明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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「もう一つの日本は可能だ 内橋克人 光文社」

2013年01月27日 20時31分43秒 | Weblog
「もう一つの日本は可能だ 内橋克人 光文社」

(HARMONIX・コトダマ発信)より


瀕死の状態に突き進んできた日本は今溺れて折り返せない所まで来ているけれども

それでも本気になりさえすれば立ち直るチャンスをつくることができると言う

グローバリズムに浸透した中曽根・小泉が

裸に剥いたニホンをオオカミの群れに追い込んだことに対する検証をしながら

今後どうすれば立ち直れるかを紐解いている


多国籍企業・国際金融組織とそれをバックアップするアメリカや国際組織の

法で支えた屁理屈と暴力によって世界の半分以上を餓えに追い込み南北の格差を推し進め

アジア中東を餌食にする姿を浮き彫りにすると同時に

そこから這い上がるニホンの姿を描き出している


その中でイスラム世界が主張する「労働の対価以外の報酬を受けてはならない」

「希薄な私有財産権等の反権利主義」

イスラムの銀行は利息の概念を禁じている

その銀行が20ヶ国に広まっているので

新自由主義のグローバリーゼーションにとっては脅威となり

その心を狭く閉ざした故の恐怖や野望が全面的な内政干渉に走らせる

曰く、神の法を退ける民営化であり財産権の確率であり民間企業の自由化である

この恐怖と野望が911やイラク戦争えと突き動かす原因となったのだろう


「市場に任しておけばすべてを解決してくれる」と言うブッシュの言葉は

そのグローバリーゼーションが建前でその市場を力尽くでコントロールすることを

本音として隠している

暴力による強制的な新自由主義(ネオリベラリズム)の開き直りである


イスラムの神への依存概念を壊して貨幣に依存させるには

財産権の確率・蓄財の自由・格差による甘い蜜を保証させて見せる必要がある

そのためには神の法を改め新たな金融的な法の環境整備を目指す必要がある

冷戦の時代には社会主義に対抗するために渋々年金や医療などの

福祉や社会保障に譲歩してきたけれども対抗馬を無くした90年代には

社会福祉制度を蹴散らかして民間保険制度に挿げ替え

マネー資本主義のやりたい放題となった


新自由主義の価値観が作り出す社会環境をスーザン・ジョージが評して曰く

・公共サービスを破壊させる

・小規模農業をはじめ小規模の生産や流通を破壊に追い込む

・既存の民主的な福祉に関する法律を破壊する

・弱く不利な国々を更に追い詰める

・文化を破壊し文明的価値観で世界中を一色に塗りつぶす

・自然環境を荒廃させる

・労働に対する対価を低下させて管理権と操作権を集中的に優遇する

・市民を配下に置く政府を確立し依存性と搾取を高める

更に生産と消費を南と北に分ける身勝手な暮らしの結果として

地域を無視した貿易行為を無制限に行うことによって

資源を一極的に集中させてしまい世界を狭くすることになる



又ヴィヴィアンヌフォレステル曰く

「人間は搾取の対象ですらなくなり排除すべきものとなった」

生きる行為である職がなければ自立もなく

楽しむべき出合いを自主的に選択して発見する楽しみを奪われてしまえば

個々の自律も尊厳も破壊されてしまう

本質的な経済は人間の暮らしに対する手段であるべきで

経済が人間に依存して支配してしまうと創造が途絶えてしまう


しかしこのことを深読みすれば別の発見もある

こうした当たり前の真理を無視したり率先して吹聴する視野の狭い名ばかりの有識者が

悲惨な結果を見せてくれることで一般市民は真理を事実として具体的に学ぶことができ

パラドックスが隠されていることに初めて気付ける


最後の第4章の60ページほどで肝心なこれからの可能性に付いて述べている

かつて言われてきた「衣食住」を改めて「食・エネルギー・ケアの自給」を目指す


「自らをよりよく育てる」

「社会のよりよい方向めざして努力を重ねる」

この2つを統合することで次の社会を模索する

又、資源小国日本から資源大国日本へ変身する

産業廃棄物から新たな資源を再生させる

足し算の技術と引き算の技術を駆使して無駄を排除する

又、地域を重視する循環型の社会をつくる

「医師は患者の中にいてこその医師です」という

地域に根ざした生産と消費を中心に据えて(貿易を最小限する?)などなど

「働く喜び・作り喜び・使う喜び・を分かち合おう」とシェアーリングを呼び掛ける

生産者と消費者が分け合うのだという

どこにも負けない製品・技術・人への優しさの三位一体の醸し出す風格が

強みだという

ここでも少しおかしいと思わざるを得ないのはシェアーを唱えながら

負けないとか強みとか競う争う姿勢を持ち出している矛盾である

結局は本音と建前を駆使して誤魔化しているにすぎないと思えてくる


最後に一言いわせてもらうならば

この本は内橋さんの正義を詰め込んだものだと言えるとおもうけれども

しかし彼の内に潜む自己顕示欲もにじみ出ていると感じた

例えば「我を語らず」を唱えているにもかかわらず

うんざりするほど「私は~」「私が~」を連発している

きっと本人は気付いてもいないのだろうけれども

内橋さんに内在しているのだろう本音と建前が見え隠れしている


又、競争が悪だと言っているわけではないと釈明しているけれども

だとすると規制緩和や構造改革によって

民の集いをナメラカにするべき政府機能を排除しようとする行為に

異議を唱えている姿勢と矛盾してしまうだろう

ここで本質的な納得を得ていないままの迷いの状態を感じて

自己弁護しているように見えてしまう

福島原発告訴団、ネット署名開始!

2013年01月27日 19時41分11秒 | Weblog

福島原発告訴団、ネット署名開始!

(正しい情報を探すブログ)より

「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名」


福島原発事故を起した責任者たちの刑事裁判を求めている「福島原発告訴団」

が新たにネット署名運動を始めたのでご紹介します。


このネット署名では強制捜査を含む厳正な捜査・起訴を行うことを要望しており、

署名の数次第では状況を少なからず変えることが出来るかもしれません。


☆【拡散お願い】ネット署名始まりました!
URL http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/01/blog-post_17.html



引用:

福島原発告訴団では「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名」

を行っています。

(その模様は、下記の記事「緊急署名始めます!」をご一読ください)

署名運動のさらなる拡大のため、ネット署名を作っていただきました。

簡単に署名できます。どうぞ、ご活用ください。

「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求めるネット署名」

:引用終了


☆【拡散お願い】緊急署名始めます!
URL http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html



引用:

昨年末、全国紙が一斉に検察の動きを報道しました。

原発事故立件の可否、来年3月にも判断 検察当局 (朝日)

福島第1原発:津波「過小評価」に注目 検察が任意聴取 (毎日)

原発事故 100人超聴取へ 東電旧経営陣・班目氏ら 検察 来春立件判断 (産経)


