LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

『LE SAMOURAI』

2005-12-18 | THE SOUNDTRACKS
昨日ご紹介のアルバムの後半には
『サムライ』のオリジナル・サウンドトラックから10曲収められています。

この作品のサントラは写真下のジャケットの
“フランソワ・ド・ルーベ・エディションⅠ”の中に
組曲風に6曲を聴くことができました。

それらの曲は

12.LE SAMOURAI・・・映画のメインタイトル。
13.VALERIE・・・ラストのクラブでバレリーが弾くハモンドオルガン曲。
14.MARTEY'S・・・映画での使用箇所は不明ですが明るいコンボ演奏の小品。
16.HOTEL SANDWICH・・・アリバイ造りにジェフが立ち寄るホテルの現実音楽。
18.JEFF ET VALERIE・・・釈放されたジェフが再びクラブを訪れた際にバレリーが弾く曲 
20.JEFF ET JEANNE・・・メイン・タイトルのジャズ・バージョン

でした。(曲番号は今回のCDのものです。)

今回新たに聴けるのは

15.LA BLESSURE・・・腕を撃たれたジェフが自宅で治療を行う場面に流れる。
17.COSTELLO DANS LA VILLE・・・冒頭の外出の準備。盗難車を運転中遭遇した女性に向けた視線。
19.FATALITE・・・部屋に仕掛けられた盗聴器を発見した後外出するジェフ。
21.LE DESTIN DE COETELLO・・・映画のエンド・クレジットに流れる曲。

いずれの曲も残念ながらモノラル録音ですが、
音質は以前に発売された物よりクリアになっており、かなり満足の行く仕上がりです。

ライナーノーツを読んでいると、
この作品のアレンジャーはエリック・ドマルサンが担当していると書かれています。
『仁義』の音楽に『サムライ』の音楽と似たテイストを今まで感じていたのですが
編曲者が同じドマルサンであったことが今回判明し、
なるほどそうだったのかと思いました。
Comments (6)
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