LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

L’Occupation intime

2011-09-25 | INTERVIEW
アラン・ドロンさんの最新の活動は娘のアヌーシュカとともにナレーションを担当したドキュメンタリー映画“L’Occupation intime”です。
以下のサイトに二人のコメントが紹介されていましたのでお届けいたします。

http://www.francesoir.fr/people-tv/alain-delon-raconte-l-occupation-140502.html

関連映像はこちらです。
http://videos.tf1.fr/infos/2011/alain-delon-quelle-chance-on-a-de-vivre-en-2011-6726604.html

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"私はショックを受けました!
私は1935年に生まれたのでこの時代のことはよく知っていました。
戦争中たくさんの子供たちと同じように私は田舎に疎開していたのですから。"

明らかに興奮した口調ではあったが、アラン・ドロンは、それ以上の言葉はなかった。

彼と娘のアヌーシュカは、1940年から1945年の間ドイツの占領下にあったフランスの暗い習慣にスポットを当てたドキュメンタリー“L’Occupation intime”(=親密な占領)のナレーションを担当した。
これはドイツの占領下に撮影された映像から攻勢された衝撃の映画である。

"私がとても困惑させられたのは、まるでバカンスの映像を観ているような錯覚に陥ることです"
アヌーシュカ・ドロンは言う

Isabelle Clarke と Daniel Costelleが監督した、このプロジェクトは、若い人たちの意識を高め、いくつかの真実を復元することを目指している。
"これらの映像を世に出すためには、ここに出てくるドイツ軍兵士たちとその相続人たちの死を待たなければなりませんでした"。
と彼らは説明する
その結果、怒りを鎮めることができた。
屈託のない、フレンドリーなドイツ軍兵士の間に揺れ動いたフランス人の何人かは深い関係に陥っていた。
しかし、"禁じられた愛"もまた存在していた。
ドイツ兵の父とフランス人の母を持つ歌手Gerard Lenormanはじめ何人かの証人はとても感情的にそのことを伝えている。

"幸せな今の時代"

"この映画を観たフランス人たちはみな自分たちが今日いかに幸せであるかをますます実感するでしょう。"
とアランドロンが言います。

"もちろん、私は学校で第二次世界大戦について学びましたが、
この作品ですべての映像を観たあとでは、別の次元のような印象を受けます。非常に難しいことです。"
アヌーシュカもこう言及します。

イヴェット・ルボン、ダニエル・ダリュー、フェルナンデルやサシャ・ギトリーなどのアーティストたちはこの期間中も自分たちの活動を続けました。
この点でアランドロンがこう付け加えます。
"私は彼らの立場ならどうしていたかはわからない。
彼らはドイツ軍の共犯として非難されていたが、私はそれは間違っていると思う!
私自身が彼らを非難することはできないでしょう。
あの時代を生きて確認するしかありません。 "

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« Je suis bouleversé ! Je suis né en 1935 et j’ai connu cette période.
Pendant la guerre, comme beaucoup d’enfants, on m’a planqué à la campagne. »
L’émotion palpable, Alain Delon n’en dira pas plus.
L’acteur et sa fille Anouchka sont les voix off de L’Occupation intime, documentaire qui met en lumière les sombres mœurs de la France occupée, entre 1940 et 1945.
Un film choc, basé sur des images inédites produites par l’occupant allemand.
« Ce qui est troublant, c’est qu’on a parfois l’impression qu’il s’agit de films de vacances », commente Anouchka Delon.

Réalisé par Isabelle Clarke et Daniel Costelle, ce projet ambitionne d’éveiller la conscience des plus jeunes et de rétablir quelques vérités.
« Il a fallu attendre la mort des soldats allemands et de leurs héritiers pour que ces images nous parviennent », expliquent-ils.
Le résultat est désarmant.
Oscillant entre des soldats allemands insouciants et cordiaux et certains Français qui s’encanaillent.
Mais « l’amour interdit » a aussi pu exister.
Plusieurs témoins le racontent, dont le chanteur Gérard Lenorman, très émouvant lorsqu’il évoque son père soldat allemand et sa mère française.

"Heureux aujourd’hui"

« Ce film devrait passer dans tous les cinémas pour montrer aux Français qu’ils sont heureux aujourd’hui », reprend Alain Delon.
« Bien sûr, j’ai étudié la Seconde Guerre Mondiale à l’école, mais là, de voir toutes ces images, ça prend une autre dimension. C’est très dur », renchérit Anouchka.
Des artistes comme Yvette Lebon, Danièle Darrieux, Fernandel ou Sacha Guitry ont continué à travailler pendant cette période.
A ce sujet Alain Delon ajoute : « Je ne sais pas ce que j’aurais fait à leur place.
On les accuse d’avoir été des collaborateurs, mais je crois que c’est faux !
Je ne me permettrais pas les juger. Il faut avoir vécu cette période pour savoir. »
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4 Comments

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Unknown (ruru)
2011-09-25 19:15:21
紹介されていたサイトの下段のほうに行ってきました!今のドロン氏を拝見でき、やはり何だかほっとするものですね。今度生まれ変わるなら断然フランス人がいいです。休日中浅草の遊園地、花やしきのジェットコースターに乗り楽しかったですがこの一枚のドロンさんの笑顔はよりうれしいものでした。チェイサー様今日もありがとうございました^^
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ruru様 (チェイサー)
2011-09-25 19:50:38
9月に入ってドロンさんの活動も少しペースを取り戻してきたようです。
アヌーシュカのコメントも彼女の成長振りを感じさせるものですね。
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Unknown (yamaji)
2011-10-03 11:18:55
最新のドロンさんのお元気そうな笑顔を拝見でき、とても嬉しかったです。ドロンさんにとって感慨深い題材だったのでしょうね。良かったです。チェイサーさんありがとうございました。
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Unknown (チェイサー)
2011-10-04 08:12:56
このフィルムはドロンさんにとって少年期を回顧するものだったでしょうし、
アヌーシュカらの若い世代にその時代の空気を伝える責務を感じたのかもしれません。

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