陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

不法滞在のフィリピン家族は母国へ帰りなさい

2009-02-27 16:05:07 | Weblog
 なぜ産経新聞は、この問題を記事にするのだろう。この不法滞在のフィリピン一家に温情をアピールする気なのか。日本人の間では、国内法にそぐわぬことがあっても、情にほだされて「なあなあ」で済ませることはあり得る。だが、そうしたやり方を外国人に適用したら、国の運営は根幹から成り立たなくなる。

 話題になっているフィリピン人夫婦は、日本で生まれた娘を利用し、世論の同情心を買おうとしている。それは、ずるいやり方だ。それを認めたら、他国の不法滞在者も子供を使って日本へ居座ろうとするはずだ。

 国籍は、厳格に守られねばならない。フィリピンを含めて、どの国もそのように法律で定めている。不法滞在者の娘を安易に受け入れて、日本人と同じ児童・生徒の待遇をした地方公共団体は、この際大いに反省すべきである。


一家で強制退去の可能性も 日本生まれの比少女家族 
2009.2.27 12:34

 不法滞在のため、国外への強制退去処分を受けた埼玉県蕨市のフィリピン人中学生、カルデロン・のり子さん(13)とその両親について、東京入国管理局は27日、3月9日までに両親、もしくは一家での帰国日を決めなければ、一家を強制収容するとした上で、仮放免延長を認めた。

 両親によると、入管は一時滞在を認める仮放免の延長について、今回が最後と伝えてきたという。これまで一家は、法相の自由裁量で日本での滞在を認める「在留特別許可」を求めてきた。

 だが、森英介法相は今月13日、閣議後会見で、「一家全員での在留特別許可は出さないことを決めた」と発言。入管は日本生まれののり子さんには、在留を認める可能性を示しつつも、両親の在留は許可しない姿勢を取っている。

 今月13日、両親が入管に出頭した際、入管側は3人そろって帰国するか、両親だけでフィリピンに帰るか、日取りを決めた上で、27日に再出頭するよう求めていた。

 出頭後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した父、アランさん(36)は、「のり子の将来のために、3人で日本に残りたい」と悲痛な表情で訴えた。出頭に同行した渡辺彰悟弁護士は「入管側が強硬な姿勢を見せたことに怒りを感じる」と悔しさをにじませた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090227/plc0902271302011-n1.htm
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1 コメント

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まったくどのとおりですね (ちょび)
2009-03-07 21:31:22
地方公共団体は反省してこのようなことが起きないようしっかり対応して欲しいです。
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