記事には、私たちの告訴・告発を受けて関係者に事情聴取を行っていること、

3月にも立件の可否を判断すること、そして、「予見可能性に高いハードル」

「立件にはハードル」「立証は厳しい」「起訴は困難」などの文字が並んでいます。


こうした「起訴は困難」の憶測が報道されることで、

「やっぱり立件できなくても仕方がないみたいだね・・・」と、

諦めムードになってはなりません。

これほど多くの被害者が加害者を訴えているのに、

なぜ泣き寝入りしなければならないのでしょうか。

笹子トンネルの天井崩落事故では、その翌日から特別捜査本部が立ち、

事故の原因と責任の追及が始まりました。

原発事故があまりにも巨大であるから責任が特定できないのでしょうか。

いいえ、巨大な事故であればあるほど、

徹底した責任追及が必要なのだと思います。

二度とこのような恐ろしい過酷事故を起こさないためにも。


そこで福島原発告訴団では「福島原発事故に関し、

厳正な捜査と起訴を求める署名」を緊急に行うことにいたしました。

私たちは、強制捜査を含む厳正な捜査・起訴を行うことを、強く、強く求めます。


3月にも立件判断とのことですので、時間がありません。

みなさま、この署名運動にご協力をお願いいたします。

第一次締切は2013年2月15日、第二次締切は3月5日です。

2月22日(金)に「東京地検包囲行動」を行い、

第一次集約の署名を提出する予定で


「緊急署名のお願い」「東京地検包囲行動」のチラシ←(クリックしてダウンロードください)

https://docs.google.com/file/d/0BzG0nuqlnIlJclJKM0JybDVtS2M/edit?pli=1



署名用紙←(クリックしてダウンロードください)


https://docs.google.com/file/d/0BzG0nuqlnIlJWlJjNWpmS3Z4ZWM/edit?pli=1

 *告訴人の方もどなたも、署名いただけます。

 *「福島原発事故に関し、厳正な捜査と起訴を求める署名」ネット版を準備中です。

  (紙署名版かネット署名版どちらかに署名ください)

 *紙署名版の集約は、下記の福島原発告訴団事務局へ郵送ください。

  963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1


*****

2月22日(金)16時からは、「東京地検包囲行動」を行います。

<行動予定>
16:00~17:00 東京地検前に集合  包囲行動と「署名」提出行動            
            <各自、歩道を移動する>

17:30~18:00 東電本社前に集合  包囲行動

            <各自、歩道を移動する>

18:30~20:00 霞ヶ関へ移動し、金曜行動に合流。

アピールと署名集めをする。

:引用終了


「されど小沢一郎は決して死なず。」 

2013年01月27日 19時10分26秒 | Weblog

「されど小沢一郎は決して死なず。」 

先の衆院選で惨敗した小沢一郎が、小沢グループを再結集した「生活の党」の

(山崎行太郎)より

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130127/1359276445


、反撃を開始した。

まだ、小沢一郎の反撃に、半信半疑の人々も少なくないだろうが、しかし、確実に反撃体制は整えられつつあると見ていい。

小沢一郎は、新代表就任と共に記者会見を行い、次の参院選に向けての戦略の一端を公開している。

すると、ただちに他の各野党が、小沢一郎の野党連合構想を批判し、拒否する姿勢を示し始めた。相変わらず政治的センスのない連中である。

所詮、維新もみんなの党も、そして民主党も、「小沢一郎」なしでは、自民党の補完勢力なるしかない。

 

小沢一郎発言から。

「今までもこれからも陰に隠れているつもりはないが、

私が先頭に立てばご承知の通り批判の矢面にたたされる。

自分はいいが皆さんが困るのではと悩んだ。

ただ推挙していただいた皆さんはその事も十分承知しているものと思う。」


彼らはどこからやって来たのか?

2013年01月27日 17時56分23秒 | Weblog

彼らはどこからやって来たのか?

(武山祐三の日記)より

浅川嘉富氏のブログより



 
2012年1月11日にコロンビアに出現したピラミッド型のUFO
 

3年ほど前、少年和宏君から送られてきたメールにUFOと恐竜などの絵が添付されていた。

それは彼が肉体を離れて木星を訪れている最中に目撃したもので、そこには、円盤型UFOのように見慣れた形をしたものと一緒に、これまでまったく見聞きしたことのない、なんとも奇妙な形をしたUFOが描かれていた。


それが下に添付した絵である。④、⑥はUFOで、④はよく見かける形をしているが⑥はなんとも奇妙な形をしたUFOである。

この絵を見たときには、こんな形のUFOが本当に存在しているのだろうかと頭の中を?

マークが駆け巡った。

飛行するにはあまりに非効率的な形をしていたからである。


しかし、エジプトやメキシコのピラミッドが強力なエネルギー発進装置であるように、このピラミッド型の宇宙船は宇宙飛行 に必要な強力なエネルギーを得る上で、大変都合のよい形であるようだ。

そのため、精神的な波動の高いレベルの惑星からグレイレベルの惑星まで幅広く利用されているようである。

上下に2つのピラミッドが重なっているのは、陰陽 (プラスとマイナス)のエネルギーを得るのに都合がよいからではなかろうか。


因みに、和宏君が書かれた絵の③は木星にあるピラミッドで、 光る球体が頂上部に乗っている。

このピラミッドは神殿的な役割を持っているようで、隣接した6角形の池にその姿が映っている。


また、①は木星に棲む恐竜アロサウルスで、かって地球に存在したことのあるそれ(獣脚類)と異なっている点は、かなり長めの2本の犬歯がある点だという。

②は翼竜で恐竜図鑑には登場しない姿をしている。

なお、木星には、これらの恐竜たちがたくさん棲んでおり、彼らはレムリア文明時代に オリオン星からやって来たアトランティス系の人々によって、絶滅させられるのを避るために、木星に転送された恐竜たちのようである。

3年前に和宏君からのメールが届いたのと前後して、世界の各地で2重ピラミッド型のUFOが出現し、頻繁にユーチューブに登場するようになった。

どうやら、和宏君が木星で目撃したUFOは、時を同じくして地球に飛来し、世界各国で人々の目にとまるようになって来ているようである。

出現場所は1国だけでなく世界各地に散っており、確認されているだけでも米国、スペイン、フランス、ロシア、メキシコ、コスタリカ、コロンビア、トルコ、中国と9ヶ国に及び、ロシアとコロンビアでは2ヶ所で出現している 。


和宏少年の描いたピラミッド型UFOを下記に掲載したので、ユーチューブに登場する世界各地の同様な形のUFOと見比べてみて頂きたい。形状がそっくりである事がお分かりになるはずだ。
 

 
 
 
和宏少年が描いたピラミッド型UFOと木星に 棲む恐竜 〈クリックで拡大)


 
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RAHIMYycNZA

下の2分8秒の動画には2012年1月11日にコロンビアに出現したピラミッド型の 巨大UFOが掲載されている。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=BMKJAF4Ez60


2段目は、2011年9月17日に中国の電力発電所の上空に出現した同じ型のUFOが掲載されている。

巨大な二段重ねのピラミッド型UFOの周りを同じ形をした小型のUFOが飛び回っているのが分かる。

画面ではっきりしないがそこから更に小型のUFOが分離しているようにようである。
 


3段目は、ここ数年のUFO映像の集大成で動画は15分55秒。

映像は中国の空港の上空から始まって、ロシア、中国(これは2段目のと同じです)、コロンビア、メキシコ、コスタリカ、フランス、ロシア(モスクワ)、スペイン、トルコのUFOとつづく。

同じ形のUFOが世界各地で目撃されていることが 分かる。
 

http://www.youtube.com/watch?v=OnoRxCcNUfU&feature=player_embedded


 

 


情けない対米追従政治、 ♪ 何から何まで真っ暗闇よ すじの通らぬことばかり

2013年01月27日 17時47分13秒 | Weblog
情けない対米追従政治、 ♪ 何から何まで真っ暗闇よ すじの通らぬことばかり

(いかりや爆氏の毒独日記)より


なにしろ、この国は今や法の番人たちまでが、まさかまさかの犯罪行為(小沢裁判における、地検特捜部の捏造捜査報告や最高裁のでっち上げ検察審査会などなど)をやらかすほどに堕落している。

 彼らの犯罪行為を糾弾する本(例えば「検察の罠」や「最高裁の罠」)まで出版されています。

それらが間違ったことを言っているのなら、何故著者や出版社を名誉毀損で訴えないのだろうか?


