでの指さばきと音質には、目の前で見ながら、深い感銘を受けた。ベートーベンのテンペストでは、一転して、素早く鋭い音質で描いていた。それぞれの作曲家に要求される音質が異なるので、その弾き分けには見事なものがあった。ただ、ショパンの曲では音作りは見事だが、旋律の歌いかたが幾分淡白であるという印象を受けた。エルバシャの音楽性は、ヨーロッパの音楽家たちのものとは違う、何か瞑想的なものを感じた。

黒姫高原

2012-10-09 00:01:34 | Weblog
今日は行楽日和の快晴。黒姫高原に出かけた。心地よく、いくぶん涼しい風が吹いている。童話館からコスモス園まで歩いた。のんびりと草を食んでいる牛を横目で見ながら・・。妙高の岩肌がくっきりと見える。本当に爽やかな秋晴れの一日だった。

おしっこ、もれそう!

2012-10-06 14:16:52 | Weblog
今日、車の中でベートーベンのピアノソナタ第6番を流していた。丁度、3楽章にさしかかった頃、ちゃゆみんが、すかさず「この曲、おしっこもれそうな感じ!」と言う。なるほどそう聞こえなくもない。後でママと聞き直してみて、大いにうけた。でも、この曲好きだな!清新な感じのいい曲だもの。

やはり

2012-10-03 20:50:38 | Weblog
今日の毎日新聞のトップ記事。ふく島の健康管理調査、県と専門家の検討委員会事前準備会にて「原発事故と病気に因果関係はない」とする見解のすりあわせを非公開のうちにしていた、とのこと。やはり、とは思ったが、どこまでふざけているのだろう?県民はこれからいったい何を信じていったらいいのか?この国全体に蔓延しているおかしな社会構造。やはり、何かが狂っている。