ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

岡崎の花火 (正式名称は:「岡崎城下家康公夏まつり第71回花火大会」)

2019-08-04 17:57:46 | 草花
岡崎市は江戸時代から続く三河花火の本場であります。
菅生川(乙川)では、江戸時代文化・文政の頃より菅生神社の祭礼として奉納花火が行われていました。
1818年(文政元年)には藩主上覧の花火大会が行われ、菅生町を始めとする城下各町がそれぞれ花火を打ち上げたことが記録されています。

このように江戸時代から続けられてきた花火のまつりは、情緒豊かな鉾船を浮かべた花火まつりとして広く知られていて、、三河花火の粋を集めた全国屈指の花火大会となりました。

観光発展のため、市と合同で花火大会が行われるようになったのは戦後のことであって、その初回は昭和23年(1948年)のことで、今年の大会は第71回となります。

そのために、この花火大会は、正式名称を今年の場合、「岡崎城下家康公夏まつり第71回花火大会」と言い、 大きなお祭りのイベントの1つとして花火大会が位置付けられていて、毎年8月の第1土曜日に開催されます。

なお、打ち上げ場所は2つあり、 乙川河畔と、矢作川河畔となっています。

ひとつ前の記事にて”安城七夕まつり”を見た後で、明るいうちに岡崎の花火大会の会場を目指して自転車を漕いでいきます。
観覧の人々 ↓

花火の打ち上げ時刻は18時50分から21時頃までの130分間となっていて、小生が着いたのは既に始まったばかりの時間でしたが、あたりは未だ薄明るくて会場は人で埋め尽くされていました。



19時からは連続的に打ち上げられて、それを楽しむことになりますが、会場では「耳をつんざくような・・・・」という表現がぴったり当てはまるような大音響で、それに酔わされました。












午後七時より連発式のものが始まりましたが、公園内の木が邪魔をして見づらくなっています。
高いお金を払い、しかも抽選で桟敷席に座れば全景が見えるのでしょうが、そういうことをしていないので、こういう仕打ちが待っているわけです。しかしながら花火炸裂の大音響は身体にじかに届いてくるようでした。



煙幕 ↓

未だ薄明かりが残っている観覧箇所に火薬の煙が立ち込めてきています。


これにてこの席からの観覧を切り上げて、少し離れたところから花火の輪の全景が見える場所に移動します。



やってきたのは打ち上げ場所の西側に位置する矢作橋の上です。橋のたもとには木下藤吉郎と蜂須賀小六の石像のあるその橋です。
距離は離れましたが空に上がった花は良く見えています。



左下の明りは名古屋鉄道電車の車両です。











今回の花火大会では約2万発打ち上げられたそうで、見物人数は主催者発表では48万人だったそうです。
花火を前半の部分だけ見て、家路につきます。



西の空に細い月 ↓

月齢2の月が、西の空に遠慮がちに浮かんでいました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2019-08-06 07:38:31
なるほど、七夕のあとは花火大会があったのですね。夜空の大輪が綺麗ですね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2019-08-06 11:07:26
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この日は安城の七夕まつりと岡崎の花火大会の二つを見るために気ぜわしい動きとなりました。
いつもの夏は高い山に入っているのですが、今年は自転車移動に力点を置いていて、近場にこまめに出向くことになりました。
お陰で知立神社の祭礼、刈谷の万燈祭り、安城の七夕、岡崎の花火とこの地の主だった催事に顔を出すことが出来ました。

岡崎の花火では近づいて見ていたので大きな破裂音が良い刺激になりました。
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花火 (ふらっと)
2019-08-14 16:56:07
三河は手筒花火もあり、花火が盛んなところです。花火に月齢2の月とは風流ですね。
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ふらっと様へ (ぶちょうほう)
2019-08-15 13:20:31
ふらっと様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今日は台風10号が四国から山陰を蹂躙して日本海に抜けるようですが、尾張の方は如何でしょうか、三河では正午過ぎの今は、まだ風が幾分強くなったようには感じますが、雨があまり落ちては来ていないようです。暗くなってから暴れ出すのでしょうか?

この花火大会では確か手筒花火もお披露目されるとは思いましたが、小生は見ることなしに帰って来てしまいました。
花火も賑やかでしたが、西空の細い月もなかなか味がありました。
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