 かって、「巨悪は眠らせない」などと言われたように、誇りと正義感が彼ら(検察や最高裁)にも多少はあるだろう、しかも彼らは法律の専門家だろう?

ならば何故名誉毀損で訴えないのだろうか?

今の腐敗しきった彼らにはその気概さえもないのだろうか。


 それさえも出来ないということは「うしろめたいところがある」からに違いない。

さもなければ「小沢氏は元々なんら罪に問えないことを承知」の上で、ただ小沢氏を裁判にひっかけて政治的に抹殺することだけが目的だった、だからそのことが名誉毀損裁判でばれてしまえば、更に恥の上塗りになることを恐れているのだろうか。


もし、一連の小沢氏秘書事件が、なければ小沢総理大臣が実現していた。

勿論、政治状況も大きく変わっていたに違いない。


「最高裁の罠」 志岐武彦・山崎行太郎 K&Kプレス

「検察の罠 小沢一郎抹殺計画の真相」日本文芸社


情けない対米追従政治

 >1年分の国家予算額(H24年度予算は借金償還財源である国債費21.9兆円を除く純予算額は68.4兆円)を遥かに超える80兆円の金額が、公然と(秘かに?)某国へ流出するとしたら、この国は国家の体を成していない。


 昨年8月の時点で、明確に現在の状況を予見されていた訳ですから流石と言うしかありません。当方なんぞ、同じ資料を目にしても意味も分からず見過したに違いありません。恥ずかしながら。


私たちの常識だったら借金の証文は債権者が保管して、都合に応じて「そろそろ返済してもらわんと困る」と相手に突付けることが出来ますよね。


 ところが、(これも以前にいかりやさんがブログで教えて下さったように記憶しています)米国債はアメリカの銀行の奥深くに保管されているとのこと、借金の証文が債務国の管理下にあるとは阿呆臭い限りでございます。

返す気がない!


 ただ、いかりやさんとコメンテーターの皆さんの気分を害するかも知れませんが上記と不正選挙を結びつけることにはあまり乗れないでいます。

不正の疑惑があることは理解できますが、この問題を論じることが、今後も続くに違いない政権の対米追従姿勢を変えさせるために有効であろうとは考え難いのです。


 対米追従姿勢自体については、(例えば現状の米国債購入準備のように)具体的証拠を一つ一つ挙げて糾弾することが出来る訳で、こちらに力点を置いて地道に意見を発信する方が一般の人々に受け入れられ易いものと思います。


 勿論、選挙における不正を暴くことによって(本当に可能であれば)、庶民が政権の実体に気付けばそれに越したことはありません。

しかしながら、ネットの世界は兎も角として、そのような情報に接していない人々は「大掛かりな陰謀」説を受け入れる素地が乏しいと考えられます。


 例えば、沖縄返還に伴う日米間密約やケネディ暗殺の裏事情のように、歴史の流れの中で顕在化して庶民が気付く可能性はあるでしょうが。


 そんなまだるっこしいことを言っている状況でないと言われるかも知れません。


 >なるほどと思われる方は、拡散してください。そうではないと思われる方は反論してください(但し、単なる嫌がらせは即削除します)と書かれていましたので、敢えて投稿させて頂きます。


嫌がらせの気持ちは毛頭ございません。


いかりや:

 気配りのジョーさん、コメントありがとう。

 財務省と米財務省がタッグを組んで不正選挙?

 いくらなんでもそこまで「計画的犯罪行為」と思いたくないが・・・、

不正選挙のシナリオを書いたのはひょっとして財務省かもしれない(無論、背後に米側の存在があるに違いない)と思うようになった。


 なにしろ、この国は今や法の番人たちまでが、まさかまさかの犯罪行為(小沢裁判における、地検特捜部の捏造捜査報告や最高裁のでっち上げ検察審査会などなど)をやらかすほどに堕落している。


 彼らの犯罪行為を糾弾する本(例えば「検察の罠」や「最高裁の罠」)まで出版されています。

それらが間違ったことを言っているのなら、何故著者や出版社を名誉毀損で訴えないのだろうか?

 かって、「巨悪は眠らせない」などと言われたように、誇りと正義感が彼ら(検察や最高裁)にも多少はあるだろう、しかも彼らは法律の専門家だろう?

ならば何故名誉毀損で訴えないのだろうか?

今の腐敗しきった彼らにはその気概さえもないのだろうか。


 それさえも出来ないということは「うしろめたいところがある」からに違いない。

さもなければ「小沢氏は元々なんら罪に問えないことを承知」の上で、ただ小沢氏を裁判にひっかけて政治的に抹殺することだけが目的だった、だからそのことが名誉毀損裁判でばれてしまえば、更に恥の上塗りになることを恐れているのだろうか。


 2009年3月3日、小沢氏の大久保秘書逮捕、いわゆる西松事件は検察のでっち上げだった。

また2010年1月の3名の秘書逮捕にはじまる現在係争中の裁判も、素人が常識的にみれば、罪に問えるような代物ではない。

単なる訂正で済むようなものを裁判に仕立てあげている。

その程度のことは殆どの代議士にもあるに違いない、何故小沢氏だけなのか。


 もし、一連の小沢氏秘書事件が、なければ小沢総理大臣が実現していた。

勿論、政治状況も大きく変わっていたに違いない。


 官僚や政治家たちに対する疑惑があれば、本来なら、マスコミこそ疑惑を追及し真実を明らかにする旗頭でなければならない。

せめてマスコミは暴走する権力に対する歯止め(ブレーキ装置)役になって欲しいと願う。

だが、今のマスコミは疑惑を晴らすどころか、本分を忘れて彼らと癒着して協力している。


 個人の場合はマスメディアのような調査能力もないので、筆者の場合は、極力公表されている材料(公の機関やマスコミの報道資料も含めて)を使って「点と線」を結んでこじつける(苦笑)作業をするわけです。

それでも、思い過ごしの危険性があるかもしれません。こんなことまで書いていいのかな?「ひょっとして、とっつまるかもしれないぞ」と思うことだってあります。

 参院選挙が今夏にあります。

不正選挙かどうかの証拠は、疑える材料はたくさんあっても権力者側の協力がなければ、確証を掴むことは難しい。

このままずるずると、投開票丸抱えの民間会社一社の独占にまかせていいのか危惧しています。

 マスコミがダメなら、国民が騒ぐしかない。

そうかと言って、「マスコミがやらなきゃ俺がやる」とそれほどの気概があるわけでもありません、「俺も老いぼれた」そろそろ店じまいする潮時ではないかと悩む(苦笑)今日この頃です。


 ” ♪ 何から何まで真っ暗闇よ すじの通らぬことばかり 右を向いても左を見ても
どこに男の夢がある♪ ” なーんちゃって ごめんなさい。


 財務省関連(政府短期証券)については、次回の予定。

不正選挙の意味は、くしじじい達から氷河期世代へのゼロ回答で生涯800円で働いてくれという意味で

2013年01月27日 17時34分15秒 | Weblog
不正選挙の意味は、くしじじい達から氷河期世代へのゼロ回答で生涯800円で働いてくれという意味で東京を捨てるべきである

