今回の遠望峰(とぼね)山の自然観察会では、山を登ってはいくけれども、山頂には届かず、時間になったらそこで引き返してくる・・・・と言うことでした。
その時間とは午前11時半ということで、残り時間が少なくなっていますが、山頂までは未だ標高差にして100メートル以上はありそうです。
11時半までの残り時間を気にしながらまだ登り勾配を歩き続けますが、ところどころに筧で水を誘導していて、このコースを歩くときは飲み水の心配はしなくても良さそうです。
水飲み場 ↓
ここでは塩ビ管で水を誘引しています。奥の方に”ししおどし(鹿威し=添水)”の仕掛けが見えます。
ジャガイモ? ↓
道沿いにこんなものを見ました。早速皆が集まりワイワイやりますが、どういう訳なのかジャガイモのようです。
ユキノシタ ↓
岩盤に水が滴る場所でユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)を見ました。葉を天婦羅に揚げて食べた時、なかなか乙な味だったように記憶しています。
コクサギ ↓
葉の付き方が変則的で、これは”コクサギ型葉序”と言うそうで、それは「互生の形態の一種で、葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付けるという変則的な形態」であるということを勉強していきます。これ以降かなりの頻度で出現してきます。
ショウジョウバカマ ↓
来春に咲く花芽を準備しています。
スズカアザミ ↓
この道で見るアザミの種類はスズカアザミだけでした。
タブノキ ↓
タブの木は暖地系の木で、大木化しますが、ここでは小さいものでした。
ヤマジノホトトギス ↓
付近の草に邪魔されて、花が一輪だけかろうじて見えています。
ツリバナ ↓
ツリバナの実の、秋らしい良い姿を見つけました。
このあたりで制限時間の11時半となり、来た道を戻ることになります。
小生は皆さんにお別れして単独で下山することにしました。
クサギ ↓
来るときに見ていなかったものを探しながら歩いて居ます。終点近くでクサギの花を見つけました。
地蜘蛛の巣 ↓
木の根元で地蜘蛛の巣を見つけました。巣は管状になっていて、末端は袋で、その場所に蜘蛛が居るはずです。袋ごとそっと引き上げます・・・・・ちぎれないように。
しかし、残念、末端の部分は破れてしまい、蜘蛛が付いては来ませんでした。こういう時にツルボの長い花茎を差し込んで蜘蛛をつつくと、蜘蛛はそれにしがみついて戦いを挑んでくるそうで、それを花茎ごと吊り上げるそうです。そんなことからツルボのことをジイモツリ(地蜘蛛釣り)とも呼んでいる地方があります。小生は花の名前「ツルボ」は蜘蛛を釣るための穂「釣る穂」=ツルボではないかと想像しています。
駐車場着 ↓
駐車場に着いた時にどこかで正午を知らせるチャイムが鳴っていました。
ここから自転車を漕ぎだして家路につきます。
自宅に着いたのはその1時間20分後のことでした。
とても有意義な山行であったと思います。会の幹事さんはじめ皆様に感謝申し上げてこのシリーズを閉じます。
その時間とは午前11時半ということで、残り時間が少なくなっていますが、山頂までは未だ標高差にして100メートル以上はありそうです。
11時半までの残り時間を気にしながらまだ登り勾配を歩き続けますが、ところどころに筧で水を誘導していて、このコースを歩くときは飲み水の心配はしなくても良さそうです。
水飲み場 ↓
ここでは塩ビ管で水を誘引しています。奥の方に”ししおどし(鹿威し=添水)”の仕掛けが見えます。
ジャガイモ? ↓
道沿いにこんなものを見ました。早速皆が集まりワイワイやりますが、どういう訳なのかジャガイモのようです。
ユキノシタ ↓
岩盤に水が滴る場所でユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)を見ました。葉を天婦羅に揚げて食べた時、なかなか乙な味だったように記憶しています。
コクサギ ↓
葉の付き方が変則的で、これは”コクサギ型葉序”と言うそうで、それは「互生の形態の一種で、葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付けるという変則的な形態」であるということを勉強していきます。これ以降かなりの頻度で出現してきます。
ショウジョウバカマ ↓
来春に咲く花芽を準備しています。
スズカアザミ ↓
この道で見るアザミの種類はスズカアザミだけでした。
タブノキ ↓
タブの木は暖地系の木で、大木化しますが、ここでは小さいものでした。
ヤマジノホトトギス ↓
付近の草に邪魔されて、花が一輪だけかろうじて見えています。
ツリバナ ↓
ツリバナの実の、秋らしい良い姿を見つけました。
このあたりで制限時間の11時半となり、来た道を戻ることになります。
小生は皆さんにお別れして単独で下山することにしました。
クサギ ↓
来るときに見ていなかったものを探しながら歩いて居ます。終点近くでクサギの花を見つけました。
地蜘蛛の巣 ↓
木の根元で地蜘蛛の巣を見つけました。巣は管状になっていて、末端は袋で、その場所に蜘蛛が居るはずです。袋ごとそっと引き上げます・・・・・ちぎれないように。
しかし、残念、末端の部分は破れてしまい、蜘蛛が付いては来ませんでした。こういう時にツルボの長い花茎を差し込んで蜘蛛をつつくと、蜘蛛はそれにしがみついて戦いを挑んでくるそうで、それを花茎ごと吊り上げるそうです。そんなことからツルボのことをジイモツリ(地蜘蛛釣り)とも呼んでいる地方があります。小生は花の名前「ツルボ」は蜘蛛を釣るための穂「釣る穂」=ツルボではないかと想像しています。
