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ダーバンCMの功罪について
70年代はスクリーンとお茶の間の両方でアラン・ドロンが活躍しつづけた時代であり、
70年代後半、人気が下降線を辿り始めた頃に本格的なファンとなった、
つまりリアルタイムで全盛期のドロンの活躍ぶりを知ることのできなかった私にとっては
ダーバンCMの突然の終了は非常にショックだった反面、
もうあれぐらいでよかったのではないかとも思うようになりました。
私が本格的に映画ファンになった当時を振り返って考えてみますと、
毎月発売される映画雑誌に掲載されていたドロンの情報はと言えば極めて少なく、
その代わりグラビアで毎月紹介されていたのは、
年に一度フランスで大量に撮影されたダーバンのスティールばかり。
つまり最新の情報ではなく過去の写真を1年間ずっと見せ続けられることがお約束で、
しかもスクリーン誌とロードショー誌、両方に同じ写真が掲載され続けていました。
写真の下にダーバンのロゴを見つけるたびに、がっかりした記憶があります。
もちろん今となってはそれらの写真は貴重なものであることを私は素直に認めます。
こうやってこのブログでも引き続きアップしていく所存ですが、
それでも「ドロンと言えば“ダーバンセレレガンスデュラモディアンヌ”とか何とか言ってた人」
といった、日本ではある意味テレビタレントのように軽く見る傾向があるのも事実で、
それはとてもドロンに対して失礼ではないかと思ってしまいます。
もちろんこのCMの仕事を引き受けたドロンにもその責任の一端はあるのですが。
ドロンが日本のファンの為に良かれと思って10年間出演し続けたCMが
ドロンを親しみのある身近な存在のスターにした反面、
逆にスターとしての神格化にマイナス効果をもたらしてしまった事も否定できません。
もしドロンがダーバンやその他のCMに出演していなかったら、
現代の日本ではもっとドロンは神秘的な存在になっていたように思います。
先日のカンヌ映画祭でのテレビ出演の映像で沿道の市民から盛大なリスペクトを受けていた姿を見ると
いっそうその思いが強まります。
70年代はスクリーンとお茶の間の両方でアラン・ドロンが活躍しつづけた時代であり、
70年代後半、人気が下降線を辿り始めた頃に本格的なファンとなった、
つまりリアルタイムで全盛期のドロンの活躍ぶりを知ることのできなかった私にとっては
ダーバンCMの突然の終了は非常にショックだった反面、
もうあれぐらいでよかったのではないかとも思うようになりました。
私が本格的に映画ファンになった当時を振り返って考えてみますと、
毎月発売される映画雑誌に掲載されていたドロンの情報はと言えば極めて少なく、
その代わりグラビアで毎月紹介されていたのは、
年に一度フランスで大量に撮影されたダーバンのスティールばかり。
つまり最新の情報ではなく過去の写真を1年間ずっと見せ続けられることがお約束で、
しかもスクリーン誌とロードショー誌、両方に同じ写真が掲載され続けていました。
写真の下にダーバンのロゴを見つけるたびに、がっかりした記憶があります。
もちろん今となってはそれらの写真は貴重なものであることを私は素直に認めます。
こうやってこのブログでも引き続きアップしていく所存ですが、
それでも「ドロンと言えば“ダーバンセレレガンスデュラモディアンヌ”とか何とか言ってた人」
といった、日本ではある意味テレビタレントのように軽く見る傾向があるのも事実で、
それはとてもドロンに対して失礼ではないかと思ってしまいます。
もちろんこのCMの仕事を引き受けたドロンにもその責任の一端はあるのですが。
ドロンが日本のファンの為に良かれと思って10年間出演し続けたCMが
ドロンを親しみのある身近な存在のスターにした反面、
逆にスターとしての神格化にマイナス効果をもたらしてしまった事も否定できません。
もしドロンがダーバンやその他のCMに出演していなかったら、
現代の日本ではもっとドロンは神秘的な存在になっていたように思います。
先日のカンヌ映画祭でのテレビ出演の映像で沿道の市民から盛大なリスペクトを受けていた姿を見ると
いっそうその思いが強まります。
いつも楽しく拝見させていただいています。
ダーバンのCM、たしか日曜洋画劇場で流れていたように記憶していますが・・・?その時放映されている作品よりドロンのCMに毎週釘つけだったような?
今思えばビデオに残しておくべきでした。
でもあの当時、現在のようにビデオなど普及していなくてすごく残念です。本当に!
①サン●リー&松●電器
②ネ●レ&レナ●ン
となっており、
片方の組み合わせで最初の1時間、もう片方が後の1時間のCMを放映するという慣習が守られていました。
ですので、番組タイトルの後の最初のCMが上のどちらの組み合わせかを確認すれば、
ドロンのCMが観れる時間帯が自ずとわかったものでした。
ですので放映される映画自体に興味がなければ、その間はテレビを観ずに宿題をするのが
日曜日の晩の習慣となっていたのを懐かしく思い出します。