陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

昨夕は「すき焼き」を楽しんだ

2011-08-31 00:57:36 | 食べ物
 野田佳彦財務相が民主党代表になろうと、なお党内抗争が長々と続く。野田は、小澤派に騒がれ政権運営に支障が出る恐怖から、甘い判断に従って小澤派有力者に幹事長席を明け渡し、間違い無く小澤<牢名主>を放免するだろう。それで、党内には水面下の不満がマグマのように溜まる。こうして、野田は野党工作よりも、党内談合で苦吟する事態を迎える。

 さて、昨夕は早めの入浴の後、我が家では菅直人内閣総辞職を祝って(笑)、夕食は「すき焼き」を楽しんだ。霜降り米沢牛を使い、玉ねぎを最初に炒め込む<登起波>風の料理方法。豆腐は、小野川温泉・<佐藤秀子豆腐屋>の本格もめん豆腐を添える。
http://www.yonezawabeef.co.jp/tokiwa/menu.html
http://www.onogawa-tofu.com/


 と言うわけで、我が家の「すき焼き」レシピだが、

[材料] (2人前)

すき焼き用牛肉(米沢牛)  200~300g
生椎茸           5個(茎を除き、1cm幅に切る)
長ネギ           3本(斜め薄切り)
春菊            1束(4-5cmに切り揃える)
結び白滝          1パック(5個入り;軽く湯通し後、半分に切る)
木綿豆腐          1丁(400~500g;2.5cm角に切る)
玉ねぎ           1/2個(小さく乱切り)

[たれ] (面倒な時は、出来合いの市販品を利用)

  日本酒         大匙4+1(肉用として別にする)
  味醂          大匙2
  砂糖          大匙1
  醤油          大匙3
  鰹出汁(市販品)    大匙2
  水           半カップ

大蒜(にんにく)      1片(みじん切り)
ラード少々
生卵            2―4個


[調理法]

 肉厚の鉄鍋を中火で暖め、ラードを入れ溶かして、みじん切りの大蒜を入れる。
焦がさぬようにさっと炒めてから、玉ねぎを加える。1分程炒めた後、半量の牛肉を鍋に入れ、大匙1の日本酒を掛けて、裏返しながら軽く焼く。好みで焼き方を加減。

 椎茸、白滝、豆腐(全て半量)の場所を決めて順に入れ、予め混ぜておいた「たれ」を掛け回す。その後、春菊、長ネギを適宜加える。

 鍋に蓋をし、火を中火―弱火に変えて、5―7分程煮込んで出来上り。

 溶き卵に入れて食べるのが普通だが、そのまま食べても中々美味。
 食べながら、残りの材料を適宜鍋に加える。

 胡瓜や茄子(なす)の一夜漬けを箸休めに添えるのも結構。

 頂戴した大吟醸<白鹿:千年壽>(西宮市)をきりりと冷やして飲むと、「すき焼き」が一層引き立つ。憂き世のことなど、何処かへ飛んで行く(笑)。

 加熱は、卓上用水コンロを用いて炭火を使うと、程好い調理が可能。料亭の雰囲気を多少味わう感じ。勿論、カセット・コンロ利用で一向に構わないが、肉厚の鍋は最低必要。
http://www.meicho.jp/product_info.php/products_id/322401



 食後は庭に出て、庭椅子に腰を落ち着けながら、阿川弘之スタイルの「ジン・トニック」を楽しむ。ひんやりした夜風の中、テーブルの上に置いた観葉植物「コリウス」が、ランタンの灯を映して微笑んでいるかのようだ。鈴虫や蟋蟀(こおろぎ)は、夏の終わりを惜しんで激しく鳴いている。

 満天の星が輝く暗い夜空。しかし、視力が格段に弱くなって、最早星座を見定めることは出来ない。年を重ねる寂しさを何となく味わう。
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2 コメント

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処変われば (村長)
2011-08-31 10:43:09
 処変われば「すき焼き」も変わってますね。玉ねぎは初耳でした。我が家では肉といえば、馬か豚、木綿と絹ごし両方入れますし、油揚げやエノキダケも。あーあ最近食べてないな。民主政権が終わるまで無理かな(笑)。
 野田氏は、5人の中では最良といえるのではないでしょうか。幹事長人事は失敗だと思いますが。
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当地でも玉ねぎは使わないのが普通 (茶絽主)
2011-09-02 05:25:25
村長様

<登起波>では、長ネギの代りに玉ねぎを用います。これは、当地でもかなり特殊。
今回の玉ねぎは、牛肉の味付けに用いました。
豆腐も入れない場合があると思いますが、私はご飯代わりに沢山使います。

米沢牛は、噛まなくても溶けるような感じで美味です。是非お楽しみ下さい。ステーキも中々乙です。
青森の牛肉も美味でしょうね。
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