ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

ハウスワイフ2.0

2018年06月22日 | 建設現場の女性たちの調査


タイトルが面白いので思わず買った、「ハウスワイフ2.0」
アメリカの不況で、女性が職場で活躍するどころか、多くの女性が家庭に回帰して「専業主婦化」している現象を多くの女性へのインタビューやネットのリサーチでまとめた本。
改めて、アメリカでは日本以上に雇用状況が厳しいのを感じたのである。

↓美味しいナス料理、これは家庭ではなかなかできない。


不況で悲惨な職場環境の中、子育てしながら仕事をするのは無理だと気づいて、専業主婦になる女性たち・・・だが、以前のように抑圧され「無気力な」専業主婦ではなくて、ネットを活用してネットワークを作って起業したり、ブログやインスタグラムで社会に情報発信するセレブが紹介されている。

オーガニックに凝ったり、手作りに凝ったり、専業主婦はとても忙しい・・・・・らしい。

特に環境問題などから、食の問題に関心を持って、食べるものは全て自分で作らないとって思う女性が増えているそう。


↓餃子も本来は手作りの方が美味しいのかな?


お手伝いさんが産休に入ってすでに半年以上、お掃除と洗濯の片付けは毎日来てもらっているけれど、基本的に子育ても家事も自分でやっている私。
この本に出てくるワイフたちとは全然違う私だけれど、食の安全については高学歴で専業主婦になっていくアメリカの女性たちに全く同意で、カンボジアの食事では特に油が気になるのと、私は砂糖を使わない料理しかしないので、外食で甘いものが出てくると気になる。
結局、毎週末は外食しかしないけれど、それ以外の平日はほとんど毎日自宅で食事しているのであった。




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