野生ランと言えば、どんなものでも希少になってしまいました。
昭和30年代から始まった高度経済成長期に一気に広がった野生ランブームによって、野生のランは脚光を浴び、人々によってどんどん採取され、踏み荒らされ、ひどい時には盗掘されて、数を減らしてきました。
環境の悪化もそれに輪をかけて、全国どこでも個体数は激減していると思います。
そんな中でも細々と健気に生を保っている野生ランもあります。
今回はそんな野生ランたちと、その他にラン科の花ではありませんがヤマシャクヤクを訪ねて一日山の中を歩き回りました。
その成果をご覧ください。(個体保護のために場所などの詳細を明かすことができませんが、その点は申し訳なく思います。)
こういう花たちに原野で出会ったときは、ぜひ善意の第三者になって、「褒める・いたわる・励ます」の気持ちを送ってやって、そのことだけに留めておいて欲しいものです。
カヤラン ↓
カヤランは着生のランで、一日花です。樹の幹にぶら下がるような着き方をしています。
クマガイソウ ↓
クマガイソウは花がちょうど来ていました。
コアツモリソウ ↓
コアツモリソウは小さな植物で、花もとても小さいものですが、残念ながら花には少しだけ早かったようです。
キンセイラン ↓
キンセイランも花には早くて、やっと花の茎が立ち上がって来始めたところでした。
アオフタバラン ↓
アオフタバランもキンセイランと同じような時季に咲くのでしょうね。今やっと花の蕾が見えてきたという程度でした。 これも、とても小さいランで、踏みつけない様、足元に注意しています。
ヤマシャクヤク ↓
ヤマシャクヤクは今年はどういう訳か株数が減っていて、花をつけていたのはこの一つだけでした。
これも花びらが一枚取れていますね。
このほかにユウシュンランも探しましたが、ついに見つけることができませんでした。
エビネ ↓
エビネには何度か出会いました。未だ蕾のものから、花開いたものまで、色の濃いものや、薄いものと、いろいろありました。
キンラン ↓
キンランもある場所でたくさん出現しました。
”金さん”の次は”銀さん”ですね。 ギンランも目を皿のようにして探しましたが、今回は出会えませんでした。
ヨウラクラン ↓
日本のランの中では花が一番小さいとされているこのランは梅の木に着いていましたが、未だ蕾の状態ですね。
ムギラン ↓
ムギランも梅の木に着いていましたが、これも花の気配が遠かったですね。
昭和30年代から始まった高度経済成長期に一気に広がった野生ランブームによって、野生のランは脚光を浴び、人々によってどんどん採取され、踏み荒らされ、ひどい時には盗掘されて、数を減らしてきました。
環境の悪化もそれに輪をかけて、全国どこでも個体数は激減していると思います。
そんな中でも細々と健気に生を保っている野生ランもあります。
今回はそんな野生ランたちと、その他にラン科の花ではありませんがヤマシャクヤクを訪ねて一日山の中を歩き回りました。
その成果をご覧ください。(個体保護のために場所などの詳細を明かすことができませんが、その点は申し訳なく思います。)
こういう花たちに原野で出会ったときは、ぜひ善意の第三者になって、「褒める・いたわる・励ます」の気持ちを送ってやって、そのことだけに留めておいて欲しいものです。
カヤラン ↓
カヤランは着生のランで、一日花です。樹の幹にぶら下がるような着き方をしています。
クマガイソウ ↓
クマガイソウは花がちょうど来ていました。
コアツモリソウ ↓
コアツモリソウは小さな植物で、花もとても小さいものですが、残念ながら花には少しだけ早かったようです。
キンセイラン ↓
キンセイランも花には早くて、やっと花の茎が立ち上がって来始めたところでした。
アオフタバラン ↓
アオフタバランもキンセイランと同じような時季に咲くのでしょうね。今やっと花の蕾が見えてきたという程度でした。 これも、とても小さいランで、踏みつけない様、足元に注意しています。
ヤマシャクヤク ↓
ヤマシャクヤクは今年はどういう訳か株数が減っていて、花をつけていたのはこの一つだけでした。
これも花びらが一枚取れていますね。
このほかにユウシュンランも探しましたが、ついに見つけることができませんでした。
エビネ ↓
エビネには何度か出会いました。未だ蕾のものから、花開いたものまで、色の濃いものや、薄いものと、いろいろありました。
キンラン ↓
キンランもある場所でたくさん出現しました。
”金さん”の次は”銀さん”ですね。 ギンランも目を皿のようにして探しましたが、今回は出会えませんでした。
ヨウラクラン ↓
日本のランの中では花が一番小さいとされているこのランは梅の木に着いていましたが、未だ蕾の状態ですね。
ムギラン ↓
ムギランも梅の木に着いていましたが、これも花の気配が遠かったですね。
今回も沢山のランが見られましたね。
ヤマシャクヤクは、少なくなっていたのですか?
