記事の冒頭、番外になりますが、希少ランのことについて記します。
先日、キンセイランの花の進み具合を確認しに行きました。花芽が上がり蕾が大きくはなっていましたが、まだ開花してはいませんでした。
ところがそのすぐそばで、キンセイランが掘り返されて、裸の状態で放り出されていました。
びっくりしてすぐ埋め戻しておきましたが、これは生々しい盗掘乱掘の現場でしたね。
どうしてこういうことをする気になるのか全く理解できないことですが、こういう希少ランについては盗掘行為がある限りは退避して保護措置が必要になっていると感じました。
「番外」
キンセイラン ↓
蕾 ↓
掘りだして放置された株 ↓
コアツモリソウ ↓
4月28日に見た時はまだ小さな蕾でしたが、今回は花には遅い時季となっていました。
ここから記事本編:
鹿島山から下って行きます。始めは杉の植林帯の中を比較的急勾配の下りが続き、それは池葉守護神社で終わりを告げます。
神社からは今回初めて歩く道になりますが、車が通れる林道を歩いて、山麓の知人宅目指して下ります。
ヤマヒルについての注意書き ↓
鹿島山の山頂のすぐそばにこの看板が立っていました。
ヒルに取付かれないための注意や、取り付かれた時の手当て、そのヒルの退治方法などを丁寧に教えてくれています。
杉林の激下り ↓
こんな斜面をどんどん下って行きます。(小生は亀さんスピードです。)
炭焼き窯跡 ↓
もともとは雑木林だったのでしょうね。伐採した後は杉を植えて、炭焼はできなくなります。
フタリシズカ ↓
山を登るときに見た花がまた出てきます。
コクサギ ↓
コクサギの花の時季は終わっていますので、実がついていないかと探しましたが、見つけられませんでした。
ガクウツギ ↓
ここでやっと、花の残っているガクウツギの株を見つけました。
池葉守護神社 ↓
御神木 ↓
本殿の鰹木 ↓
鰹木の偶数は女の神様で、奇数は男の神様と聞きます。
トチバニンジン ↓
神社の石段の脇でこれを見ました。
林道 ↓
神社から山麓まで続く、車が通れる道を今回初めて歩きます。
ヤブムラサキ ↓
ヤブムラサキは葉を触るとビロードのようなふかふかした手触りです。
マタタビ ↓
ここでもマタタビは未だ蕾でした。
ウツギ ↓
歩き始めに見た花が、フィルムを巻き戻すように続々と出てきます。
林道と舗装道路との交点 ↓
ここで林間の一般道と合流します。
車道歩き ↓
しばらくその車道を歩きますが、その間、車には一度も出会いません。
ウリノキ ↓
ウリノキの花が葉の下に垂れ下がっています。
東海自然歩道 ↓
車道から離れて、東海自然歩道の下り勾配を下りて行きます。
カキノハグサ ↓
山の稜線歩きでは見なかった花が、山の斜面に、また出てきました。
先日、キンセイランの花の進み具合を確認しに行きました。花芽が上がり蕾が大きくはなっていましたが、まだ開花してはいませんでした。
ところがそのすぐそばで、キンセイランが掘り返されて、裸の状態で放り出されていました。
びっくりしてすぐ埋め戻しておきましたが、これは生々しい盗掘乱掘の現場でしたね。
どうしてこういうことをする気になるのか全く理解できないことですが、こういう希少ランについては盗掘行為がある限りは退避して保護措置が必要になっていると感じました。
「番外」
キンセイラン ↓
蕾 ↓
掘りだして放置された株 ↓
コアツモリソウ ↓
4月28日に見た時はまだ小さな蕾でしたが、今回は花には遅い時季となっていました。
ここから記事本編:
鹿島山から下って行きます。始めは杉の植林帯の中を比較的急勾配の下りが続き、それは池葉守護神社で終わりを告げます。
神社からは今回初めて歩く道になりますが、車が通れる林道を歩いて、山麓の知人宅目指して下ります。
ヤマヒルについての注意書き ↓
鹿島山の山頂のすぐそばにこの看板が立っていました。
