ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/4日の山行 葦毛湿原・稜線・石巻山(10の4):湿原のショウジョウバカマを後にして稜線に復帰する。風越峠のイチゲキスミレなど

2024-04-12 04:41:06 | 草花
この記事では葦毛(いもう)湿原で咲く(もう遅かったが)ショウジョウバカマを見てから、再び稜線に戻り、風越峠で咲く黄色いスミレを愛でるまでの花模様をつづります。

湿原内のショウジョウバカマ ↓







ここではショウジョウバカマの清新な姿を見るには遅かったのですが、それでも探して歩けば、写真に撮れるような株もありました。
前記事で人が写真を撮っていたのは一番下の画のものだったようです。
それにしてもショウジョウバカマという植物はこんな標高(海抜70m未満)のところから高山の3000m級のところにまで分布域が広いですね。

湿原を後にして稜線を目指します。

湿原の上端でイカリソウ ↓

湿原の最上部、林との境界線のところでイカリソウを見ました。この場所としては随分早くに咲いたものです。



稜線目指して ↓

さきに下ってきた同じ道を使って登りかえします。



中腹で休憩 ↓

山の中腹に木製のベンチがありました。午前10時半になっていたので、ここで昼食にします。

食事後に歩き始めます。

藪の中 ↓

昼食後はエネルギー補充もできたことだし、藪漕ぎを入れました。



稜線復帰 ↓

藪を直進した甲斐あって、近道した感じで稜線に復帰しました。かつて見慣れた表示板のところに出ました。



カンアオイ ↓

昔はこの稜線上の木陰の所々でカンアオイを見たものでしたが、盗掘・濫掘の所為?で激減していましたが、今回来てみると、出会う頻度が増えているように感じました。少しだけ個体数が盛り返しているようです。こうなると昔たびたび見たギフチョウとの再会も夢ではないかもしれません。



風越峠のヒロハノアマナ ↓





ここのヒロハノアマナはすべて花が終わっていました。



ロープで保護された区画に大事な二種類 ↓

ロープで保護した区画にヒロハノアマナの向こうに黄色い花が見えています。


イチゲキスミレ ↓









愛知県ではおそらくこの場所だけで生育している黄色く咲くスミレでイチゲキスミレです。
黄色く咲くスミレはほとんど高山で見るのですが、ここと静岡県の一部でこのスミレを見ます。
最近ではただ「キスミレ」と呼んでいますが、小生はこの花と初めて出会ったときには皆がイチゲキスミレと呼んでいたので、今でもそのころの感激を思い起こしながら長い名前の方を使っています。
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6 コメント

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キスミレ (風おみや)
2024-04-12 13:28:17
こんにちわ
キスミレが綺麗に咲きましたね。
サクラもおわりました。
返信する
おみや様へ (ぶちょうほう)
2024-04-12 16:46:39
おみや様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
今回は時季がちょうど良くてイチゲキスミレが咲き揃っていました。
桜もヤマザクラの方は良い感じでしたよ。
返信する
お早うございます (縄文人)
2024-04-13 02:40:05
〇 丸太にや腰を下ろして杖を置き
      風越峠チョイと休みし (縄)

頑張ります!
   一息入れてまた歩く、無理は禁物山歩きかな!
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-04-13 11:30:48
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
朝早くに飯を食べて出て来たので、時間も経ったことですし、丸太の場所でちょっとした食事をしました。

林下の涼しい場所でしたが道行く人が現れず、静かなものでした。原始の山歩きはこういった趣きだったのでしょうね。
まだ先は長いので気長にしっかり・・・やってまいります。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-04-13 18:39:39
ずいぶん赤いショウジョウバカマですね。当地で見ているものはもっと白っぽいです。もっとも自生ではなく植栽しか見ていません。キスミレは当地には分布していないようです。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-04-13 21:36:49
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
ソフトで明るさと、コントラストを加減しましたので、色の深さは多少強調されたかもしれませんが、大きくは違わないと思います。
ショウジョウバカマにも地方や個体によって色の変化はあるのでしょうね。
イチゲキスミレ・・・・黄色く咲くスミレは高山に帯に入ればみなそうですが、こういう低山で黄色く咲くのは珍しいですね。
関東方面では低地性の黄色のスミレは、たしかに聞いたことが無いですね。
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