テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ エールを、新たに ~

2024-10-11 22:03:18 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ひゃほゥ! おでかけェびよりィ~でスよゥ!」

「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!連休だしね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ええ、好天の連休がやって来ました♫

 足取り軽く、お散歩へ、ショッピングへ……

 お出掛けする前のひとときは、

 ちょっとだけ読書タイムを、さあ、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― ミステリマガジン 2024年5月号 ――

 

 

 早川書房から刊行されている『ミステリマガジン』の第69巻となる

 2024年5月号の特集は、

 《シャーロック・ホームズを演じる》……!

 

「ううゥ、かなしいィ~…!」

「ぐるるるぅ~…」(←訳:寂しいなぁ~…)

 

 先日のこと、

 『ミステリマガジン』は

 隔月刊から季刊に移行する、

 という、

 全国のミステリ愛好家さんを嘆息させる発表がありました。

 

 10年前、月刊から隔月刊へ。

 そして、2025年からは季刊へ。

 

 ミステリ大好きな私ネーさも

 寂しく複雑な思いなのですが、

 ネガティブ思考ではダメだわ!

 11月に発売される季刊第1号(2025年1月号)では

 誌面の大リニューアルが予定されているというし、

 応援しなくちゃ!

 と考え、あらためて、

 本日の読書タイムでご紹介する次第です。

 

「そこでェ、めいたんていィとうじょうゥ~!」

「がーるるるぅる!」(←訳:ホームズさぁん!)

 

 近年では(個人的に)最も楽しめたのが、この

 《シャーロック・ホームズを演じる》特集でした。

 

 19世紀後半~20世紀初頭、

 ミステリ小説の爆発的な普及に貢献した

 探偵ホームズ氏。

 

 今まで数多の俳優さんが

 ホームズ氏を演じてきた中で、

 ベスト3を挙げるとしたら?

 

「それはァ、なんもんッ!」

「ぐるるがるぐるる~」(←訳:好みがあるからね~)

 

 ミステリ研究家・小山正さんによる評論

 『忠実、破壊、実験~繰り返し観たい三人のホームズ』

 (74~81ページ)は、

 面白いのに短すぎます……!

 もっと長い演者論を読みたくなっちゃいますよ。

 

 北原尚彦さんによる

 『シャーロック・ホームズ”人外”魔境』

 (84~87ページ)は、

 ホームズさんのパロディやパスティーシュについて

 詳しく書かれていて、

 ふふふ、笑いを堪えることが出来ません。

 

 アニメやマンガの世界に

 転生?しちゃう名探偵さん……

 児童文学のジャンルでも、

 探偵さんの別人格?が

 トンデモな活躍を繰り広げていますね。

 

「ことしはァ、もりみィ~さんもッ!」

「がるっるる!」(←訳:大ヒット中!)

 

 今年大きな話題になっている

 『シャーロック・ホームズの凱旋』の著者・森見登美彦さんも、

 『森見登美彦 メール・インタビュー』(89~91ページ)で

 作品について語っています。

 これも、できれば

 森見さんの愛読ミステリ作品ベスト10!とか、

 もっと詳しくしつこく

 インタビューして欲しいものですね。

 

「みりょくはァ、まりょくゥ!」

「ぐるっるるがるるるる!」(←訳:かかったら解けないよ!)

 

 ホームズさんの魅力は、

 ミステリの魔力。

 

 生まれ変わる『季刊ミステリマガジン』で、

 いずれまたホームズさんの特集が組まれる日を、

 首を長~くして待ちましょう♪

 

 ( 既刊分の『ミステリマガジン』各号は、

  早川書房さんのオンラインストア、

  古書店さん、図書館などで

  探してみてくださいね )

 

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