盗掘ですか?それとも自然現象??
心配です。
エビネもちょうど良いタイミングだったようですね。
Pちゃんも喜んで頂いたようですね。
野生ランについてはあと一つだけを掲載漏れしていました。
それは春蘭でした。咲き残りの春蘭を一輪だけ見ていました。
ヤマシャクヤクは株数が激減していました。というのは、先日の風雨の所為だと思いますが、おびただしい数で杉の落ち葉がありました。
この落ち葉の下敷きになってしまって見つけられなくなったのではないかと考えています。
山の持ち主が、自宅の庭に持って行ったこと以外は、盗掘の線については考えにくいと思いました。
エビネは花とのタイミングがぴったりだったようです。
こういう花探しの時は、一人で探すよりも二人でした方がやはり成績は上がりますね。
Pちゃんは目が良いですね。助かりました。
カヤランは雰囲気の良いランですね。
東三河の山地では割合広く見られたものでしたが近年は数を減らしています。
これは人が持ち去るということよりも、環境の変化が影響しているような気がします。
ユウシュンランについては開花時期の情報を頂きましてありがとうございます。
そうなると来年からの話になりますね。
毎回 私のとっては珍しい花々を紹介して頂いてありがとうございます。
私も 極たまに山に行きますが ほとんどは旅行が主目的でそこで遇った美しい花々は その瞬間は「きれいだな!」で終わってしまい、従って「花の名前」を聞いてもすぐ忘れてしまいます。
従って、花の名前は知っているけれど
どんな「花」だったか?は思い出せない。
逆に見たことのある「花」だけれど名は思い出せない?・・・・・となってしまう。
従って ぶちょうほうさんの「花」に関する 名前は基より知識の豊富さに驚く!
じぃじ様とともに高校一年の時に歩いた秩父の雲取山が、小生の山歩きの端緒でしたが、実はそれよりも以前に、終戦直後の昭和23年ころから、秩父の前山に子供のころから入っていたようです。
長瀞の宝登山には父親と行った記憶がありますし、兄と行ったこともありました。
小学校に上がってから熊谷市に引越ししましたので、栗拾いの時以外は秩父の山は歩かなくなりましたが、高校生になると友人が山が好きだったので、山歩きは定期的になったようです。
そんな中で、山の花に対する興味が深まったのは確かですが、それが確実なものになったのは、30歳を超えた頃からでした。
ですから、花に対する知識は未だに素人で専門性は全くありません。
でも「好きであること」は今でも継続しています。
小生の山での「好き」なことトップ3ランキングは
第一位:歩くことそのもの
第二位:山岳眺望
第三位:花を見ること となっていて、花は今でも副次的な位置にあります。
今年も野生ランの季節がやって来ましたね。
コアツモリソウやキンセイランは見た事もないですし、まだまだ見た事にないランが沢山ありますが、今年は幾つ新たなランに逢えるのか楽しみです。
因みに、孫太尾根ではキンランとユウシュンランが咲いていました。
例年ですとクマガイソウ探しは5月の中旬でしたか。
今年は花が早いということでしたので、期待して行きましたが、すでに咲いている集団と、未だ蕾の集団と、集団ごとに分かれていました。
矢張り五月の声を聞いてからの方がよさそうですね。
小生もキンセイランとアオフタバランの花はまだ見たことがないのです。
ユウシュンランとギンランは結局この日に見つけることができませんでした。
孫田尾根でもユウシュンランが見られるというのは意外な感じがしました。
いろいろ花を見せて頂き頭の中はランランラン♬
本当にランの花は魅力があります。
アオフタバラン
ネットで調べたらなかなか面白い花ですね。
見て見たい花になりました!
こちらこそお相手していただきましてありがとうございます。
あの日に出逢えたランの中に、せっかく見て写真も撮っているのに、シュンランが一つだけカウントされていなくて、可哀想なことをしました。
アオフタバラン・キンセイランと花を見たことのないものが並びましたが、それとは別にクモランの花も是非に見たいものですね。
ところで南アルプスの林道歩きですが、当方の資金が底をついてしまいましたので、高速道路を使わないケチケチ山行でしたらやってみることができます。
その場合は前夜発ちで、現地にて仮眠、早朝から行動開始、帰りも下の道で帰ってくることになります。