昨日、オキナグサの”髭もじゃ”になった姿を見て、採種の適期と判断しました。
これを湿ったミズゴケの上に採り播きして、暫くの間はミズゴケが湿った状態を保ち続けます。
オキナグサが発芽してから、定植するわけですが、その際に立ち根を途中から切って植えると成長が早くなるという不思議なマジックを施します。
普通は二年で花を咲かせますが、”おませさん”は来春に花を咲かせて来てしまいます。
こういう手間をかけてみようと思う御方は小生のところにご一報ください、今なら種を沢山採れますので、種の郵送でお応えしたいと思います。
県民の森の尾根歩きのレポートを進めます。この記事では、北尾根歩きから東尾根歩きに移行し、日差しの強い中を南下して行き、途中で昼食をとり、また歩きだすあたりまでのものとなります。
イワカガミ ↓
尾根道の樹林下で、イワカガミの花を見つけました。今山行中、イワカガミの花を見たのはこの一度だけでした。
コナラの虫エイ(虫こぶ) ↓
コナラの虫こぶを見た後、尾根道はT字路で、そこを右折するような場面になり、そこから先は東尾根となります。このとき、そこを右に曲がらずに左に取れば上臈岩という鳳来湖の湖面から上部に君臨する有名な大岩壁のうえに出る道となりますが、一般的な道ではないようです。
サルノコシカケ ↓
松の大木が枯れていました。その幹にサルノコシカケがちゃっかり着いています。
他人の不幸を嘲笑っているように見えてしまい、このサルノコシカケに「天誅」をするようなつもりで、木の幹から剥がしてしまいましたが、これこそ要らぬお節介でしたね。
振り返ると宇連山 ↓
今回はあの山の反対方向に歩いていますが、あの山も大きくて魅力的です。
東尾根展望台 ↓
時刻は11時25分。 こりん様、きなこ様はこの場所で昼食を取るつもりでいたようでしたが、狭い場所が混んでいましたので、予定を変更してもう少し歩くことにしたようです。
小生は握り飯でしたので、いつでも何処でも対処できます。
ここも展望の良い場所で、特に鳳来寺山の眺めが抜群のところです。
鳳来寺山 ↓
その展望台から眺めた鳳来寺山の眺めです。
山を眺めるのに最良の視点とは、自分もある程度の高さにあって、幾分見上げる角度で眺めるのが良いそうです。
それから全貌が眺められるための、程よい距離も必要ですね。この場所はそういう要件を満たしているかもしれません。
ヤマツツジ ↓
ヤマツツジの可憐な花の色に出遭いました。
三ツ瀬明神山 ↓
ここからの三ツ瀬明神山の姿も、ますます”男振りのよさ”に磨きが掛かってきています。
メジロ ↓
木の枝の先端にメジロが止まって、綺麗な声で啼いています。写真の方は無理が多すぎて出来の悪いものとなりました。
上臈岩 ↓
先述した上臈岩です。この大岩壁は今ではロッククライマーにとって評判のゲレンデになっているそうで、ネットで検索すると、登攀記が続々と出てきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(尾根上の比較的広い場所で、これから40分くらい昼食休憩になります)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼食後:
ギンリョウソウ ↓
稜線ですれ違った方から「ギンリョウソウが咲いていた」、との情報を得ていましたが、その場所はここだったようです。昼食後に稜線歩きを再開して、10分も経たないうちに花が現れました。
イワタケ ↓
画ではちょっと判り難かったかもしれませんね。イワタケは漢字で書くと「岩茸」となります。
決して岩田家の家宝の茸というわけではありません。
これは地衣類であり、植物ではないそうですから、菌類と呼ぶのが正しいのだそうです。
地衣類のイワタケ科イワタケ属イワタケとなるそうです。
