テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

安心の、怖さ?

2014-12-18 21:39:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わきゃゥ! しゃちほこにィ、ゆきィ?」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!名古屋城が~!)

 こんにちは、ネーさです。
 ニュース映像で見た雪化粧した名古屋のお城にビックリしましたよ。
 金鯱ちゃんが白い~!
 そんな本日の読書タイムは、
 顔面蒼白?な、ちょこっとホラー系の御本を、さあ、どうぞ~♪

  



          ―― 怪奇大作戦 ミステリー・ファイル ――



 著者は小林弘利(こばやし・ひろとし)さん、2013年9月に発行されました。
 私ネーさ、あまり詳しくないのですけど、
 およそ40年の昔、
 『怪奇大作戦』というTVドラマが放送されたのだそうですね?
 今に至るも熱狂的なファンさんを有する、
 伝説の円谷プロダクション制作作品であったとか。

 その“レジェンド”が、新たに
 『怪奇大作戦 セカンド・ファイル』(2007)となって
 再び映像化!
 好評を得て、さらに『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』(2013)が誕生!

 この御本は、
 『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』の
 ノベライズ作品であり、
 4編の奇々怪々な物語が収録されています。

「あわわわわわッ、ふゆのォ、ほらーッ??」
「ぐるぅーっ!」(←訳:怖いぃーっ!)

 現実には有り得ないような、
 戦慄の怪奇現象……?

 いや待て!
 これは怪奇現象じゃなくて
 警察が扱うべき事件なのかもしれない――

 となったら、
 SRIの登場です!

 SRIとは、特殊科学捜査研究所(Science Research Institute)のこと。

 一見したところでは不可解な、
 嘘でしょ?と言いたくなる事象を
 真面目に調査/捜査する機関なのです。

「そッ、それはァ、たのもしいィ!」
「がぅるぅっるぐるるがる!」(←訳:ちゃちゃっと怪奇を解明!)

 『ミステリー・ファイル01』は
 連続ミイラ化事件。

「…………みいらッ?」
「ぐっるるがるー!」(←訳:やっぱり怖いー!)

 人間が、あっという間にミイラになってしまった。
 不可解にも、同様の事件が連続して、
 SRIは調査を開始。
 現場にカメラを設置して事象の解明を図ります。
 その折も折、
 調査員から緊急の報告が!

 一瞬にして生物をミイラ化する、
 そのトリックとは?

「むッ? とりッくゥ??」
「がるるぐるる~…」(←訳:ということは~…)

 ホラーとミステリ、
 ダークなファンタジー、
 それらの境界線上をさまようかのような、
 怪奇にして不可思議な御話は、
 怖い!
 ではなくて、
 ほんのり&じわ~っとした怖さ、
 を湛えています。

 ドぎついホラー作品とは違うので、
 怖いモノ嫌いな活字マニアさんにも
 おすすめですよ♪

「ふゥ~、それならァいいでス!」
「ぐっるがる!」(←訳:ほっとした!)

 昔のドラマってどんなだったのかな?
 この役を演じてほしい俳優さんは?と
 想像しながら読みすすむと楽しさも倍増ですね。
 映像マニアさんも、ぜひ一読を!
 



 
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