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おおきなきがほしい




という絵本がある。
ワタクシも子どもの頃手にした記憶が。


かおるという主人公の少年が、大きく成長した木にお部屋や物見台を作って、そこでどんなに素敵な時間を過ごすか、想像をたくましくしながら木の苗を植えるお話。

木の上の隠れ家、憧れますねえ。


....



何から思いついたのか、娘がりんごのタネを庭の隅にまいた、と報告に来た。
来年はかなりの収穫を予定しているらしい(笑)。


パパや庭師さんが誤って草刈り機をかけてしまわないように、注意サインまで作成。
そして喜びの「りんごダンス」。
彼女はうれしくなると歌って踊りだすのだが、今日の場合、彼女の踊りは「金枝篇」のフレイザーが未開民族の間で観察したような呪術的効果が見込めそうである(笑)。上等じゃ。

こういう時、知識の訂正はいつすればいいのだろうか?
「そんなやりかたで芽が出るわけがないじゃない」などと言う大人にはなりたくない一方、科学的知識を授ける良いチャンスでもある。
夢は夢のまま、大切にしてやりたい気もする。
失敗の実体験に基づいて、訂正された知識を身につけるのも大切なこと。
でももしかしたら芽くらいは本当に出るかもしれないし(笑)。


あ、その前に彼女自身がリンゴのたねのことなど忘れてしまいそうな予感...


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