ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/24 ズックで猿投山 雪が踏み固められて頂上には到達できず(その1)

2014-03-02 07:02:34 | 草花
24日に久しぶりに山に入りました。
これは12月の14日に日本ヶ塚山に行って以来実に2ヶ月と10日ぶりのことになります。
その間に免停があったり、病気したりして、小生の体力も最低のところまでリセットされてしまった感じがありました。

いつまでもそうでは拙いので、そろそろ動き始めなければならないと思っていました。
そこで歩き始めに選んだのは近場の猿投山で、これは豊田市の北部にあります。
標高が632mと東京のスカイツリーよりも2m低い山ですので、登山靴ではなく、普段ウォーキングに使うズックで行きました。

ところがそれが大間違いで、こんな低い山にも雪が積もった日が有り、このあたりでは人気のこの山では訪問者が沢山来て、登山道に積もったその雪を踏み固めた結果、長い区間にわたりアイスバーンになっていて、アイゼン無しでは危険すぎる道に変貌していました。

ズックの小生は山頂の手前30分くらいのところで引き返さざるを得ませんでした。
それにつけてもここを訪れる爺婆のパーティーとたくさんすれ違いましたが皆さんがアイゼンを装着して歩いています。この準備の良さにはビックリしました。

この猿投山には標高の最高地点(632m)と、一等三角点が有り、皆さんが目指す「山頂(629m)」とされている場所が分かれていて、その間は徒歩30分ほど離れています。
今回小生が引き返したのは一等三角点の「山頂」のほうであり、632mの最高地点は何とか踏むことができました。

猿投山のレポートを4回に分けてやって行きます。
工程図 ↓

最南端の猿投神社の裏手に車を置いて周回して来ました。




猿投山の全体 ↓

車で走っていくうちに眺めの良い場所が有り、車を停めて、そこから撮りました。




駐車場 ↓

狭い駐車場は平日なのに沢山車が止まっていて、爺婆に人気の山であることが窺われます。




熊の注意書き ↓

こんな看板もあります。熊が怖いと言うよりも、熊に出会えたらラッキーといった感じでしょうか。




ちゃっかり路註 ↓

路側に車が停まっています。こんな光景を何度か目にしました。
山に歩きに来ているのに、歩く距離を少しでも短くしようとする、この変なこだわりが不思議です。



水神 ↓

道の傍らに水神様がお祀りされています。




水車 ↓

これはトロミル水車と言って昭和40年頃まで使われていたものだそうですが、陶土を作る装置のようです。




お倉石 ↓

路側に大振りの石が張り出しています。別にびっくりするほどのものではありませんが、これにお倉石と名前をつけているようです。




車道と登山道の分岐点 ↓

ここから登山道が車道から分岐します。登山道に入るとすぐ、右手に大きな杉の木があり、それを御門杉というそうです。
小生はまだ車道を歩いて行くことにします。




アオキ ↓

アオキの実が程よく色づいています。




テイカカズラ ↓

道にかぶさるように木の蔓が垂れています。見上げるとテイカカズラの莢が割れて、綿毛が顔を出しています。
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4 コメント

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登山開始 (かなこ)
2014-03-02 11:21:20
ぶちょうほうさんこんにちは。
え~もう山登り開始されたのですね。
それだけ元気が漲ってきたことなのでしょうね。
でもご無理されませんように・・。

猿投山がアイスバン状態に・・結構降った様子ですね。
それにしても高齢者の方々はお元気ですね。

周回をされて正しいと思いました。
春は裾野からですから・・・。

この赤い水車面白いのですね。
陶土を作る為の水車ということに俄然興味を持ちました。

田舎の工場では大きな大きなドラム缶のようなものを電気で回して陶土を作っていました。
それで川は真っ白に・・・今は昔です。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2014-03-02 20:18:10
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
未だ山”登り”ではなくて、山道を歩いた程度です。
山歩きの再開までは筋力の様子を見てからになります。
今のところ持久力と根気を見ているような状態ですね。
山に対して渇仰するような、若いころの憧れとか言うものが涌いて来て居ませんので、まだまだといったところです。

こんなに標高の低い山でも、条件次第では、最悪のアイスバーンとなってしまいますね、そのことは良い勉強になりました。
自分以外の爺婆は、ちゃっかり装備が万全でした。
パーティーでやってきますので、リーダーの指導が良いのでしょうね。

今回は主に車道を歩くことに決めていました。
ですからズックだったわけですが、途中で予定変更して山道に入ったら途端に雪道となり、やはり、ズックでは無理が有りました。

今回はマンサクを期待していましたが、それを見ることは出来ませんでした。

トロミル水車は上質な陶土を得るために回すようでした。
そういえば美濃・土岐・多治見も有名な焼き物の産地でしたね。

川の水に濁りが入ると今なら公害で訴訟ものでしょうね。
もっとも今時なら、起こした田に水を引いていて、川には相当濁りが入っていますが・・・。
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久し振り (山ちゃん)
2014-03-10 16:01:45
ぶちょうほうさん、こんにちは!
もう山を離れられて二ケ月にもなりますか。気分的には十分に充電された事でしょうね。でも、問題は体力ですよね。
この山に一等三角点があると云う事は重要な位置にあるのでしょうね。どっしりとした綺麗な山に見えます。
「ちゃっかり路駐」面目次第もありません。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2014-03-10 17:18:52
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
山歩きから離れて2ヶ月以上経ち、やっとの事で山が恋しくなり始めたところです。
手始め(足始め?)は近場の猿投山でしたが、見事に嵌り翻弄されました。
この山の一等三角点の有る場所は確かに他への見通しの良い場所でした。
「ちゃっかり路註」はおそらくこの山のご常連なんでしょうね。
この山の事を良く知っているので、山歩きのエッセンス部分だけ吸収するようにしていると見ました。
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