『危険なささやき』のパンフレットです。
公開当時の日本はバブル経済前夜の状態ということで、
この作品を配給したのも当時勢いのあった不動産デベロッパー会社で、
畑違いの会社が映画配給事業に乗り出したブームの最初の頃だったように記憶します。
逆にいえば旧来の配給会社からはドロンさんの主演作品には
もう70年代のような興行的価値を見出すことはできない、
という厳しい判断が下されていたということの裏返しだったのかもしれません。
事情はどうあれ私たち観客にとってドロンさんの最新作が
リアルタイムで劇場で観れるという事実は大変歓迎すべきことで、
大学生だった私は授業とクラブの練習時間の空いた時間を利用して映画館に3回通いつめ、
最後に行った時は、もうこれで見納めだと、丸一日繰り返し観ておりました。
そんな思い出深いこの作品のパンフレットですが、
70年代のものと比べて、印刷の質、デザイン、などかなり洗練された内容で、
ドロンさん主演作として及第点以上の出来栄えになりました。
画像にはアップしませんでしたが、中央の見開きのページのあたりに、
それまでのドロンさんのフィルモグラフィーが4ページに亘って掲載されており、
当時の私はオレンジの蛍光ペンで観た作品をチェックしておりました。
こういう気質というものは何年経っても変わらないものだなと苦笑した次第です。
公開当時の日本はバブル経済前夜の状態ということで、
この作品を配給したのも当時勢いのあった不動産デベロッパー会社で、
畑違いの会社が映画配給事業に乗り出したブームの最初の頃だったように記憶します。
逆にいえば旧来の配給会社からはドロンさんの主演作品には
もう70年代のような興行的価値を見出すことはできない、
という厳しい判断が下されていたということの裏返しだったのかもしれません。
事情はどうあれ私たち観客にとってドロンさんの最新作が
リアルタイムで劇場で観れるという事実は大変歓迎すべきことで、
大学生だった私は授業とクラブの練習時間の空いた時間を利用して映画館に3回通いつめ、
最後に行った時は、もうこれで見納めだと、丸一日繰り返し観ておりました。
そんな思い出深いこの作品のパンフレットですが、
70年代のものと比べて、印刷の質、デザイン、などかなり洗練された内容で、
ドロンさん主演作として及第点以上の出来栄えになりました。
画像にはアップしませんでしたが、中央の見開きのページのあたりに、
それまでのドロンさんのフィルモグラフィーが4ページに亘って掲載されており、
当時の私はオレンジの蛍光ペンで観た作品をチェックしておりました。
こういう気質というものは何年経っても変わらないものだなと苦笑した次第です。