ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/17日 弓張山地を二川駅から宇利峠まで その5:多米峠を経て石巻山への分岐まで

2014-03-26 06:42:52 | 草花
この山行で余りにも花が少なかったので、昨日は一日レポートを止めて、付近で見た花でひと記事を作りました。
花の少ない山行でしたが、あれから9日経ちますので、今日なら花も大分進んできているのではないでしょうか。
各地から、セツブンソウやフクジュソウ、セリバオウレン、キクザキイチゲ類開花の便りが届いてきています。
何よりもソメイヨシノの開花前線が北上し始めたようですから、これからは一転して花巡りが忙しくなりそうです。

今回の記事では稜線を北上して、相変わらず花のない道を進みますが、途中で多米峠を通過、今度はイヌツゲの大木の立ち並ぶ道を通り、石巻山への分岐点まで進んで行きます。

ムベ ↓

この山地が海岸に近い暖地性の気候のところでありますので、ムベ(常緑のアケビ)をよく目にします。



中尾根の分岐点 ↓

雨宿り岩からここに来るまでにイヌツゲの大木に何本か出会っていますがそれは後にも密度濃く茂る場所がありますのでそちらの方で案内します。
道は静岡県側に中尾根道を派生させて居ます。



道端に猪の掘った痕 ↓

これ以降ところどころで猪が土を掘り返した痕が出てくるようになります。
人の通りが少ない山道に入ってきたということなのでしょうね。




イズセンリョウ ↓

イズセンリョウが出てきていますがまだ枝のつぼみは随分小さいですね。



アオキ ↓

ここは暖地性の植物の場所なのでしょうね、アオキが道の両脇に随分でて来始めました。
これは蕾を持った姿ですね。



アオキ ↓

今度は実ばかり沢山つけた木の有る、群落が出て来ました。すれ違った年配者が、真っ赤な実をつけた枝を手折り、手に持って歩いて来ました。



多米峠 ↓

多米峠に着きました。 ここでは樹木の茂った隙間から浜名湖・富士山が見えるのですが、本日は近くの浜名湖さえも随分霞んでしまっています。



イヌツゲの群落 ↓

稜線上でイヌツゲの大木を何度か見てきましたが、このあたりで群生の密度が一番濃くなっていたかと思いました。大木化したイヌツゲは枝がにょきにょきして、自分が異空間に居るような感じがします。



石巻分岐 ↓

何度もアップダウンを繰り返しながら、道はやがて左に石巻山へ分ける道を派生させます。



石巻山 ↓

長い道のりで、アップダウンを何度も何度も繰り返して、相当疲れを拾ってきています。
どちらかと言うと一生懸命歩いている状態ですね。
そんなときにふと目線を左奥にやると、石巻山の岩峰が見えていました。
手前の木が邪魔していますが、眺望を遮るもののない場所を探してみる気持ちも無くなってきています。
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2 コメント

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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2014-03-26 21:01:37
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
孫達のお相手の時間が臨時で入ってきてレスが遅くなりました。

このムベは落果からの芽生えでしょうか、それともカラスが咥えてきて、種をこぼしたからでしょうか、その辺ははっきりとはわかりませんが、どちらを採るにしても、その生育環境がすぐそばにありますので、自然のものとして宜しいと思いました。

イズセンリョウは仰言る様に常緑樹だと思い、ました。
え~と・・・ ムラサキシキブとは科も違ったような気がしましたが・・・・・・。

アオキの実についてはそういえば小鳥がこの木に拘っているところを見た記憶がありませんね。
あまりおいしそうな部分も無いような気もしますが、御地ではそれを食べられてしまうのですか。

ここではどういうわけなのかイヌツゲの木が大木化しますね。
こういう現象は他所では見ていないよう気がしました。

矢張り病明けでダラダラしていましたので、体力は相当落ちて来てしまいました。
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山歩き (かなこ)
2014-03-26 11:01:12
ぶちょうほうさんこんにちは。
このムベは自然種なのでしょうか それとも小鳥が運んできたのでしょうか・・。

イズセンリョウの蕾が・・早いですね。
これは常緑樹なのですね。
白実のムラサキシキブとはそこが違うのですね。
納得しました。

アオキの実は小鳥が食べないのですね。
我が家は少ない実を食べられています。

イニツゲの大木はびっくりものですね。

お疲れが滲んでいますね。
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