ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/4日の山行 葦毛湿原・稜線・石巻山(10の5):カタクリの美花にやっと出逢えた

2024-04-13 04:46:56 | 草花
今山行を思い立ったときにいくつか希望したことがありました。要約すると3つほどになります。
①つは石巻山まで歩き通せること。
②つ目は天気に恵まれて富士山の眺望を得ること
③つ目にカタクリ、ハルリンドウ、イチゲキスミレを見ることでした。

上のうち二つ目の富士山の眺望については空模様が思わしくなくて、どうやら無理のようですが、そのチャンスは最後の石巻山まで狙っていきます。
ハルリンドウとイチゲキスミレを見たので残るはカタクリの、それもとびきり清新な花を探して稜線を歩いていきます。

テンナンショウ属 ↓

こんどは大きさも申し分ないものが出て来ました。



”スミレ” ↓

スタイルの良い”スミレ”が出て来ました。マキノスミレと呼ばれているものかもです。



ミツバツツジ ↓

こんどはすっきりした環境で背丈も高く咲いています。



カタクリの花様々に美を競う:













カタクリのちゃんとした花に今回初めて出会いました。その場所は皆さんが目当てにしている「TV中継所」よりも500mほど西にある
稜線上の鉄塔の下なのですが、20年ほど前におそらくどなたかが移植されたところだと思われます。
その後個体数を増やして今まさに花の真っ盛りと言った感じで、清新な花を咲かせていました。

カタクリの思ったような姿に再会できて大満足して、稜線歩きに戻ります。


ヤマツツジ ↓

蕾を膨らませています。



コクラン ↓

樹陰でコクランの株を見ました。花は未だ気配がありません。



279m地点 ↓

地図上に279mポイントの標記がある場所を通過します。



越し方 ↓

越し方を振り返ります。つい10年ほど前ならこういう歩き方をすると、稜線のどこかで必ずギフチョウに出会ったものでしたが、近年はとんと会わなくなりました。



渥美半島の付け根あたり ↓

風力発電のプロペラがたくさん見えています。あのあたりに工業地帯が出来ました。もう30年ほどが経つと思います。



ヤブコウジ ↓

赤い実がチラッと見えています。



モチツツジ ↓

今度はきれいに開いた花を見ることが出来ました。



ヤブツバキ ↓

この山域ではこの木をたくさん見ます。花は末期となって来ました。



ヤマザクラ ↓

稜線上でも大きな木があります。いつも感じることですがヤマザクラは程よい咲き方をしますね。
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