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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 幻の、十二景 ―

2016-12-10 21:58:49 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わくわくゥ! いつゥくるのかなッ?」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!早く観たいね!)

 こんにちは、ネーさです。
 昨日12月9日からサッカーのクラブワールド杯――
 欧州、中南米、南米、アフリカ、アジアなどの王者が競い合い、
 《世界一》を争う大会が開幕しましたが、
 いっちばん人気が高いのは、やはり、
 《エル・ブロンコ(白い巨人)》ことレアル・マドリード!
 来日のニュースを待ちわびながらの、
 さあ、本日も読書……をサボって週末の展覧会情報です。
 こちらを、どうぞ~♪
 
  



     ―― 東山魁夷 習作 東京十二景 ――



 千葉県市川市の市川市東山魁夷記念館にて、
 会期は2016年12月10日~2017年1月29日
 (休館日:12/12、12/19、12/26、12/28~1/2、1/4、1/10、1/16、1/23)、
 『―彌生会とその時代―』と副題が付されています。

「あはァ! このォ、あおいィいろあいィはァ~♪」
「ぐるるるるがる!」(←訳:魁夷さんの青だ!)

 市川市東山魁夷記念館平成28年度特別展であるこの展覧会の
 中心になっているのは、
 昭和34年、東京の彌生画廊で開催されたグループ展
 《彌生会》に参加した画家さんたちの作品です。

  

 杉山寧さん、山田申吾さん、加藤栄三さん他、
 昭和30年代の日本画壇で注目を浴びた
 新進気鋭の画家さんたちの作品は
 今も色鮮やかですね。

「きりりッとォ、よぞらッ!」
「がるる!」(←訳:雲の白!)

 東山魁夷さんも、
 この《彌生会》に参加していました。

 そして、同じ昭和34年のこと、
 彌生画廊で『TOKYO』展を開催、
 冬の東京をテーマにした十二の作品を発表したのです、
 が……。

「がッ??」
「ぐるるるる??」(←訳:どうしたの??)
 
  

 平成の現在、
 『TOKYO』展で発表された《東京十二景》の殆どは、
 所在が分からなくなっているのです。

 転売されてしまったのか、
 持ち主に存在を忘れられてしまったのか……。

「あううゥ~! もッたいィないィでスゥ!」
「がるるるるー!」(←訳:忘れないでー!)

 行方が知れぬ作品の、
 しかし!
 習作は残っている!

 下書きというか、下絵というか、
 ラフとかいうべきか、
 幸いにも残されていた『東京十二景』の習作作品を足がかりに、
 『TOKYO』の面影を探る企画展――

 ファンにとっては、
 嬉しいような哀しいような、
 複雑な心地のする展覧会なのですけれど、
 貴重な機会であることは間違いありません。

「ゆきたいィでスねッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:千葉の市川市!)

 美術館の最寄り駅は、
 京成電鉄の京成中山駅(駅から徒歩15分)、
 もしくはJR総武線の下総中山駅(駅から徒歩20分)です。
 
 幻の名画を追いかけて、
 魁夷さんのファンの皆さま、
 ぜひ、お出掛けを♪
 



    では、ここでオマケ画像も、はい、どうぞ~!
   
    『不二家』さんの
    《LOOK 3つの苺食べくらべ》には、
    あまおう・とちおとめ・スカイベリーの
    3種類の苺のクリームがin!
    「わふふゥ♪いちごォすきィ~!」
    「がるる~!」(←訳:大好き~!)
    甘酸っぱいイチゴチョコ祭りに舌鼓して、
    皆さま、穏やかな休日を♪



    

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