こんにちは、ネーさです。
本日は、体調不良のため、
読書タイムはちょっとお休みさせていただきます。
( 明日からまた頑張りますね~ )
こんにちは、ネーさです。
本日は、体調不良のため、
読書タイムはちょっとお休みさせていただきます。
( 明日からまた頑張りますね~ )
「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむッ? むかしとォ、おおちがいィ~??」
「がるる!ぐるるがるぐる?」(←訳:虎です!これは進化なの?)
こんにちは、ネーさです。
初夏を彩るアジサイの花……が近年大進化!
お花がフリル状態? 八重咲? 多色のお花もある?
これが技術力ってヤツかぁ~とビックリしながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 百花繚乱の美人画ポスター ――
著者は田島奈都子(たじま・なつこ)さん、
2024年3月に発行されました。
「ほわおゥ! きれいィでスねェ~♬」
「ぐるるがる!」(←訳:日本髪美人!)
日本に於けるポスターの本格的な登場は
19世紀末のことである、と
著者・田島さんは冒頭の
『美人画ポスター前史』で記しています。
日中戦争に勝利し、
一時的ではあれど好景気に沸く日本で、
数々のポスター広告が街角を飾り、
人々の購買意欲を盛り上げました。
その中で、華やかさ随一なのは、やはり、
女性を主題とした
《美人画ポスター》。
「ふァいッ、じだいはァ~ちがうけどォ」
「がるるぐるるる!」(←訳:心情は変わらず!)
喜多川歌麿さんの美人画が
江戸っ子さんたちに人気だったように、
明治っ子さんたちの視線を集めたのは、
和と洋の美が混在する
モダンな女性像でした。
この御本では、
第1章『画家の競演』
第2章『図案家の活躍』
第3章『妍を競う懸賞募集』
第4章『銀幕の美女』
第5章『誘惑のエロティシズム』
第6章『写真の活用』
と、6つの章に分けて
《美人画ポスター》の名作が紹介&解説されていますが、
圧倒的に美しく、
また、印刷の精度も高いのは、
呉服店さん!
「いぎィなしィ!」
「ぐるる~!」(←訳:大賛成~!)
現代でいうなら、百貨店さん、ですね。
『白木屋呉服店』
『松屋呉服店』
『三越呉服店』、
こういった呉服店のポスターに描かれているのは……
極上の絹布、
最上の仕立て、
最新流行のヘアメイク、
使われている絵の具の色数と質、
いずれの点からも
日本有数の規模と長い歴史を持つ老舗さんの矜恃が
ひしひしと感じられます。
そして、呉服屋さんに次いで景気が良さげで
《美人画ポスター》に予算を注ぎ込んでいるのは
お酒やビールのメーカーさん、
っていうところは、
つい、ふふふと笑ってしまいます。
かつての呉服屋さんをユニクロさんに置き換え、
それをサッポロさんサントリーさんキリンさんが追いかける、
と考えると、
20世紀前半の日本と
21世紀の日本……
商業の実勢はあまり変わっていないのかもしれません。
「げんだいのォ、ぽすたァもォ?」
「がるるるぐるる!」(←訳:美人さん勢揃い!)
巻末には、解説、明治の髪型図、
ポスター画を描いた画家さんのリスト等、
資料も充実しています。
広告アート好きな活字マニアさん、
近代史好きな方々にも愉しめる
《美人画ポスター》の世界、
ぜひ、覗いてみてくださいね~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
れんきゅうゥ~ふぁいなるゥ??」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!4連休だよ!)
こんにちは、ネーさです。
GW後半、4連休の初日は《憲法記念日》。
凛々しくも誇らしい条文に励まされながら、
さあ、本日は読書……をサボって、こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
―― 国宝の名刀と甲冑・武者絵 ――
東京・中央区日本橋の三井記念美術館にて、
会期は2025年4月12日~6月15日
(月曜休館、ただし5/5は開館)、
『National Treasure Swords,Historic Armor,and Warrior Paintings』
と英語題名が付されています。
「あはァ! もうすぐゥ、こどものひィ!」
「ぐるるるる~!」(←訳:五月人形だ~!)
そう、5月5日は《こどもの日》。
男の子の健やかな成長を願う日……というよりは、
すべての子どもたちが健やかに成長しますように、と
祈願を込めて制定した祝日なんでしょうね。
飢え、寒さ、疫病、戦争、天災、
そういった禍(わざわい)に襲われることなく、
無事に成人しますように、と。
そして、人形飾り、武者絵、守り刀などは、
古来からのそういった願いを形にしたもの、
と言えましょうか。
「ふァいッ! めいとうゥでェ、やくばらいィ!」
「がるぐる~!」(←訳:退魔退厄~!)
この展覧会では、
国宝の短刀2点
《名物 日向政宗》
《名物 徳善院貞宗》
をはじめ、
《太刀 銘則宗》(平安~鎌倉時代・12~13世紀)など
重要文化財7点を含む
三井記念美術館所蔵の刀剣が展示されます。
また、
三井家の遠祖・三井高安さん所用の甲冑、
酒呑童子絵巻などの合戦絵巻他、
『特集展示』として
三井家伝来の五月人形も
出展されていますよ。
すべての子どもたちに、
かつて子どもだった大人たちにも
幸あれと祈りつつ、
ぜひ、お出掛けしてみてくださいね。
では、ここでオマケ画像も、パクリ!と。
↑右は、『無印』さんの《白桃グミ コラーゲン入り》、
↑左は、『UHA味覚糖』さんの
《究極やわらかグミMochu(モッチュ)白桃味》です。
「おッ? ぷにゅにゅゥ!」
「ぐるるる~!」(←訳:やわらか~!)
