ドビュッシーの自筆譜が展示されているというので、出かけてみた。12のエチュードと交響詩「海」の譜面。非常に几帳面な筆遣いで、見るからに美しい。やはり本物を見ると、普段の勉強の取り組みの甘さを痛感する。今日はタイミングよく、ロビーコンサートも行われていた。山崎伸子さんのチェロで、シューベルトのアルペジオーネソナタ。心地よいチェロの音色とゆったりとしたピアノとの息づかいで、いい時を過ごすことができた。
数ヵ月前から友達がみんな持っているから、とせがまれて、バネだの、しゅんそくだのという高いシューズを買わされた。さて、その効果はあったのか・・？今日は、気温28度くらいの運動会日和。朝から恒例の場所とりをして臨んだ。今日一日でだいぶ日焼けしてしまった。実は今日、ママも運動会の仕事だった。子供たちの様子を見ることができなくて、残念だったようだ。ビデオはバッチリ撮ったけど・・。
今日は、小学校の運動会へ。30数年ぶりの母校の運動会である。グランドに昔懐かしいトチの木があるかと見渡すと、あった、あった！昔のイメージとはくらべものにならないほど逞しく、太くなっている。昔は、この実が欲しくてたまらなかったことを思い出す。小学校の思い出は、いつもこの木と共にある。周囲の山々の位置関係も目線の高さが違うためであろうか、だいぶ前と印象が違っている。来春から、ちゃゆみんがここでお世話になる。今からあの校歌を聞ける日が待ち遠しい。
先週・今週と、昔の仲間に会う機会があった。とても懐かしかった。みんなそれぞれの生活が忙しいから、そのうちに話そう！と思っていても、その機会がもてないまま、5年や10年などあっという間に経ってしまう。久々に会っても、積もり積もった話題はすぐに時間切れである。やはり、かつての仲間は、これからも大切にしていきたいと思う。
ショパンのピアノコンチェルト第1番。高校時代、毎日のように聴いていたお気に入りの曲。とくに第2楽章。ちょうど雪解けの頃。春の到来を感じさせる。そんな春の目映い光の中、遥か故郷の懐かしい思い出が次々に甦ってくる。自分は長いことそんなイメージを持っていた。ところが、である。最近、寝る前にこの曲を聴いていると、娘が言った。「この曲、フラダンス！」・・。よくよく聴いてみると、確かにこの曲の第2テーマはそう聴こえなくもない。そのテンポの揺らぎと柔らかな音色は、確かにフラダンスと共通する所がある。子供の先入観のない感性には、つくづく感心させられる。
9月に入り、暑さは、少ししのぎやすくなったか。今日は、眺望が素晴らしいと言われる秘湯へ。ゆっくりと移動する雲を眺めながら、しばしくつろぎの時を過ごす。
母校の名物先生の講演会に行く。なんと母校に23年も勤務していたらしい。国語の先生である。先日、80歳のお年を迎えられたというが、相変わらず矍鑠ぶりである。でも、最近は涙もろくなってきたそうだ。話は脱線の連続で、少しまとまりに欠けていたが、彼らしい、いい味を出していた。昔は、こんな個性的な先生が多かった。