藤原岳の展望丘に到る、孫田尾根最後の部分は、岩屑のかなり急な傾斜です。身を隠すような大きな木がありませんので、眺望は良くなりますが、春霞のためにあまり遠くまでは届きません。
近くの海や海岸線まで見えてはいません。
日差しは強かったのですが、今回はゆっくり歩いていたお陰で、暑さをひどくは感じることなく、ノンビリ目に快適に登って行きます。
今回も植物名の同定に「その名前はどうかな?」というものが出てきますが、名前の確度については適当にお付き合いください。
どちらかというと山を歩いて、「山の景色」や「花」を見ていれば、それで気が済むようになってきています。老眼の進んでいることもあって、植物名の細かい詮索はもうどうでもよくなりかけています。
「どうでもいいじゃありませんか」というのは、彼のジョージ秋山のコミック「浮浪雲」内での主人公の素敵なセリフでしたね。
でん、でん、でん・・・・・・・
小生の場合は、年齢的な劣化現象なのですが、いい加減なものですね。(言い訳と、苦笑 ペコリ)
タチイヌノフグリか? ↓
これはたしか外来植物でしたね。
ミミナグサか? ↓
これも株が小さいので、思い悩みました。オランダミミナグサという選択肢もありますが、直感的にミミナグサと思いました。
メギ ↓
メギはもうちょっとで蕾が開くところです。
フクジュソウ ↓
福寿草はすでに青い果実の姿になっています。
岩屑の尾根 ↓
こんな道を登って行きます。危険はないのですが、やや歩きにくいと感じます。
しかし、ぐんぐん高度を稼ぐために爽快感は抜群です。
採掘箇所を見下ろす ↓
ついに採掘箇所の最上部を見下ろす位置にまで上がってきました。
採掘場の下部 ↓
石灰岩の採掘場の下の方も見ます。なおこの山は太平洋セメントが鉱業権を持っているそうで、もしかするとこの山の植物の生き死にもその会社の意のままなのかもしれません。
こんなに(酷い)掘削をしていてお山の先行きが心配です。
来し方 ↓
同じ画角をカシバードで確認 ↓
こうして眺めると、採掘場の上の稜線を歩いてきているのですね。
下部では ↓
カシバード ↓
桑名方面にまで視野を広げて眺めます。春霞のために海が見えて来ません。
展望丘山頂部 ↓
望遠で引き寄せると、山頂で憩う人達がすぐ近くに見えています。
振り返ると ↓
カシバードで山名確認 ↓
御在所岳の方面が背後に見えています。残念ながら春霞のためにこれが限度でした。
フクジュソウ ↓
もう福寿草の花は見られないと思っていましたが、一輪だけ残っていました。
展望丘に到着 ↓
展望丘に着きました。時刻は12時44分で、随分ゆっくりと歩いてきたものです。
御池岳方面 ↓
4月5日に歩いた御池岳と天狗岩方面は、良く見えていました。
藤原山荘方面 ↓
展望丘山頂は暑いので、すぐに藤原山荘(避難小屋)を目指して下ることにします。
ヒロハノアマナ ↓
山の斜面にヒロハノアマナが、日をたくさん浴びて精一杯花を拡げています。
ショウジョウバカマ ↓
ここで初めて、やや寸の詰まった、色鮮やかなショウジョウバカマを見ます。
近くの海や海岸線まで見えてはいません。
日差しは強かったのですが、今回はゆっくり歩いていたお陰で、暑さをひどくは感じることなく、ノンビリ目に快適に登って行きます。
今回も植物名の同定に「その名前はどうかな?」というものが出てきますが、名前の確度については適当にお付き合いください。
どちらかというと山を歩いて、「山の景色」や「花」を見ていれば、それで気が済むようになってきています。老眼の進んでいることもあって、植物名の細かい詮索はもうどうでもよくなりかけています。
「どうでもいいじゃありませんか」というのは、彼のジョージ秋山のコミック「浮浪雲」内での主人公の素敵なセリフでしたね。
でん、でん、でん・・・・・・・
小生の場合は、年齢的な劣化現象なのですが、いい加減なものですね。(言い訳と、苦笑 ペコリ)
タチイヌノフグリか? ↓
これはたしか外来植物でしたね。
ミミナグサか? ↓
これも株が小さいので、思い悩みました。オランダミミナグサという選択肢もありますが、直感的にミミナグサと思いました。
メギ ↓
メギはもうちょっとで蕾が開くところです。
フクジュソウ ↓
福寿草はすでに青い果実の姿になっています。
岩屑の尾根 ↓
こんな道を登って行きます。危険はないのですが、やや歩きにくいと感じます。
しかし、ぐんぐん高度を稼ぐために爽快感は抜群です。
採掘箇所を見下ろす ↓