硬いグミなんてグミ失格よ!派の方々に
おすすめの桃味グミ、美味しゅうございました。
皆さま、 楽しくも穏やかな休日を過ごされますよう♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおゥ! だいひッとォ、なのでスゥ~!」
「がるる!ぐるがるぐっる!」(←訳:虎です!世界2位だって!)
こんにちは、ネーさです。
先日ご紹介しました『新幹線大爆破』が、
Netflixで世界2位のヒット! 特に米国では7位から4位に上昇!
日本の作品が広く知られることにワクワクしながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの文庫作品を、どうぞ~♪
―― 小泉八雲先生の『怪談』蒐集記 ――
著者は峰守ひろかず(みねもり・ひろかず)さん、
2024年12月に発行されました。
「うぐゥ、かッ、かいだんッ?」
「ぐるるるぅ!」(←訳:えんがちょ!)
背筋も凍る怖ろしい話――怪談。
いえ、小泉八雲さんの場合は『KWAIDAN』ですね。
八雲さんの著作『KWAIDAN(怪談)』が刊行されたのは、
1904年のことでしたが、
この物語の舞台は、
1896年――明治29年の東京です。
東京市牛込(うしほめ)区の、市谷(いちがや)。
二階建ての借家に引っ越してきたのは、
“小泉八雲“と改名した
ラフカディオ・ハーンさん。
このとき、八雲さんはまだ『KWAIDAN』を執筆しておらず、
教師の職に就いておりました。
「にんきのォせんせいィ、でスよゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:東京帝大のね!)
おそらく、八雲さんの周囲の人々にとって、
八雲さんはあくまでも
《先生》だったのでしょう。
上から目線で知識を叩き込むのではなく、
生徒に親身になってくれて、
一緒に学問の森を散歩してくれるような、
こころやさしい先生。
ただまあ、この先生は、
怖い話が大好き♬という、
変わった趣味をお持ちだったんですけど。
なので、
お家に出入りする虫屋さんに、
食人鬼が巣食う森があるんですよ先生!
ってな噂を聞かされちゃうと、
じっとしていられなくて。
「せせせッ、せんせいィ~!」
「ぐっるるがるる!」(←訳:行ったらアカン!)
八雲先生のお家で今日から働くことになった
新人女中の、好乃(よしの)さん。
書生の己之吉(みのきち)さん。
2人をお供に、
噂の場所にやって来た八雲先生が、
怪しの森、いえ、
雑木林の中心で目にしたのは……
確かに食人鬼がいた痕跡?
「ひょえッ!」
「がるるるるぅ!」(←訳:逃げなくちゃ!)
怖い話が大好き、
オバケも大好きな八雲先生は、
はたして怪異をどう判ずるのか。
教え子さんたちにとても慕われていたという、
教師・八雲さん。
この御本には、
思慮深い八雲さんを探偵役とする
短編ミステリ5作品+エピローグ1編が収録されています。
『KWAIDAN』好きな活字マニアさんに、
八雲さんのファンの方々にも
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おてんきィ、はればれェ~♬」
「がるる!ぐるがるぐるる!」(←訳:虎です!5月開幕だよう!)
こんにちは、ネーさです。
5月らしい新緑と、穏やかな夕暮れを堪能した後は、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 銀太郎さん お頼み申す 7 ――
著者は東村アキコ(ひがしむら・あきこ)さん、
2025年4月に発行されました。
「さとりィちゃんッ!」
「ぐるるがっるるぐるる~!」(←訳:今巻もガッツで学ぼう~!)
明確な願望も目標もなく、
それでも、何かと出会えることを期待して、
大学卒業後も東京に残り、
コーヒーショップのアルバイトをしている
さとり ちゃん、25歳。
そして、期待は、現実のものになりました。
うつくしい和装のひと、
銀太郎(ぎんたろう)さん。
まずは、銀太郎さんがまとう着物に見惚れ、
着物を貸してもらって、
着付けもしてもらって。
銀太郎さんが営む器のお店を手伝うことで、
和の文化に触れるようにもなって、
さとりちゃんは変わったのです。
この7巻の冒頭で、
さとりちゃん、自分で着物を着て、
髪も和風に結い上げ、街を歩いています。
もうYou Tubeの動画を見なくても、
着付けができるし、
帯だって結べる……!
「うむゥ、すごいィでス!」
「がっるるぐるるがぅる!」(←訳:やったねさとりちゃん!)
着実に成長してゆくさとりちゃん……ですが、
和の文化の奥は予想以上に深遠です。
訪問着と、付け下げの違いって、どこ?
見分けるにはどうしたらいいの?
「ぐぐぐむゥ、それはァ~…」
「ぐるがるるぅ!」(←訳:難し過ぎるぅ!)
御本の後半では、
さとりちゃんの友人・もこちゃんが
新たに物語を動かし始めます。
そう、さとりちゃんが銀太郎さんと出会ったように、
もこちゃんも出会ってしまったのでした。
初詣のため、
さとりちゃんと一緒に出掛けた浅草寺の、
仲見世通りのお店で、
とある器に。
その器が持つ“何か“に惹かれ、
もこちゃんは行動を起こします。
「もももッ、もこちゃんッ?」
「がるるぅるるるっ!」(←訳:もこちゃんも凄っ!)
さとりちゃんともこちゃん、
和の文化の密林に踏み入らんとする
若きふたりの次の一歩は?
映画『かくかくしかじか』も話題の
著者・東村アキコさんの本格着物コミック、
書店さんの新刊コーナーで探してみてくださいね~♪