( ポスト米英時代 )より


東京のビジネスモデルは氷河期世代が毎月8万円の月謝をくそじじいに払って修行させて貰い時給800円で重労働をしたり

昔であればのれん分けや昇格・昇給があったが今はないのである。

吉原の女郎のように結核で倒れるまで働かされて使い物にならなくなったらピチピチの部品と交換されるだけである。

それどころか家賃を10万円に値上げしたいし時給も500円にしたいというのがくそじじい達の氷河期世代の返答だったのである。

アベノミクスとはそれでは露骨だから時給を5000円にしてあげるかわりに家賃を百万円にしようという事であり深く考え

なければなんか給料が増えた感じで嬉しくねと若者言葉を使って騙しに来ている訳である。

それだけで飽き足らずに戦争経済にしてボロ儲けをしたいから子供の頃の憧れだったガンダムごっこをタダでやらせてあげる

けどどうよと言ってきてる訳である。

それに対して超ムカつくんですけどーとか泣かぬならこぼすでござるホトトギスでは何も変わらないどころか戦場で戦死させ

られて軍神に祭り上げられるか従軍慰安婦にされて野垂れ死にするのがオチであり欣ちゃんみたいにどっちがましかよーく考

えてみようと来し方ゆく末を考えて行動しなければ駄目である。

殺してしまえホトトギスと思い詰めるのも分かるが逮捕されるか自分が自殺に追い込まれるだけの話でアホである。

泣かしてみようホトトギスもいいがくそじじいの財布は錠前が何重にもかかっており秀吉の知恵をもってしてもルパンの腕を

もってしてもこじ開ける事は不可能で逆に身ぐるみ剥がれるのがオチで同じ土俵で戦っても無駄なのである。

ブラックな職場を渡り歩いてませた大人になってしまった彼らは逃げ切り世代が死んでからが俺達の時代で今は何をしても

無駄と一見長期戦略を持っているように見えるが泣くまで待とうホトトギスではその頃には自分が千の風になっている事を

忘れており家康みたいにのんびり構えていたら靖国で会おうになってしまうのである。

オラ東京さ行くだーの時代は確かに来る価値があったが今はオラ東京さ捨てるだーが正解であり木綿のハンカチーフを持って

UターンなりIターンなり月面宙返りなりして見切りをつけなければ駄目である。

若者言葉で言えばハイ次ーで東京に求めたものを別の場所で実現しなければアホである。

東京の魅力はピチピチの氷河期世代がうじゃうじゃ集まっている事であり我が儘なアイドル歌手みたいに自己主張しなければ

駄目でおしんのしんは辛抱のしんを極限までするのもいいが減量中のボクサーがカーペンターズみたいに拒食症で死ぬまで我慢

するみたいな事はやめてそのガッツを新天地に求めるべきである。

確かに氷河期一人の価値は東京ではゼロというのが現実だが十人百人千人と一つの塊になると世界最強にして唯一無二の価値に

なる事に気付くべきである。

一人だと石ころだが集団になるとダイヤモンドだねーとなる事を気付かせまいとくそじじい達が分断支配してきた事に気付き

若いのだからもの分かりのいい中年の真似などやめるべきである。

田舎は家もクルマも所帯も持てるがダサいから若者が敬遠する訳であるがそのダサさの原因をよくよく分析して自分達がその鍵

を握っている事に気付く事である。

私は学生時代に小淵沢の馬小屋掃除のアルバイトをしてその流れで社会人になってからも馬は乗らないがそこの甥っ子やお客さん

と交流する時期があったが今や清里や小淵沢はタダのくそ田舎である。

あれだけ賑わっていて大金持ちも貧乏人も軽井沢に行ってしまいほどよくプチブルが集まっていたリゾート地が氷河期がお金を

使えなくなったらただのクソ田舎になってしまった訳だが全国同じ状況のようである。

団塊夫婦が憧れの別荘生活をぼちぼち始めているが若者がいなければただ過疎地に移住しただけであり農業はしていないから百姓

ではないが紳士はただのじじいになり奥様はかっぺのばあさんになりほっぺが赤くなって鼻水を垂らしているのも気付かずに丁寧

語で喋っているのを見るとギャグである。

都会であれリゾート地であれ若者の活気が魅力を作っているという事であり氷河期世代は東京でため息をついて暮らすのをやめて

新天地を作ればいいのである。

小沢の生活の党は不正選挙で9議席となったが氷河期世代が身近に感じられるこぶりなネット政党である。

氷河期世代が小沢じいちゃんの信用を借りてどんどん村議になればいいのである。

日本一村議の多い政党を目指せば町議日本一、市議日本一、県議日本一はすぐであり黄金期の自民党みたいな政党は簡単に作れるのである。

かれこれ十数年雑巾掛け一筋できた氷河期世代は主任・係長・課長をすっ飛ばしてその気になれば部長をできる存在で昔の古株の

お局様と同じで全産業の全職場の現場の事を知り尽くしているのである。

入り口が甘ちゃんだったバブルに次の時代を託す気にはなれないがずっと試合に出して貰えず素振りと千本ノックとうさぎ飛びと

腕立て伏せだけさせられてきた氷河期はイースタンやセリーグを飛び越してメジャーデビューしていいのである。

くそじじいの楽園である東京を捨てて自分達のホームグランドを作ってのびのびと楽しく生きる事である。

公明・山口は習に会えず小沢に泣きついた、足元を見られている派遣もバイトもスト権はあるのである、

2013年01月27日 17時27分40秒 | Weblog
公明・山口は習に会えず小沢に泣きついた、足元を見られている派遣もバイトもスト権はあるのである、それが集団移住である。