この”菌”(イワタケ)は食用になります。 今回岩から一枚を剥ぎ取り、家で食べてみました。但し、食べられるというだけのことであり、美味ということからは離れるような気がします。
これを湿ったミズゴケの上に採り播きして、暫くの間はミズゴケが湿った状態を保ち続けます。
オキナグサが発芽してから、定植するわけですが、その際に立ち根を途中から切って植えると成長が早くなるという不思議なマジックを施します。
普通は二年で花を咲かせますが、”おませさん”は来春に花を咲かせて来てしまいます。
こういう手間をかけてみようと思う御方は小生のところにご一報ください、今なら種を沢山採れますので、種の郵送でお応えしたいと思います。
県民の森の尾根歩きのレポートを進めます。この記事では、北尾根歩きから東尾根歩きに移行し、日差しの強い中を南下して行き、途中で昼食をとり、また歩きだすあたりまでのものとなります。
イワカガミ ↓
尾根道の樹林下で、イワカガミの花を見つけました。今山行中、イワカガミの花を見たのはこの一度だけでした。
コナラの虫エイ(虫こぶ) ↓
コナラの虫こぶを見た後、尾根道はT字路で、そこを右折するような場面になり、そこから先は東尾根となります。このとき、そこを右に曲がらずに左に取れば上臈岩という鳳来湖の湖面から上部に君臨する有名な大岩壁のうえに出る道となりますが、一般的な道ではないようです。
サルノコシカケ ↓
松の大木が枯れていました。その幹にサルノコシカケがちゃっかり着いています。
他人の不幸を嘲笑っているように見えてしまい、このサルノコシカケに「天誅」をするようなつもりで、木の幹から剥がしてしまいましたが、これこそ要らぬお節介でしたね。
振り返ると宇連山 ↓
今回はあの山の反対方向に歩いていますが、あの山も大きくて魅力的です。
東尾根展望台 ↓
時刻は11時25分。 こりん様、きなこ様はこの場所で昼食を取るつもりでいたようでしたが、狭い場所が混んでいましたので、予定を変更してもう少し歩くことにしたようです。
小生は握り飯でしたので、いつでも何処でも対処できます。
ここも展望の良い場所で、特に鳳来寺山の眺めが抜群のところです。
鳳来寺山 ↓
その展望台から眺めた鳳来寺山の眺めです。
山を眺めるのに最良の視点とは、自分もある程度の高さにあって、幾分見上げる角度で眺めるのが良いそうです。
それから全貌が眺められるための、程よい距離も必要ですね。この場所はそういう要件を満たしているかもしれません。
ヤマツツジ ↓
ヤマツツジの可憐な花の色に出遭いました。
三ツ瀬明神山 ↓
ここからの三ツ瀬明神山の姿も、ますます”男振りのよさ”に磨きが掛かってきています。
メジロ ↓
木の枝の先端にメジロが止まって、綺麗な声で啼いています。写真の方は無理が多すぎて出来の悪いものとなりました。
上臈岩 ↓
先述した上臈岩です。この大岩壁は今ではロッククライマーにとって評判のゲレンデになっているそうで、ネットで検索すると、登攀記が続々と出てきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(尾根上の比較的広い場所で、これから40分くらい昼食休憩になります)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼食後:
ギンリョウソウ ↓
稜線ですれ違った方から「ギンリョウソウが咲いていた」、との情報を得ていましたが、その場所はここだったようです。昼食後に稜線歩きを再開して、10分も経たないうちに花が現れました。
イワタケ ↓
画ではちょっと判り難かったかもしれませんね。イワタケは漢字で書くと「岩茸」となります。
決して岩田家の家宝の茸というわけではありません。
