陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

なでしこジャパンが、女子ワールドカップで優勝の快挙

2011-07-18 18:44:41 | Weblog
 我が国の女子サッカーグループ、なでしこジャパンは、宿敵米国チームを圧倒し、第6回女子ワールドカップで優勝を果たした。実に立派な成果であり、文字通り国家的賞賛に値する。経済的支援に恵まれない中で、彼女達は不服も言わず、着実に世界に通じる技を磨き上げた。加えて、不屈の戦闘心を養い、精神的にも大きく成長していたのだ。その姿に、心から「おめでとう」と申し上げる。

 東北大震災を挟んだこの1年、沈滞ムードが日本を覆っていた。だが、なでしこジャパンは、そうした雰囲気を大きく打ち払ってくれた。取り分け、MF澤穂希選手(32)の活躍が素晴らしかった。新たな女傑の誕生だ。


なでしこ世界一…女子W杯、PK戦で米下す

 サッカーの第6回女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日午後8時45分(日本時間18日午前3時45分)から、フランクフルトで決勝が行われ、初の決勝進出を果たした日本代表(なでしこジャパン)が、3大会ぶり3度目の優勝を目指した世界ランキング1位の米国をPK戦(3―1)で破り、悲願の初優勝を果たした。

 日本は69分に後半投入のモーガンに先制されたが、81分に宮間がゴールを決めて同点に追いつき、延長戦に突入した。

 104分、ワンバックのゴールで勝ち越されたが、延長戦後半の117分、沢が飛び込んで右足で決め、再び試合を振り出しに戻し、2―2のままPK戦での決着となった。

 日本が国際サッカー連盟(FIFA)主催大会で優勝するのは、男女を通じて初めて。世界ランキング4位で6大会連続出場の日本は、これまでベスト8が最高成績だったが、今大会は、準々決勝で3連覇を狙ったドイツを破ると、準決勝でスウェーデンに快勝。決勝でも、過去3分け21敗と1度も勝ったことのなかった米国を初めて破った。

 沢は今大会の最高殊勲選手(MVP)に選ばれるとともに、通算5得点で得点ランキング1位に輝いた。
(2011年7月18日07時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/news/20110718-OYT1T00140.htm?from=popin


 世界中が、なでしこジャパンの快挙を心から祝福してくれている。


「予想外の結末」 ブラジル、なでしこの粘り強さ絶賛
2011.7.18 09:58

 各国の有力メディアは18日(日本時間)、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)の日本代表「なでしこジャパン」の優勝をこぞって速報した。AP、ロイター両通信社は、日本が米国とのPK戦を制して優勝を決めた直後、至急電で「日本勝利」を速報。開催国ドイツのDPA通信も「日本、女子W杯で初優勝」の見出しで一報記事を配信した。

 米紙ニューヨーク・タイムズも「日本が逆転勝利」との長文記事を試合終了直後から電子版に掲載した。

 サッカー王国ブラジルのメディアも「歴史的勝利」「予想外の結末」などと相次いで速報し、日本代表の粘り強さを絶賛した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110718/scr11071810000032-n1.htm
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