(ポスト米英時代 )より


子供の使いの公明・山口は子供のお手紙の安倍の親書を持って中国に出向くも

不正選挙でできた政権である事を知っている

中国に門前払いされそうになり冷凍だか植物だか痴呆だかの大作のパイプという建前を取っていたが小沢に泣きついて格好

をつけたというのが真相のようである。

オバマも5兆円の紙屑を買う事でやっと会ってくれるようで不正選挙で作った政権というのは善悪を脇に置きゆすられ続

けて不経済だからその意味でも早く退陣させるべきなのである。

アベノミックスというのはボクちゃんや米国様の為に氷河期を生け贄にしようというクソジジックスという事であり労働権

どころか生存権まで脅かし始めたのであり上の世代の共感を呼ぶ形での抵抗権を行使しなければ駄目である。

派遣やバイトで組合のようなものを作っては挫折してきたようだが正社員と同じ方法で行使しても簡単に潰されるなり長続

きせず無駄に終わるのは当然である。

ましてや新自由主義という新封建主義が台頭して選挙では否定されたが行政を元の状態に戻せない中で正社員の労働権すら

脅かされている時に成功する訳がないのは連合幹部が偽ユダヤに買収されたのを見て分かった筈である。

ましてやパンがないなら安いケーキもあるでよーのグローバル時代は経営者側は正社員のストなど痛くも痒くもないのであり

なぜストが機能したのか今の時代であればどのような方法が効果があるか毛嫌いせずに親父世代の経験と挫折を聞き現代風に

アレンジして氷河期流のゼネストをしなければ駄目である。

私が子供の時に国鉄のストが吹き荒れてエリート官舎の子供が突き上げを食らっていたのを思い出すがあの頃の要求はもっと

寄越せというのが柱だったが家を買えない車を買えない結婚もできない下手をすると家賃も払えなくなる状況に置かれている

氷河期世代こそ内部留保を取り崩して役員の法外な報酬をやめて時給を十円アップしろと可愛く要求していいのである。

昔と違うのが日本をわざと不景気にしているのが米国であり株主の偽ユダヤが役員を送り込んでいるからついつい国際政治

批判に目が行きあまりにも巨大な相手なのでやる前から諦めたくなるのは分かるができる事まで諦めてしまっているから勿体

ないしくそじじい達に完全になめられているのである。

氷河期世代は50発殴ってもお母さんにこぼさないし自殺もせずに過労死するまで働くとかおっぱいを触ってもクビになりた

くないから怒らないし逆に喜んでる筈だとかなめきられているのである。

あまり売れなかったみたいだが私が思わず笑ったのは親の世代の歌をもじってギターで茶化していたお笑い芸人が君に一生の

愛を今は誓うけど数年後の事は分からないーとか今夜は君を離さないーと思ったけど明日早番なのでやっぱり終電で帰って

寝ますーとか言う歌詞だがその歌を聴いていた世代が熟年離婚や家庭内離婚をしているし今の時代に派遣やバイトをさぼったら

クビが待っている訳だからおちおち愛など語っていられないのは当然で名ばかり店長なら尚更である。

しかし派遣やバイトでも株主が偽ユダヤと言う時代背景でも頭を使えばストは実行できるし結果を出す事もできるのである。

吹ーけーばー飛ぶようなー将棋の駒にー賭ーけーたー命ーをー笑わば笑えーという感じで餃子じゃない王将モードになって勝負

に出なければ駄目である。

貴様らーただでおっぱい触られて悔しくないのかー女子だけ俺にも触らせろーは今日も自粛するがいつまでもくそじじいの土俵

で我慢作戦だけでは駄目である。

集団移住が一番効くと思うがその前段として職場を東京の中心から郊外に郊外にと我々の世代が一戸建てやマンションを買う

立地を選んだ時みたいにダサさの限界点まで撤退しそれに合わせて居住地も自転車通勤の限界点まで下げて都会の機能をまたーり

と麻痺させる事である。

それにあたり職場も居住地もなるべく同じ自治体にしてそこをリトル東京にしていけばいいのである。

時給は少し下がるが田舎ほどダサくはないし家賃はガクンと下がり生活が今より楽になるし村はないかもしれないが町議を一議席

くらい確保できるだろうし町会役員を一人送り込めるのは確実である。

イメージとしてはまず都心から東京外郭環状沿いに撤退し次に首都圏横断連絡道沿いに撤退していくという感じである。

理想は過疎地か元リゾート地に一気に集団移住する事だが中々決断できないだろうし母数がすぐ集まらねばツタヤも誘致できない

だろうから都心に通勤していた団塊暇人親父が居を構えている限界点にこちらから乗り込むという事である。

それを繰り返すうちに人気スポットと不人気スポットと明暗が分かれるだろうから多数派が選んだ人気スポットに集団転職と集団

移住をしていきつつ更に田舎へ田舎へと進んでいけばいいのでありまともだった頃の建設省が描いていた展都だか拡都を氷河期が

実践して同心円状の氷河期帝国を作っていけばいいのである。

お試し移住みたいなもので働きながら都会に対してゼネストをまたーりとでき街コンという武器もあるのだから街コンを主催して

商店街や町内会のスケベ親父と人間関係を築いて味方にしていき今は老若男女が参加できる街バルが流行り始めているようだが

その参加人数で移住具合も把握できナウでヤングな街を作りながら東京を過疎化させてくそじじいをギブアップさせてやればいい

のである。

その頃には田舎に残らざるを得なかった同級生とも連絡を取り合って農業商社とか不動産ころがしとかいろんなビジネスを展開

できる筈で賛否があるようだが団塊暇人親父を社長にしてやりたい放題やればいいのである。

親の世代が動くとなんでもブームになったが氷河期世代も少し動くだけで大きな社会現象を起こす事になり自分達でサテライト

オフィスというかノマド職場を作っていけばいいのである。

管理職や正社員のような権限も報酬も得ていないのに同じ責任感だけ持たされる必要はないのであり今の境遇をフルに活かして

自立の道を模索しなければ駄目である。

派遣やバイトが郊外へ郊外へと消えていけば正社員も仕事にならなくなるからそれに追随しファミレスにたむろしている団塊

暇人親父もピチピチのウェートレスがいなくなって熟女だらけになったら私は嬉しいが団塊は孫みたいのをからかうのが楽しくて

通っていたが口うるさい娘みたいのが相手では楽しくなく氷河期を追いかけてリハウスしてくるから顧客対策も万全である。

負けるが勝ちというか逃げるが勝ちというか押しても駄目なら退いてみなという事である。

早ければ早い方が傷は浅い 円安誘導で国民生活は破綻、アベノミクスは「日本売り」

2013年01月27日 17時19分59秒 | Weblog
早ければ早い方が傷は浅い 円安誘導で国民生活は破綻、アベノミクスは「日本売り」

 (世相を斬る あいば達也)より


 景気の気は“気分の気”だと云うことで、市場の動向はアベノミクス(こんな立派な名前がつくのがオカシイのだが)に反応、如何にも景気が浮揚する雰囲気に包まれている。

投機筋にとって、投資のキッカケが少なくなっている世界的マーケット状況においては、恰好の投機的話題を提供したのは事実だろう。

その点では、民主党の阿呆どもが行った為替介入によるドル買いに比べれば、相当マシな為替への介入テクニックである。


 為替と株価と云う二つの経済指標が円安、株高に繋がったのだから、景気が好くなるような気分になるのは当然だ。

昨年末の選挙でナショナリズム的言質を叫び大勝し、政権奪還に至った安倍政権がそれを行っているのだから、勢いは増すばかりだ。

ブログのランキングなどを眺めていても、ネトウヨ、右派保守陣営を支持するサイトが矢鱈元気で、中道保守やリベラルのサイトは順位を落としている。

このような現象は、リベラルや小沢支持の人々がネットでマスメディアの偏向報道に対抗しようとする姿勢よりも、ネトウヨ、右派保守陣営を支持する人々の方が、マスメディアの偏向報道に対抗しようとする姿勢が強いことを表してもいる。

保守もリベラルも苛立つマスメディア偏向報道が実存する証なのだろう。


 苦節3年半の野党時代を堪えた自民党が復権したのだから、元気がよくなるのも当然だ。

その上、超右派と思える、石原・橋下代表の維新の会までが躍進したのだから、わが世の春である。

存分に、その高揚感を味わって貰うしかないだろう。

小沢支持の筆者などは、完璧な冬の時代を迎えたわけで、日陰に居残る残雪のようにカチカチに凍って身動きが取れない。

誰が考えても、民主党が復権する可能性はゼロに近い。

維新とみんなが連携して準野党の地位を得る可能性の方が高そうに見えてしまう。

つまり、中道やリベラルにとって、現在の日本の政治状況は絶望に近いものとなっている。


 おそらく、このような復古調の政権が出来るとは、中道保守もリベラルも考えていなかっただろう。

しかし、選挙結果は大きく右派保守に傾く結果を導き出してしまった。

半分キツネに抓まれた気分だが、現実なのである。

しかし、だからと云って、国民の大多数が右派保守政治を望んだのかと云うと、そうではないことは、選挙の分析結果から判ることである。

ただ、政治の世界では、表層的結果だけが進行するわけで、中道やリベラルは消えうせたように見えてしまう。

このような状況が、数年続くと、本当に中道やリベラルな考え方をする勢力が死に絶える可能性まで出てくる。


 筆者は何度となく書いていることだが、ナショナリズムが台頭する素地はあったが、それが世界の潮流の中でメインストリームを歩いているイデオロギーでないことも指摘している。

EUもアメリカも、経済のグローバル化における国家や地域の在り方を模索しているのが現状だ。

にも拘らず、我が国周辺では、中国と韓国と云う国におけるナショナリズムに呼応するかたちになってしまった。

どのような経緯か定かではないが、一部米国の勢力の中に、日中がいがみ合うことが好ましいと考える人々が存在し、石原慎太郎を神輿に祭り上げたわけだが、決してアメリカ政府の望むものでなかった事は確認しておくことが肝心だ。


