ギーゼキングの凄さ

2020-04-27 13:49:15 | Weblog
最近、はまっているのが、ワルター・ギーゼキングの弾くシューマン「ダヴィッド同盟舞曲集」の音源。これが凄い!園田氏が渡欧して最初に衝撃を受けたとある。シューマンには他にも沢山の傑作があるが、「ダヴィッド同盟舞曲集」がいかに素晴らしい作品なのか、これを聴けばすぐにわかる。全体を通して起伏に富んだドラマを見ているかのようだ。ライブ音源のようで、スタジオ録音では冷静なギーゼキングが時に激情して、破綻寸前までもっていっているところがある。そうかと思うと第2曲や14曲では極上の歌い込みがあり、聴いている者の涙を誘う。フランスものも得意なギーゼキングが、その類いまれなテクニック・音色を駆使すると同時に、ライブならではの一期一会の即興性が光る。また、ギーゼキング自身がこの作品にいかに愛着をもっていたか、それがリアルに伝わってくる感じだ。録音こそ古いものの、十分にその凄みは伝わってくる。あのホロヴィッツもギーゼキングには一目置いていたそうだが、この演奏を実際に会場で聴いたら、どんなに衝撃が大きかったことだろう!

大家さん

2020-04-26 20:55:07 | Weblog
昨日車で出掛けた時、ラジオをつけてみるとそこに出演していた人が、なんと昔住んでいた家の大家さんだった。会社の経営者だったが、今は有名なSというホールの館長さんになっていて驚いた。久しぶりに当時のことを懐かしく思い出した。その住宅には3年間お世話になった。古い一戸建ての家だった。近くに小学校があり、耳の遠い老夫婦が隣に住んでいた。自分は一軒家でグランドピアノを思い切り弾いていたので、隣家にうるさいかどうか気になっていたが、おばあさんに尋ねてみると寂しくなくていいよ!とおっしゃっていたのを思い出す。この住宅を去るときには、おばあさんは独り暮らしになっていたが、お別れに私のピアノ演奏を聞いていただいた。もう20年以上も前の話だ。

友人が

2020-04-23 13:03:05 | Weblog
恐ろしい新型コロなが、いよいよこの近隣にも広まってきました。行政の危機かんり本部も大変なようです。昨日、テレビを観ていたら、高校時代の友人が担当者としてインタビューを受けていました。かなり疲れ果てているようで、目の辺りがぼうっとしていて、心配になってきました。帰宅してゆっくり休める状況にないのかもしれません。身体を壊すことのないようにお願いしたいです。

編集長?

2020-04-22 14:19:46 | Weblog
昨晩、知らない番号から電話があり、またいつものように家庭教師の勧誘か?と思いながらも、ともかく出た。すると、M小学生新聞編集部を名乗る方からであった。親は知らなかったが、先日、こみが編集長に手紙を書き、何かのことを質問したらしい。この新聞には「あの人に会いたい」という有名人に会うシリーズもあって、こみは以前何度か相撲力士・朝ノ山に会いたいとハガキを出したが、なしのつぶてだったので、今回もまさか編集部から連絡が来るとは思わなかったようだ。電話の要件は、本人の質問内容が大変良かったので、新聞に掲載したいが、許可してもらえるか?とのことだった。最初に私が電話に出て、その後、本人と代わり二人で長々と様々なことを話し込んでいた。後で聞いたところ、実は編集長ご本人からだったらしくて、またまた驚いた!父の職業や本人の将来の夢も聞かれていた。この編集長は、もと戦時下を取材する記者だったようで、図らずも一流のジャーナリストと話すめったにない機会となった。

密を避けて外出

2020-04-19 20:57:49 | Weblog
うちでも外出は極力避けているが、気分転換に毎年ほとんど人と会うことはない延命地蔵の桜を見に行った。毎年桜の季節には欠かさず訪れている。今日行ったときも、見ていたのは我々家族のみ。やはり今年もきれいに咲いていた樹齢400年のアズマヒガン。隣のカフェでコーヒーとケーキを注文し、外で桜を見ながら一息。久しぶりに気持ちがすっきりしてきた。とはいえ国内は非常事態宣言が出ている。まさしく戦時下だ。当分気をひきしめていかねば・・。

誕生日

2020-04-17 22:19:43 | Weblog
今日は父と弟の誕生日です。父は95歳です。90歳までは社交ダンスをし、今でも家の廊下を30分くらい軽く走ったりしています。いつも食べ物には気をつけ、何よりも歯の健康に気をつかってきました。今でもほぼ自分の歯です。この年でも、自分のことは自分でできるというのは、世間から見れば珍しいことかもしれません。本当にありがたいことです。今晩は、お祝いに少しおいしいものをいただきました。

報道のされ方

2020-04-15 12:29:29 | Weblog
コロな関連の報道は、当初から内容が緩すぎた。8割が軽症という報道が早くから世間に広まり、WHO も深刻な警告はしなかった。自分はその報道に対してずっと疑問を感じていたが・・。当初は、感染者の生の声が少なかった。どうしてなのか?最近アップされる感染者の動画を観るたび、ただごとではないウィルスの脅威を感じる。災害などでも、少し大袈裟に警告報道があると、我々の心の中でも備えができる。最悪の事態を示すと我々も最大級の準備ができるはずだ・・。今回のケースは、どうしてそうしなかったのか?「たいしたウィルスじゃないんでしょ?」と同室の人は3月頃ずっと言い続けていたのを思い出す。

一市民人の考え

2020-04-12 11:05:48 | Weblog
コロナとの戦いは長期戦となる。短期間我慢すれば元の生活に戻れる、と思うのは根本的に間違っているのではないか?
最低一年はかかるくらいの気持ちで臨む。昨日のNHK 番組を観て、これまでのK省の方針がどのように生まれたかがよくわかった。でも同時に疑問も生じた。なぜ社会活動を維持しながら感染者を抑えるという虫のよい発想が生まれたのだろうか?国民の生死を分ける重大局面では社会活動維持は二の次なのでは?また、数理学の解析から人との接触を8割抑えれば終息に向かうというが、強制力がなくては効果がないのでは?一国の非常時には強制的に外出禁止にすべきだ。(J党は憲法でも勝手に解釈するほどなのだから)そして、ドイツのように国民に十分金銭的な援助をすべきだ。マスク2枚なんて誰もいらない!あまりにも情けないではないか。私の考えるこの国を救う道とは?・・・一定期間強制的に外出禁止にする。国が家賃など借金強制猶予期間を設ける。国の財政がどんなに厳しくなってもドイツの ように国民に金銭的な援助をする。今までこの国が築き上げたすべてのことを1度リセットするつもりでコロナとの長期戦に挑む。