ヒルに取付かれないための注意や、取り付かれた時の手当て、そのヒルの退治方法などを丁寧に教えてくれています。
杉林の激下り ↓
こんな斜面をどんどん下って行きます。(小生は亀さんスピードです。)
炭焼き窯跡 ↓
もともとは雑木林だったのでしょうね。伐採した後は杉を植えて、炭焼はできなくなります。
フタリシズカ ↓
山を登るときに見た花がまた出てきます。
コクサギ ↓
コクサギの花の時季は終わっていますので、実がついていないかと探しましたが、見つけられませんでした。
ガクウツギ ↓
ここでやっと、花の残っているガクウツギの株を見つけました。
池葉守護神社 ↓
御神木 ↓
本殿の鰹木 ↓
鰹木の偶数は女の神様で、奇数は男の神様と聞きます。
トチバニンジン ↓
神社の石段の脇でこれを見ました。
林道 ↓
神社から山麓まで続く、車が通れる道を今回初めて歩きます。
ヤブムラサキ ↓
ヤブムラサキは葉を触るとビロードのようなふかふかした手触りです。
マタタビ ↓
ここでもマタタビは未だ蕾でした。
ウツギ ↓
歩き始めに見た花が、フィルムを巻き戻すように続々と出てきます。
林道と舗装道路との交点 ↓
ここで林間の一般道と合流します。
車道歩き ↓
しばらくその車道を歩きますが、その間、車には一度も出会いません。
ウリノキ ↓
ウリノキの花が葉の下に垂れ下がっています。
東海自然歩道 ↓
車道から離れて、東海自然歩道の下り勾配を下りて行きます。
カキノハグサ ↓
山の稜線歩きでは見なかった花が、山の斜面に、また出てきました。
せっかくコメントを頂いたのに、お返事が二日遅れになり、済みませんでした。
キンセイランの掘り返し、放置してあるのにはびっくりしました。
「どうすればこういうことができるのか?」そんなことを帰りの車中で繰り返し考えていました。
山野草の盗掘は本当に困ったものですね。
仮に持ち帰って、家で栽培したとしても、代が代われば枯死させるのが定めでしょうから。
山から下りて、これから先は生活道路を歩きますが、今回は思ったほどには草花が出て来ませんでした。
時季が端境期だからなのでしょうか。
ササユリを見に行きたいのですが、なかなかタイミングが合ってくれません。
ウチョウランもそろそろですね。
レスが二日遅れとなりまして恐縮です。
御身は学術関係の方でしたか。この分野では専門的なお方なんですね。
当ブログで、間違い、勘違い、不適切な記述などがありましたら、そんなときには助言を頂きたいと思います。
キンセイランの減り方も心配でしたが、コアツモリソウにもそれを感じられたようですね。
小生はつい最近出逢ったばかりですので、数の変遷については気づけませんでした。
野山の植物は、そっとしておいてあげたいですね。
盗掘とんでもない人ですね!!!!!
弓張山地でも盗掘が多く、貴重な山野草が山野から消えていきそうです。
もっと公共機関が管理する力があると良いのですが。
これから、県道、町道、東海自然歩道を回り帰路ですね。
もちろん道路脇の花を見ながらですか。
ササユリが北設楽郡でも、あちらこちらで咲きだしています。
しばらくは、ユリ、ウツギ、アジサイ類を楽しみます。
その折、他の地域での保護活動の経験をお話したのですが・・・
コアツモリソウも激減しているのにビックリでした。
野にあるものは野に、山にあるものは山にですね。
希少な植物を盗み去るという行為は大変けしからぬことですが、それを掘り出しておいてそのまま放置するというのも言語道断ではないでしょうか。
この時は埋め戻した後に、このランの個体数に標識番号をつけて管理している地元の教育委員会に電話して、保存状態を伝えたうえで、事後処置を依頼しておきました。
ヤマヒルはたしかに嫌なものですね。
伊吹山を雨の日に歩いた時には傘を持つ手の甲に噛みつかれていました。
すぐに取り除きましたが、一週間ほどは噛みつかれた部分が疼き続けました。