 俗称アベノミクスがどのような展開を見せるか興味深いが、国民の生活を豊かにする可能性はゼロなことは、初めから決定している。

国家全体が潤う可能性がゼロとまでは言わないが、生活者である国民に、その富の分け前が訪れることはない。

潤うのは、世界金融勢力と輸出製造業と土木建設業のゼネコンと株屋と利権政治屋と霞が関官僚達である。

単に失われた20年が30年になるだけでなく、更に加速度的に悪化した国家を出現させることになる。

筆者としてみれば、アベノミクスなるものが、如何に早く、その欠点を露呈してすることを望んでいる。

絶対に失政になる安倍自民の経済政策が生き延びれば生き延びるほど、日本経済はダメージを受けるわけで、早目に病状が悪化することが、その後の修復作業が楽になるのである。


 相場と云うもの、6カ月も同じ方向に振れるものではないので、早すぎた相場の動きが、2月一杯くらいで反転すれば、アベノミクスの問題点が次々と露呈するのは必定だ。

現在の相場を支えている海外の資金が、いつまで相場を支えるかだが、国会論戦が始まる時点が転換点になる可能性もある。

おそらく、安倍内閣の主眼は、財政出動による景気浮揚の誘い水が主たる目的であり、金融緩和も規制改革による成長戦略も絵に描いた餅なのだろう。

日銀の行う大胆な金融緩和は14年からのことであり、実際問題、既に資金はジャブジャブな訳だから、意味をなさない。

つまり、日銀に赤字国債を引き受けさせる約束を取り付け、財政出動の根拠を作ったにすぎない。


 飽和した日本の市場がそう簡単に成長する理屈はゼロだ。

仮にあるとしても、その種まきと収穫には、5年、10年の時間経過が必要であり、政権維持の特効薬とはならない。

ウッカリすると、日銀が糞のような国債を抱えて不良債権だらけの中央銀行と云う、手のつけようがない事態さえ招きかねない。

有り余った日本円が行き着く先は、株と土地などのバブルを生むかもしれないが、バブルなのだから、必ず消える。

その時、日本は前回のバブル崩壊以上のダメージろ受けることになる。

前回は日本経済のファンダメンタルは良好だったにも拘らず、金融機関は破綻の危機に晒された。

今度は経済のファンダメンタルが悪い中で起きるのだから、悲惨だ。


 金融保険関連企業は悉く国有化され、ハゲタカに狙われるリスクが目に見えてくる。

TPPなどに参加するまでもなく、日本の金融や保険関連企業は海外ものとなる。

既に監査法人と云う存在がアメリカ化されているわけで、最終的に彼らが企業の死命を握っている状態なのだ。

所謂、日本経済には、常に爆発する危険物を抱えた状況で経営を行っているのだから、彼ら経営者が、社員の為に賃金を増やすなどと云う自殺行為に出るわけはない。

ネトウヨや右派勢力のナショナリズム信奉の人々が、本当に愛国心があるのであれば、アベノミクスの危険度について、気づくべきである。

あきらかに、安倍晋三の手法は「日本売り」なのである。

菅や野田同様の売国的行為に走っているのだ。

厄介な点は、アベノミクスと云う複雑なメカニズムが埋め込まれた事で、安倍自身がまったく気づかずに行われている点が極めて怖いのである。

衆院選ですが、新聞読者の9割「投票に行った」そうです。

2013年01月27日 16時23分38秒 | Weblog
衆院選ですが、新聞読者の9割「投票に行った」そうです。

(velvetmorning blog)より

毎日新聞 2013年01月24日 東京朝刊

mainichi.jp/select/news/20130124ddm012010081000c.html

毎日新聞など主要8紙が首都圏、近畿圏、中京圏、福岡県で

昨年12月の衆院選の投票行動を調査したところ、

新聞読者の90・0%が投票に行き、

実際の投票率59・32%(総務省発表、小選挙区)を大きく上回っていた

新聞を購読している4エリアの男女4788人を対象に

新聞広告共通インターネット調査媒体

「J−MONITOR」が12月17〜22日に調査し、

有権者3207人が回答した。

mainichi.jp/select/news/20130124ddm012010081000c.html


やはり、投票率59・32%は、あきらかな嘘でしょうね。

でなければ、あれほど投票所に行列が出来るはずがない。

不正選挙の都合上、少なくしたのでしょうね。

新聞も、様々努力してきているみたいですね。


そりゃ、おかしいと思いますよ。冷静に分析すれば、だれでも。。

何か臭う、アルジェリア人質事件

2013年01月27日 16時09分31秒 | Weblog
何か臭う、アルジェリア人質事件

(唖蝉坊の日記)より


♦昨日の読売朝刊一面に「日本人、名乗り出ろ」という見出しの記事がありました。

この見出しに、何か大きな国際政治的謀略の臭いがふんぷんと漂ってきます。

これは単なる身代金目当てのアルカイダ系テロリストが考え出したことではないということです。


【記事の続き】

17日午後、軍の攻勢がはじまると、武装勢力は人質に「日本人は名乗り出ろ」などと呼びかけて国籍に分け、7台の車に乗せてプラント区域に移動を始めた。フィリピン人は2台に分けて乗せられた。車列の台数については4~6代とする別の証言や報道もある。アルジェリア軍のヘリ1機は、動き出した車列を銃撃しながら追跡。証言者の一人を乗せた1台は、積んであった爆弾がヘリからの銃撃で誘発して大破。証言者2人を乗せた車は横転した。証言者の一人(46)は「軍は攻撃時、人質の命を気にしている様子はなかった」と話す。3人は大やけどを負ったり体に銃弾を受けたりしながらも混乱に乗じて車から逃げ出し、軍の兵士に保護された。日本人を乗せた車がどうなったかは「分からない」という。事件に巻き込まれながらも無事だった日本人は、発生初日の16日から17日朝にかけて現場から脱出したとされ、車に乗せられた7人は犠牲になったとみられる。

脱出時に腹部に銃弾を受けた証言者(50)は「我々が助かったのは奇跡だ。多くの日本人の仲間が亡くなったと聞いて残念でならない」と声を震わせた

(転載終わり)

♦次に気になったのがこの記事です。


♦この英国石油メジャーBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)の元運転手という男がテロ組織の一員で、彼らを現地へ誘導工作していたことがはっきりしてきました。

この事件の核心には、日揮やBPがアルゼリアの国営企業である石油、天然ガス産出会社「ナトラック社」に深く関与し、資源開発や供給先にまで影響力を行使するのをやめさせたくて仕方ない勢力がいるということです。

それを裏付ける記事が次のものです。

(転載)

日英の「最高幹部会議」が狙われた アルジェリア人質事件「内部に共犯者」情報も?

アルジェリア南東部のイナメナスで起こった人質事件は、日揮や英石油大手のBPなどのガス・プラントに関連する企業の幹部が集まる会合が狙われたとの見方が出ている。

現在、アルジェリアの治安当局がガス・プラントの従業員から事情を聴いていることが伝えられているが、フランスのAFP通信やアルジェリアの地元紙・シュルークなどは、プラント内にイスラム武装グループへの「内通者」がいた、と伝えている。

英BP社の副社長、日揮の最高顧問が死亡



日本人を含む多くの人質が殺害され、最悪の事態となったイスラム武装グループによるアルジェリア人質事件は、犯行のようすなどが徐々に明らかになるなかで、2013年1月21日付の英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が、ガス・プラントを運営するBPのカルロス・エストラーダ副社長らが事件当日に現場を訪問していたと報じた。

エストラーダ副社長はロンドン在住で、アルジェリア企業などとのガス・プラントの共同事業を担当している。ただ、現場を訪れることは年に1、2回しかなく、今回は他の幹部とともにガス・プラントを訪問していた。

