この週末は音楽三昧。今日はメインのバンドであるButzmetz LingerieZのリハーサルだった。なかなかいい仕上がりになりつつあり、6月のライブが楽しみだ。
さて、リハーサルに赴く道すがら、車の中でかけていたラジオで知ったのだが、4月12日はジャズ・ジャイアンツの一人、Herbie Hancockのなんと69回目の誕生日だそうだ。というわけで、既にジャズという範疇には収めることのできない偉大なアーティスト、Herbie Hancockにいってみよう。
何度かこの音楽ネタにはご登場いただいているが、こんなに幅広い音楽性を有する音楽家もいないのではないか。大体、ミュージシャンはある程度売れてくると、リスナーから「決まった姿」を求められるようになる。「キター!定番!!」的なものだ。エリック・クラプトンのLaylaみたいなもんだ。もちろん、一つの楽曲を大切に演奏し続けるという姿も、それはそれとして素晴らしいのだが、演奏家としてみた場合、新しいことに挑戦したくなるのは本能だと思う。これが名声を得れば得るほど難しくなる。ライブでは売れたレコードの再演をひたすら求められたりする。興業としてみればそれもやむを得ないのだが、ライブを自己表現の場と考えた場合、本当の表現者に耐えられるものか。
この点、この人は実に軽やかに自らのイメージを変え、リスナーをいい意味で裏切ることができる、数少ない真の芸術家の一人だと思う。それでいて一定のポピュラリティを確保しているからすごい。多分、マイルス・デイヴィスの影響が大きいんだろうな。なお、前の日記つながりでもないが、この人、バリバリの創価学会員である。
映像は、彼のキャリアの中でも特異な楽曲、"Rock It". これを初めて聞いたときはかなりの衝撃だった。ターンテーブルが楽器として認識されたのは、この曲がきっかけだと思う。この組合せを難なく受け入れることができる柔軟性に脱帽。
-Butzmetz社長-
さて、リハーサルに赴く道すがら、車の中でかけていたラジオで知ったのだが、4月12日はジャズ・ジャイアンツの一人、Herbie Hancockのなんと69回目の誕生日だそうだ。というわけで、既にジャズという範疇には収めることのできない偉大なアーティスト、Herbie Hancockにいってみよう。
何度かこの音楽ネタにはご登場いただいているが、こんなに幅広い音楽性を有する音楽家もいないのではないか。大体、ミュージシャンはある程度売れてくると、リスナーから「決まった姿」を求められるようになる。「キター!定番!!」的なものだ。エリック・クラプトンのLaylaみたいなもんだ。もちろん、一つの楽曲を大切に演奏し続けるという姿も、それはそれとして素晴らしいのだが、演奏家としてみた場合、新しいことに挑戦したくなるのは本能だと思う。これが名声を得れば得るほど難しくなる。ライブでは売れたレコードの再演をひたすら求められたりする。興業としてみればそれもやむを得ないのだが、ライブを自己表現の場と考えた場合、本当の表現者に耐えられるものか。
この点、この人は実に軽やかに自らのイメージを変え、リスナーをいい意味で裏切ることができる、数少ない真の芸術家の一人だと思う。それでいて一定のポピュラリティを確保しているからすごい。多分、マイルス・デイヴィスの影響が大きいんだろうな。なお、前の日記つながりでもないが、この人、バリバリの創価学会員である。
映像は、彼のキャリアの中でも特異な楽曲、"Rock It". これを初めて聞いたときはかなりの衝撃だった。ターンテーブルが楽器として認識されたのは、この曲がきっかけだと思う。この組合せを難なく受け入れることができる柔軟性に脱帽。
-Butzmetz社長-
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