ついに採掘箇所の最上部を見下ろす位置にまで上がってきました。
採掘場の下部 ↓
石灰岩の採掘場の下の方も見ます。なおこの山は太平洋セメントが鉱業権を持っているそうで、もしかするとこの山の植物の生き死にもその会社の意のままなのかもしれません。
こんなに(酷い)掘削をしていてお山の先行きが心配です。
来し方 ↓
同じ画角をカシバードで確認 ↓
こうして眺めると、採掘場の上の稜線を歩いてきているのですね。
下部では ↓
カシバード ↓
桑名方面にまで視野を広げて眺めます。春霞のために海が見えて来ません。
展望丘山頂部 ↓
望遠で引き寄せると、山頂で憩う人達がすぐ近くに見えています。
振り返ると ↓
カシバードで山名確認 ↓
御在所岳の方面が背後に見えています。残念ながら春霞のためにこれが限度でした。
フクジュソウ ↓
もう福寿草の花は見られないと思っていましたが、一輪だけ残っていました。
展望丘に到着 ↓
展望丘に着きました。時刻は12時44分で、随分ゆっくりと歩いてきたものです。
御池岳方面 ↓
4月5日に歩いた御池岳と天狗岩方面は、良く見えていました。
藤原山荘方面 ↓
展望丘山頂は暑いので、すぐに藤原山荘(避難小屋)を目指して下ることにします。
ヒロハノアマナ ↓
山の斜面にヒロハノアマナが、日をたくさん浴びて精一杯花を拡げています。
ショウジョウバカマ ↓
ここで初めて、やや寸の詰まった、色鮮やかなショウジョウバカマを見ます。
青い空と山の灰色の岩の対比が鮮やかですね。
こんな日に登れば一日天気は安心で、ウキウキですね。
採石場ですが、鉱業権はあっても採石許可は三重県が行っていて、各課にも意見徴収を行うと思いますよ。
環境課、観光課が藤原岳の自然の価値を理解していれば保護されると思います。
また、現在の山肌の掘削の形状は最終形状のように感じます。
これ以上、上を掘削するには大変なことになるので。
この後、掘削面を植栽して完了になるとおもいます。もちろん下部は、もう少し掘削すると思いますが。
少し専門家の立場で推測させて頂きました。
地元、登山者などが保護に力を入れて守る情熱が一番大切なのではないでしょうか。
あの日はとても良い天気でした。やや暑さを感じてはいましたが、真夏のそれとは大いに違っていて、どちらかと言えば爽やかさもあるように感じていたと思います。
なるほど。専門家的にはある程度の抑制は効いているのですね。
小生は何でもかんでも鉱業権の勝利かと思っていましたが、むやみに走り出さないような、一種の”装置”もあるのでしたか。
一度掘った場所を埋め戻すとなる段階の時に、もとの植生まで考慮されるなら有り難いですね。
あれだけの傾斜斜面は、土砂崩れの恐れがあるでしょうから、どういう風に表面を覆っていくのかそのことにも興味が湧きました。
孫田尾根の存在は近年皆様の知るところになり、ますます人が入り込んでくるでしょうから、今度は人的な環境破壊にも配慮が必要になってきましたね。
地元や登山者の環境保護の機運の高まりとなりますと私たちの身にも及ぶことになりますね。
まだヒロハノアマナが咲き残っていたんですね。展望丘から藤原山荘周辺はヒロハノアマナが足の踏み場もないほど見られますが、絶滅危惧Ⅱ類になっているのが不思議でしょうがないです?
太平洋セメントの採掘権の範囲はどこまでなのか?孫太尾根方向にも延びているのが気懸りです。
頂いたコメントの中にはたくさん、参考にさせていただいた項目がありました。
展望丘から藤原山荘までにはそれほど沢山ヒロハノアマナがありましたか?
足の踏み場がない・・・とは感じないままに、山荘についてしまいました。
ところでそのヒロハノアマナについてですが、かつて山荘から天狗岩に向かう歩き始めの台地上で10分ほどは仰言るような群生も見たことがありますが、現在はほとんど見られなくなってしまいました。
恐らく鹿の食害なんでしょうが、それはキクザキイチゲについても同じようなことが言えますね。
大貝戸道から山荘に向かう道の右側で、密度濃く咲く場所がありましたし、山荘のすぐ上でも、笹原の中でかなりの密度で咲く場所がありましたが、それらの場所は皆、ただの空地となり果てました。
こうなってしまった原因はやはりシカの食害なんでしょうね。
一方人間界では植生保護と鉱業権のせめぎあいで、徐々に鉱業権が押し寄せてきていますね。
山上台地はすべて太平洋セメント側が持っているようですね。
孫田尾根は全域ではないでしょうか。