今日は終日、屋外である。春景色の山々をバックに、桃の花のピンクが素敵である。また、咲いたばかりの菜の花の薄緑と黄色のくっきりとしたコントラストがまぶしいばかり。ところで、外山氏が指摘する「知識と思考の量は反比例する。」が妙に気になっている。小林ひでお氏とは反対のことを言っているような感じがするが・・。思考を展開していくための道具としての知識は、本当に思考の邪魔になるのだろうか？と、知識が不足気味の自分は思うのだった。
今日も、休日返上で諏訪に出張である。漸く雨がやんで、晴れ間も見えてきた。しだれ桜が綺麗である。今春からの新しい環境は、ちとハードである。上手に休まないと体がもたない。いい意味での息抜きが必要だろう。真面目な人柄が災いして、オーバーヒートしてしまった先輩諸氏を何人も見てきた。日本では伝統的に勤勉こそが美徳、とされてきたが、甚だしい誤りであろう。息抜きの効用はもっと強調されてもよいのではないか。
近所の夫婦桜が満開だというので、出かけてみた。今日は季節はずれの大雪。こんな大量の雪を被った桜の大木を見るのは初めてである。この桜の微妙な色合いを言葉で説明することは難しい。とにかく、この世のものとは思えないやわらかなピンク色なのである。なんだかうれしくなってしまう。地元の保存会の方の、手作りの漬物もおいしくいただいた。
時折、離着陸する飛行機を眺めている。天候は少し不安定ではあるが、かなり春めいた陽気である。周囲の桜は三分咲きといった所か。漸くいい季節になってきた。
この4月から新しい職場になった。慣れない環境。新しい仕事内容。予想されたことだが、とても疲れる。通勤時間のことを考えると、一日のタイムスケジュールの変更もせざるを得なかった。明日も、終日出張。上手な休み方をしないと、とても体がもたない。