報道によると、1月16日に副社長が乗っていたバスを武装グループが襲撃。それが事件の発端になったとされる。その後、副社長の死亡が確認された。

一方、日本のプラント大手、日揮の最高顧問を務める新谷正法さんも事件に巻き込まれた。1月24日夕時点で安否が確認できていない。

同日付の読売新聞などによると、新谷さんはアルジェリアでの事業に精通しており、今回のプラント工事を統括する実質的なトップだった。ふだんは日本で勤務していたが、プラント建設に関わる各国企業の幹部が集まる会合に参加するため、アルジェリアに行っていた。

ただ、首都のアルジェを訪れることはあってもプラントのあるイナメナスまで足を運ぶことは少なく、1月16日は工事の進行状況をめぐって発注元のBPの幹部とプラントの施設内で会合する予定だったとされる。

アルジェリアでの会合や、安否を含む新谷さんに関する情報について、日揮は「コメントを差し控えたい」(広報・IR部)と話している。

海外メディアなどは、こうした会合のスケジュールが武装グループに漏れていた可能性があり、その情報を知ったうえでガス・プラントを攻撃したとの見方を強めている。

(ソース)

http://www.j-cast.com/2013/01/24162626.html

♦日揮と英国のBPはアルジェリア・ソナトラック社に深く食い込んで、政治的にもかなり同国に深く関与していたと思われます。日揮は50年近くこの地域でエネルギー資源開発に参入し、信頼される実績を積んできたようです。同社とイギリスのBPとの関係がどうであったのかは解りませんが、プラント建設の受注合戦が始まっていたことは間違いないでしょう。

アルジェリア政府が日英両国に新プラント建設を発注しようとしたのかどうかは解りませんが、1月16日に日揮の元副社長、新谷正法氏とBPの副社長カルロス・エストラーダ氏が仕事の分担か何かの話し合いをするためにアルジェリア入りしたことは間違いありません。そこでこの二人の談合を中止させ漁夫の利を得ようと考えたのが某国の勢力です。

♦CIAの訓練を受けたといわれるムフタル・ベルムフタルをオサマ・ビン・ラーディンに代わって登場させたのです。彼らの手口は何時も同じです。9,11テロもアルカィーダのせいでした。今度のソナトラック襲撃も全く同じです。この計画は2年前から仕組まれていたようで、BPの社員の中にテロリストがまじっていて、武器弾薬は彼等が早くから運び込んでいたようです。



♦おそらく下手人の黒幕は英仏のエネルギーメジャーでしょう。日揮の社員だけを狙うと怪しまれるのでBPの副社長カルロス・エストラーダ氏が生贄にされたとみるべきです。彼はコロンビア生まれで白人ではありませんし、カラードを殺しても罪の意識にとらわれることはないのです。

♦いま、アルゼリアはとても景気が良いらしく、今後エネルギー開発に800億ドルを投資すると発表しています。


(転載)

エネルギーに800億ドルを投資するアルジェリア・ソナトラック社、最高経営責任者(CEO)は言う

アルジェリアの石油・天然ガス国営企業、ソナトラック社のZerguine社長は、会社はすでに4つの精製所の建造へ140億ドルを投資している、と今日、アルジェの会議で発表した。

ソナトラック社は5か年計画の一部として、2012年の100億ドルに追加して、2013年には150億ドルの予算を立てていると詳細を提供せずに言った。

アルジェリアでは、いくつかの国内の精製所がオペレーションを再開することで、来年はいかなる燃料油も輸入する必要がなくなるかもしれない、と通商大臣のヤミナ・ハムディー副社長が記者団に語った。

アフリカ大陸の第4の資源大国として、最大の埋蔵量、エネルギー産出国として信頼を得ることにより、外人投資家を引きつけ、エネルギー産業を改造しようと努力している。

政府は今年、国際投資家により大きなインパクトを与えて、炭化水素法則を承認するつもりだ。

アルジェリア石油輸出国機構は、ブルームバーグによって収集されたデータによれば、2012年10月には原油1日当たり120万バレルを汲みあげた。

アルジェリア(次にアラブ世界の大部分)の電力消費量-エジプトの後の人口の多い国が恐らく2030年までに2020および150のテラワットに達するだろうと、国営ガスおよび電気会社のCEOは語っている。

(ソース)

http://www.bloomberg.com/news/2012-11-04/algeria-sonatrach-to-invest-80-billion-in-energy-ceo-says-1-.html

♦一部上場会社「日揮」のHPを見ると会長の年頭のあいさつが乗せられています。

「常山の蛇勢」のごとく、時代の変化に対応していこう

今年2013年は、中東、アフリカ、アジアでLNG、ガス処理、石油精製、石油化学などの大型プロジェクト計画の進展が予測され、さらにシェールガスを原料としたプロジェクトの具体化が進む北米という新たなマーケットも出現してくることになるだろう。

こうした変化の大きいマーケットで成果をあげるためには、いかなる状況においても迅速に対応できるよう、自らの専門性を高めると同時に、知見の幅を広げて、懐の深いエンジニアになるという意識を強く持つことが重要である。

2013年は、孫子の兵法にある「常山の蛇勢(じょうざんのだせい)」のごとく、自らを自在に操って時代の変化に対応し、マーケットの波に乗り遅れることなく、しっかりとチャンスを掴んでいく年にしていこう。

http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2013/release/20130107.html

♦そのほかにもベトナムでは製油所や石油化学プラントの新設を受注しています。

ベトナムで製油所・石油化学コンプレックス新設プロジェクトを受注

http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2013/release/20130116.html

♦この美味しい話を、指をくわえて見ている訳にいかない連中がいるのです。

当ブログで先日、腹黒ナンバーワンはフランスだと書きました。このテロ事件を全てアルカイーダとその仲間が引き起こしたものとして、電撃的な空爆を仕掛けさせ、犯人と人質を瞬時に全滅させ、作戦終了としました。その電撃作戦にオランド首相は全面的にアルゼリア政府の判断を正しいことであったと声明を発表しました。

♦それ以後欧米のメデイアは、それに同調するような報道をしていましたが、日本人10人が犠牲になったという報道は欧米のメデイアには殆ど出てきません。あるとすれば国籍を言わず、全部で30人と言ったような言い回しで小さく伝えられているようです。

♦イラク戦争でもどこでも出かけて行ってスクープを取ることを生きがいにしているようなCNNが、今回は取材にも出かけず次のように述べています。

(一部転載)

アルジェリアのラジオレポートは、殺された人々の国籍を指定しませんでした。 CNNは国営放送の死亡記事に死者の数字を確認することができません。その後、アルジェリアの軍が武装勢力によって占拠された鉱山を掃討し続け、公式なアルジェリアプレスサービスは、同国の国営石油•ガス会社の話をを引用して報じた。



"この場所は依然として危険であり、対処する必要があり、爆発が起きる危険性もあったが、テロ事件は今終わった。

・英首相デビッドキャメロンは彼のアルジェリア相手との会話を引用して言った。

それはいくつもの国の国民を罠にかけ、数日間に渡る麻薬中毒者のような好戦的な包囲は世界の注目を集めた。アルジェリア当局は、フランス空軍による隣接マリのイスラム過激派爆撃のために、アルジェリア領空の使用を許可したための復讐だったと考えているようだと語った。

[中略]

"私ははっきりさせておく:このような方法で無実の命を奪うことを正当化することはできない"とキャメロンは言った。 "我々の判断は、同盟国で行動するように...世界中のテロの惨劇の根絶と、それを奨励する人々を打ち負かすために、これまで以上に強くなっていく必要がある。"

・英国外務大臣ウィリアム・ハーグはアルジェリア当局は "確かに他の国から来た人々の生活を保障するために非常に懸命に働いてきた。しかし、私はそれが実際に(アルジェリアの軍事作戦)に判断を下すのには時期尚早であったと思う"と述べた。