これは地衣類であり、植物ではないそうですから、菌類と呼ぶのが正しいのだそうです。
地衣類のイワタケ科イワタケ属イワタケとなるそうです。
この”菌”(イワタケ)は食用になります。 今回岩から一枚を剥ぎ取り、家で食べてみました。但し、食べられるというだけのことであり、美味ということからは離れるような気がします。
ところでギンリョウソウがもう顔を出していましたか。
いろいろなかたのブログ記事で、開花情報を見ていますが、とても早い気がします。当方では、梅雨入り前のジメジメした頃という認識でした。
イワタケはちょっと食べてみたいですね。
この日は良い天気でした。または天気が良すぎました。
ギンリョウソウは小生の記憶ではこの時期に出てきて違和感なく見られます。
サクラのころに見て「早いな!」と感じたこともありました。
仰言る様に梅雨のころなら最盛期かもしれませんね。
小生がイワタケを食べたのは秩父の両神山清滝小屋に宿泊した晩でした。
その日は小生たちだけ二人の宿泊でしたが、自炊の夕食に小屋の主が鍋一杯のイワタケを振舞ってくれて、連れの仲間は食べきれずに閉口していました。
折角の心遣いでしたので小生が無理して完食した記憶があります。
味のつけ方によっては「珍味」の仲間入りできるかもしれませんね。
オキナグサはそんなに面倒なのですね。
まよこには無理ですので 拝見させていただくことにします。
この山やっぱり人気スポットなのですね。
山の喜んでいるようです。
イワカガミ可愛いですね。
ギンリョウソウがもう開花。
まよこもちょっと早い気がしますが 記憶は朧になってきています。
イワタケは何処かで珍味にて いいお値段になると聞いた気がしますが 珍しいキノコを味わって長生きできそうですね。
↓アマドコロ野生ではこんなところに咲いていましたね。
タガネソウとケタガネソウ・・以前兵庫で良く見たのはケタガネソウでした。
急に思い出しました。
全体的に大きい感じです。
オキナグサの栽培はまだ丸二年未満ですので、素人同然です。
おそらく植え替えをしないと、絶えてしまうのではないかと感じていますが、年数が少なくて未経験のことですので、まだ「・・・だろう」の世界の中でさまよっています。
この県民の森の尾根歩きは人気の場所となっています。
以前国体があったときに高校登山の部でこの尾根を使ったようです。
今はシャクナゲの花を見ることが出来て、皆さんが集まってくるようです。
イワカガミとギンリョウソウは少ないチャンスをものに出来ました。ギンリョウソウの花期についてwikiで調べると、4-8月となっていました。
小生は以前3月末に見て、驚いたことがあるのです。
イワタケの味については「絶品」と表した方も居ましたが、小生は客観的に評価すると、「食べることも出来る」・・・というレベルどまりだと思います。
これを立山では霊草扱いして、一つ食べれば寿命が10年延びる、二つで二十年、三つ食べれば死ぬまで生きられると喧伝しているそうです。
タガネソウの仲間は三河の山では普通に見られる草ですが、この花を見ることが結構難しいですね。
それだけ目立たない花なのでしょうか。
イワタケの味は・・・食べられる程度でしたか。
ネットで探すと1300円/100gと結構高額で売られていました。また味付けも酢の物がよい、濃い味付けが良いとありました。
私は、キクラゲは採取して食べたことがありますが、今回ぶちょうほうさんに岩に生えているのを教えて頂き、今まで見ていても気づかずにいたようです。
上臈岩にロッククライミングで登る方がいるとは驚きです。
私がこれから釣りに行く根羽では、5月から6月にかけてマメナシ・エゴノキ・ヤマオダマキなどが咲き出します、当方釣りのコーナーもありますのでまた見て下さい。(新城テニス協会HP内)
続きが楽しみ!!