駐車場着 ↓
駐車場に着いた時にどこかで正午を知らせるチャイムが鳴っていました。
ここから自転車を漕ぎだして家路につきます。
自宅に着いたのはその1時間20分後のことでした。
とても有意義な山行であったと思います。会の幹事さんはじめ皆様に感謝申し上げてこのシリーズを閉じます。
仰言るように昨日・今日と暑いですね。先ほど自転車の不具合を修正していましたが、終わってみたら汗びっしょりになっていて、肌着を交換したほどでした。この暑さは明(14)日まで続くようですね。
庭の棒杭の上に赤とんぼが止まっていましたので、秋がたけなわになって来たのかとも思いましたが、時々夏が未練を残しているようで、季節感が狂いますね。
自然観察会との距離感は小生もkeitann様と同じで、5年前に一度だけ参加したことがありますが、山の頂を目指さないので、自分の中で消化不良感が出てしまい、その時は途中でお別れして、一人だけで山頂に向かいました。参加したのはその一度だけで、以後5年間はご無沙汰していました。
ところが先日は、自転車で往復するのに程良い距離でしたので、5年ぶりの参加となりました。
近いうちにその会の支部で、小生の住む街なかでの観察会なのですが、催しがありますので、それにも参加して見ようと思っていますが、その会では市内の公園で観察会を行うということですので、これは野鳥類の観察が主体かもしれません。
そして運が良ければアサギマダラも来るような場所かもしれません。
岡山の400m級の低山歩きでも、今の時期でしたら、秋の草花がそこそこ出てくるのではないでしょうか。
小生はサワギキョウをしばらく見ていないように思いました。ツルリンドウは今見るものですと実でしょうか。
実ものでしたらアケビなどはどうだったのでしょうか。
十月も末になると、いつも出掛ける蛇紋岩の山に行ってみようと思っています。
リンドウ・ムラサキセンブリ、ウメバチソウ、オケラの花などが狙い目なんですが、暑くて長い夏を経た植物たちですが、今年はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。
今年はついに3000m級の峰に行くことは無しになりました。
その代わりに天体望遠鏡遊びが少しだけ進んでいます。
先週の寒さは何だったのかと思うほど、昨日、今日は蒸し暑くなっています。
低山の自然観察山行、お疲れさまでした。
行き帰りが自転車なので、山行のお疲れがほどほどでちょうどよかったのではないでしょうか。
当方もまだ体調が万全ではないので、山仲間たちは高山に行ったようですが、私の方は岡山の標高400m程度の低山を散策してきました。
それでもサワギキョウやツルリンドウなど見られ、成果がありました。
10年以上も前ですが、香川の植物の会というグループの方たちと散策を共にしたことがありますが、今回のぶちょうほう様の散策と同じような感じでした。趣旨が植物散策なので山頂を極めるとか、疲れるまで歩くというのとは縁の遠い歩きみたいです。
山仲間の方の一人が誘われて植物の会にとうとう入会されたそうで、やはり時間を決めてある程度のところまでしか歩かないそうです。
わたしはそれでは物足りなかったので、植物の会に入るのは諦めたのですが・・・
でも、植物に関してのいろいろな知識を得られるので、それはそれで有意義な歩きでした。
ショウジョウバカマは昨日の岡山の低山でもたくさん見かけましたが、花芽の上がっているのはあまりなかったようです。
四国の低山と岡山の低山とではやはり植生も違うな~と思いながら歩きました。
この山の412m(最高地点)には一度しか行ったことがありませんが、そこからの眺望は同じくらいの高さのもの(建物、アンテナ、丈の高い樹木など)が周囲にあり、ほとんど塞がっている感じだったと記憶しています。
しかし、もしもそれが無くて、高さ5メートルほどの展望台が作られたとしたら・・・・・・・
カシミールで遊んでみました。
富士山の山頂部分が少々、南アルプス、恵那山、木曽御嶽、白山、能郷白山、伊吹山、養老山地、鈴鹿の山並みまでが見えるはずです。
恵那山が中央アルプスを、木曽御嶽が北アルプスをそれぞれ丸々と隠してしまうのが残念です。
八ヶ岳は三河の天狗棚から出来山の稜線に完全に隠されてしまいます。
このパーティーが自然観察会ということですので、山頂を極めることには全く関心が無くて、時間から時間まで歩くということに徹しているようです。
皆さんが年配者ばかりで、なかなか達者なものです。
今回は山頂まで行かなかったようですが、秋の日暮れは早く、安全のマージンを考えてのことでしょう。
ソリバナの実が秋らしい色をしています。
ダジャレ等、皆さんとの語らいも楽しそうです。
山頂までは届かないということを歩き始めに聞いていましたので、そのことは覚悟していましたが、途中で出てくる花も数が少ないのが意外なことでした。
その代わり、今度はその分だけ、一つ一つを突っ込んで聞いて行くことが出来て、そのことがとてもありがたいことでした。
大勢でわいわいがやがやと同じ対象物を語り合うのですから楽しい時間でありました。
毎回素敵な創作物を置いて行っていただきましてありがとうございます。
今回は一首と一句、水を一杯頂き、山頂には行かずに途中で引き返しましたが、久しぶりの山行ですのでこの程度がベストだったようです。
自転車で家に向かう途中で一度だけ、足の筋肉痙攣をおこしましたので、体力の限度を知る良い機会になりました。
設定と安全登山引き返す
山頂そこで計画遂行 (縄)
ほとばしる湧き水飲みて元気出す
お疲れさんでした。