・バラク・オバマ米国大統領は、私の政権は他の国々と仕事をするだろうと発言。「地域のテロリズムの無知と戦う。テロはあまりにも多くの罪なき人々の命を奪った。

・この攻撃は、アル・カイダおよび他の凶暴な過激派グループによって持ち出された北アフリカの新しい脅威である。

・声明の中で、オバマ大統領は、米国が今後このような事件を防ぐためにアルジェリアと協力すると発表した。

(ソース)

http://edition.cnn.com/2013/01/19/world/africa/algeria-hostage-crisis/index.html

♦この報道を見ても解りますが、日本人なんかが死んでも知っちゃあいないという態度です。悪いのは全てアルカイーダとその仲間のイスラム教徒だと言いたいのです。だからテロリストを殺すために英仏米は協調せねばならないと言っているのですが、アメリカは自国でシエールオイルやガスが産出できるようになってから、中東や北アフリカに興味を失ったようで、リップサービスはするものの英仏とは多少の距離を置いているようです。

♦肝心のアルジェリア政府はどう考えているのでしょうか。気前よく大型プラントを次々と建設する計画を日揮から、フランスやイギリスの合弁事業に移すつもりかも知れません。ここでNOと言えばアルゼリアのブーテリカ大統領も首相も、リビアのカダフィの二の舞になることは目に見えています。


ブーテリカ大統領


ベン・ベラ元大統領

♦ブーテリカ大統領はかつて、アルジェリアをフランスの植民地支配から解放するために戦ってきたベン・ベラ大統領から外務大臣に任命されたことがありましたが、裏切り行為で首になり、ベン・ベラ氏は死ぬまで彼を罵っていたと言われています。いま大統領職にあるのもフランスのおかげかも知れません。それを匂わせる記事があります。

(転載)

アルジェリア大統領 沈黙続ける

アルジェリアで起きた人質事件が国際的な波紋を広げるなか、国内のテロ対策を率いてきたブーテフリカ大統領は、今のところ、公の場で事件についての発言を控えており、あえて立場を表明しないことで、国際社会の批判をかわすねらいがあるのではないかという見方も出ています。

アルジェリアにある天然ガスの関連施設で、日本人を含む多くの外国人がイスラム武装勢力の人質になった事件では、発生から5日がたっても多くの人質の安否が確認されておらず、アルジェリア政府は、日本時間の21日夜にもセラル首相が会見して事件の詳細を明らかにするとしています。

一方で、10年余りにわたってアルジェリアの国家元首を務め、テロ対策や過激派の取締りに取り組んできたブーテフリカ大統領は、今のところ、公の場で事件についての発言を控えています。

これについて、地元の通信社は20日、ブーテフリカ大統領がサッカーのアフリカ大会に出場する代表チームに激励のメッセージを送ったことを紹介したうえで、「大統領はサッカー選手は応援するのに、テロを批判することも犠牲者の遺族に哀悼の意を示すこともしていない」とやや批判的に伝えています。

専門家の間では、人質の救出作戦で大きな被害が出たことから、ブーテフリカ大統領は、あえて事件について立場を表明しないことで、国際社会の批判をかわすねらいがあるのではないかという見方も出ています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130121/t10014945261000.html



♦北島康介ではありませんが、正直なところ「何にもいえねえ」ということでしょう。

アルジェリアもベトナムもかつてはフランスの植民地でした。第2次世界大戦で日本は八紘一宇、アジアの植民地解放をスローガンにインド、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどからオランダ、イギリス、フランスなどの宗主国を叩き出し、アジアの国々が独立を果たすきっかけを作りました。

日本に対する、そうした遺恨が欧米には残っているのかもしれません。

♦又別のページには次のような記事があります。



【記事の続き】

神奈川県警が殺人容疑などで捜査に着手したことも「通常の警察発表のように氏名を公表する必要がある」と判断した理由になった。

日揮の川名浩一社長は25日の記者会見で、犠牲者の氏名を公表しなかったことについて「ご遺族のストレス、プレッシャーをいかに排除するかを最優先に考えた」と説明した。



情報法に詳しい堀部政男・一橋大名誉教授(情報法)は「重大事件では氏名が公表されることによって、社会がより一層身近に受け止めることが出来る。氏名が速やかに公表されれば、海外に進出する日本企業とって、安全を確保していく上で教訓になるだろう」と指摘する。過去に家族を失った遺族はどう受け止めているのか。

1995年の地下鉄サリン事件で死亡した高橋一正さん(当時59歳)の妻、シズエさん(65)は、公表しないことで、遺族に接触しようと取材が過熱し逆効果になるのではないか」と危惧する。

2001年の米同時テロで旧富士銀行の伊東和重さん(当時35歳)を亡くした父親の次男さん(77)は「息子を探し出すため多くの人に名前を知ってもらう必要性を感じて、公表に応じた。ただ、そっとしておいてほしいと思う遺族もいるだろう」と語る。

諸沢英道・常磐大教授(被害学)は「一方的に巻き込まれた無辜の被害だったことを考えると、犠牲者を匿名にする理由はない。遺族が氏名公表を強く望まないのであれば報道各社が実名、匿名を判断すればいい」と指摘した。

(転載終わり)

♦ネット上では犠牲者や生存者の氏名公表の是非について喧々囂々の様子ですが、これにも何か意味ありげな感じがします。

♦日揮の川名社長は記者会見で次のように述べています。

(転載)

「日揮は途上国や資源国の発展に貢献してきた。プロジェクトに関わる全員が仕事に誇りを持っている。会社の財産である有能なスタッフを失った。事件により、ビジネスをいかに安全に継続できるかという課題を突き付けられた。

現場では車の残骸が飛散しプラントの一部も黒く損傷していた。ここで残忍な行為が行われていたのかと目を疑った。遺体を最初に見たときは、どうか違っていてほしいと願った。地元のスタッフが日本人を助けたケースもあり、彼らには「とにかくありがとう」と言った。彼らを誇りに思う。救出された人は当初はかなりショックを受けていたが、徐々にしっかりしてきた。つらい体験をしたにもかかわらず、同僚の遺体の確認に協力し、本当に一生懸命やってくれた。まずは従業員の安全が第一。そこをしっかり確認し、今後ビジネスを継続できるかどうかを見極めたい。

(読売・26日朝刊より)

♦ここで気になったのが、生き延びた人が同僚の死体の確認に協力したという件です。何時も一緒で家族のように暮らしてきた仲間であるにも関わらず、確認にある程度手間取ったかのような印象を受けたことです。神奈川県警も司法解剖して死因を突き止めると言うことですが、死体は判別がつかないほど損壊が激しかったのではないかと言うことです。

♦アルジェリア軍のヘリ攻撃を受け誘拐犯たちの車両は爆発物を積んでいたため誘発して、原形を残さないような姿になっていました。これは明らかにアルジェリア政府が意図的にやったこと(あるいはやらされたこと)です。ご遺体の中には個人が特定できないような無惨なものもあるのではと思われます。日本人をまとめて乗せた車両を先頭にしたのは、爆撃するにも銃撃するにも、狙いやすいようにするためだったと推理できます。

♦少子高齢化が進み、人口が減少している日本が今後国を維持して行くにはどうしても、海外へビジネスの足を延ばさなければならないと経済人は主張していますが、今度の日揮のような目にあわされる企業が続出する可能性は非常に高くなります。そのために外交交渉力と危機管理能力を強化し、あらゆる手を尽くして邦人保護ができるようにしなければ、優秀な人材がどんどん殺されます。日揮の川名社長の言葉「今後ビジネスを継続できるかどうかを見極めたい」との発言が非常に重く、日本の将来にのしかかってきます。