大分前のことですがイワタケをある知人に差し上げたことがあります。
その方は相当な飲べえさんで、酒の肴にこれを食べたそうですが、口をきわめて「絶品」だったと報告してくれました。
一体どんな料理をしたのか聞いたところ、水に戻して、砂を落として、出し汁で軽く熱を通した程度だったといっていました。
岩茸が珍しいのでそう感じたに違いないと思っています。
対して小生は、過去のこととはいえ、本場で山小屋の番人さんが料理したイワタケを鍋いっぱい、腹いっぱい食べて、さしたる感想も持ち合わせていませんので、客観的には大した味ではないということでしょうね。
ただ、先ほどの調理法の場合は出し汁の出来具合によっては「絶品」に化ける可能性もあるかもしれません。
あれは乾燥して軽いですから100gあたり1300円としてもそれだけ集めるのにかなりの努力が要りそうです。
岩茸は松脂岩に着き易いそうです。三河にそんな岩質の場所は他にもありましたね。
小生は例の利修仙人コースで下りる途中の岩場で、これの纏まった姿を見ています。
上臈岩は相当へビィなロッククライミングのゲレンデのようで、その筋では全国的に名前が通っているようです。
この月は花をまとめてみようと思うとなかなか揃わないみたいですね。
近日、茶臼山に入ろうかと思っていましたが、ご紹介いただいた「生大」さんのHPで確認する限り、もう少し遅らせたほうが良さそうでした。
釣りはやらないのですが、知らせていただいたからには、時々目を通すようにしてみます。
ところで愛知県にイワナの自生(と言うのですか?)はあるのでしょうか。
愛知県内には昔はイワナは住んでいませんでした。(天然で)
昭和40年代に鞍掛山の麓にあった愛知県鳳来水産試験所が養殖に成功して豊川上流(本谷)に放流したとの噂を聞いています。
今は、イワナも養殖が手軽に出来るようになりあちらこちらで放流するようになりました。
それまでは、愛知県の渓流魚といえばアメノウオ(アマゴ)のみです。
放流したイワナが自然繁殖しているかは不明ですが、釣り人が一杯入る愛知県の川では釣りきられてしまうと思います。(イワナは、結構貪欲ですので釣りやすい魚です)
矢張りそうでしたか、愛知県内でイワナの話が出てこないはずですね。
あの魚はたしか高水温を嫌うはずでしたね。
低山ばかりの愛知県ではイワナの生育には適さないということなのですね。
アメノウオは美味しいですね。
味だけなら鮎の上を行くのではないでしょうか。
以前尾瀬ヶ原に行ったときに、手前の鳩待峠小屋でイワナの串焼きを食べたことがありますが、きっと養殖魚だったのでしょうね、美味しさを全然感じませんでした。
ところで三重県の藤原岳のそばの谷川でアマゴの変種のイワメという珍しい魚が棲んでいるそうです。
これは日本に二箇所しか生息が確認されていなくて、そのことはとりもなおさず、世界中で二箇所だけの生息域になるそうです。
作手の高原でこの魚が、アメノウオに混じって棲んでいたら新しい発見になりますね。
作手高原にはイワナは放流されておりませんので、イワメなど交雑種はいないと思います。
作手は、寒狭川中部漁協の管内となりイワナの放流は聞いていません。
豊川水系では、当貝津川と豊川本川(松戸より奧)に放流または養魚場からの流出があります。
アマゴ・カワムツ・アブラハヤが主な魚となります。
イワメですが、私自身アマゴ・イワナの住む渓流で釣っていますが、イワナが住む場所により色・斑紋が大きく違いますので交雑するのかな?と思っています。
あくまでも私自身の30数年の渓流釣りの経験からの話です。
作手村内で以前こんな話を聞いたことがあります。(勿論今でも半信半疑ですが)
それは「愛知県内で一箇所だけイワナが棲んでいる」ということでした。
水温16℃以下がキープされている場所があるのかどうか良く知りませんが、あるとしたら何処なのでしょうね。
その人に聞いてみたら面の木峠から流れる川とのことでした。
もしも岩魚がいたら・・・・・と思うとロマンを感じますね。
さて、イワメですがこれはアマゴの突然変種と位置づけられているようです。
名前に「イワ」が付きますので、小生もイワナの変り種たと勘違いしました。
イワメの実物ですが、以前、それを小生は見たことがあります。
もしかしたら手持ちのビデオ映像がどこかに残っている可能性もあります。
その実物は、今から15年以上前になりますが、藤原岳の麓に「藤原自然科学館」があり、そこの水槽で泳いでいたのを見たのです。
イワメは大分県の一部と三重県の限られた場所に隔離分布しているそうでした。
(藤原自然科学館は今は移転して、リニューアルしたそうです。)