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2つのインフィニティ、あるいは「もし退屈なら」
ニッパチ2月のパリは普段より静かだった。
例えば、今まで行列がいやで入館を3回も見送って来たオランジェリーはガラガラだった。
インフィニティを象ったモネの部屋に、インフィニティに肥満したトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムのような初老の男性が二人並んで腰掛けていた。
お揃いのサスペンダーが丸々した背中ではじけ飛ばんほど張りつめていて、わたしは彼らの後ろ姿の見事さ(背景はモネの睡蓮)から目が離せなくなった。
彼らをこの部屋でぜひ撮影したいという衝動に駆られ、大作戦を夫に話したら、失礼この上ない人ですね全く!と、たしなめられた。
夫が一緒でよかったと思う。
素晴らしくアートな光景だったのだが...
学芸員の男性が、ヒマなのだろう、Pギョームのコレクションについて熱心に説明してくれた。
もし神が天国で退屈しているなら、窓を開けてパリの大通りを眺めるだろう(ハイネ)
どうかね、学芸員氏、あなたもオランジェリーの窓からパリを眺めてみては。
だって化粧室の前までも恭しく連れて行ってくれたんだもん(笑)。
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