LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

1987 KIMONO DINNER PARTY (2)

2006-07-12 | ON STAGE
パーティーはまず主催者である地元の呉服会社の社長さんに対してアラン・ドロンさんが謝辞を述べるところから始まりました。
そして壇上にその社長さんを呼び寄せて、「この方は秋田のアラン・ドロンです。」と紹介して二人でおどけて見せます。

その後ドロン・ブランドの着物のお披露目があり、カトリーヌさんも登場して商品の解説があります。

それが終わるとドロンさんとの撮影会が別室で行われ、一通り終了すると、いよいよ終盤のドロンさんへの質問コーナーが始まります。

最初の質問者が「一番お気に入りの作品は何ですか?」と尋ねるとドロンさんは「『太陽がいっぱい』です。」と答え、会場が拍手に包まれます。
「あなたはまだ生まれてなかったんじゃないですか?」と逆にドロンさんが質問で返すと、
「テレビで見ました。」と質問者の女性が答え、ドロンさんはにっこりと微笑みます。

次の質問者に答える為にステージ下まで降りたドロンさんが壇上に戻ろうとすると、その途中で水色の着物を御召しになった元気そうなご婦人に呼び止められます。
ドロンさんとハイタッチしたそのご婦人はドロンさんの持つマイクを握り締めて
「あのね~」と話し始めます。
するとドロンさんは彼女の声色のまねをして同じように「アノネ~」と切替して場内は大爆笑。
その後ご婦人はドロンさんを見ずに壇上の通訳の方に向かって昔話をとくとくと語り始めます。
ドロンさんは舞台に向かって夢中にしゃべっているそのご婦人に自分のマイクを手渡し、彼女が座っていた座席に腰掛けて後ろ側に隠れます。
ドロンさんが隣にいないことに気づいたご婦人があわてて振り向くとそこにドロンさんが座っており、二人は大笑い。
場内の観衆も終始笑いっぱなしで、ドロンさんのコメディ・センスが100%発揮された見事な場面でした。

次回はさらにキョーレツな質問者が登場します。

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