Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその220: John McLaughlin (part2)

2008-02-26 23:44:15 | Weblog
今宵のネタは、再びなんとなく聞きたくなった、という感じでJohn McLaughlin.

いわゆるエレクトリックにシフトした後のマイルス・デイビスの元で起用され、マイルスの元から離れてからはインド音楽に傾倒するなど、独特な活動を展開してきた異色のギタリスト。以前の日記にも書いたが、確かに速いパッセージを弾ききるものの、なんだかよくわからん、という印象が強い(笑)。イギリス人ということもあるのか、ジャズの解釈も一種独特な感じがするな。

2曲ほどご紹介しよう。まずは(恐らく)BBCでの生演奏でジャズの代表的スタンダード・チューンである"Cherokee". YouTubeの紹介文に"Who said McLaughlin can't swing?"という賞賛が掲載されているが、あんまスウィングしているように思わんけどな(爆)。むしろ伴奏しているビックバンドの方がはるかにスウィングしているように思うが、マクラフリンのギター自体はすごいテクニックであることに変わりはない。少し難をいえば、こういうテンポの速い曲では、こんな感じでブリブリ弾き倒すんじゃない方がいいようにも感じるが。

http://www.youtube.com/watch?v=Om6HDUKBbzE

お次はMahavishunu Orchestraによる"One World"というセッションっぽいナンバー。混沌とした感じがクールだ。ビリー・コブハムのドラムが秀逸。ダブルネックギターの意味がイマイチわからんとこがキッチュ(爆)。

http://www.youtube.com/watch?v=Om6HDUKBbzE

(Butzmetz社長)