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Brugge Style
拍手喝采
以下、内輪で行われる会話のため無様な描写がある点、ご容赦下さい。
夫はマメ男だ。
つくすタイプで、また家事が進んでできる、常に妻と娘を喜ばそう(特にサプライズで!)と意識をしている、まあそういう性格なのである。
彼は子どもの頃から騎士になりたいと夢見ていたそうで、まだその夢から醒めていないんでしょうよ。
最近、注進すべき彼のマナーに気がついた。
それはワタクシに対する誉め方が雑なところ。
マメ男故にやたらと誉めてくるにもかかわらず、
「おいしいですね、いつも通り」
「綺麗ですね、まあいつものことですよね」
といった、表現力に非常に乏しい誉め方をするので、わたしは「コイツは本気やない」と思って、冷笑で迎えることにしている。
誉め方というのは局地的、局部的でなくてはならない。
成績が良い子どもに対して
「いい結果でしたね。まあいつものことだよね!」
などとは決して言ってはならないのと同じである。
ピアノを巧く弾いたら、どの部分がどのように改良されたとか、印象的だったとか、
テストの点が良かったら、努力をしていたのを知っているよとか、もうこんな問題が解けるのとか、
親切な行為があったなら、どういう気遣いが良かったとか、タイミングが良かったとか、
具体的に言えば言うほど子どもは喜ぶし、伸びると思うのである。
中年女も同じである。
昔の雑誌の記事に、もてる男がさりげなく誉め上手であるのは当然だが、その誉め方というのが
「私だけがあなたのこの美点に気づいている」
という幻想のロマンス(?)に根ざしたものなのだ、と書いてあった。
だから単にかわいいとかスタイルがいいなどと誰にでも使えそうなストックフレーズを連発するのではなく、「爪の形がすごく繊細」とか「サービス業の人にありがとうと言う時の声が美しい」とか、「フォークの使い方が流れるようだ」とか、そういう風に誉めるのがコツだ(もちろん的外れではいけないのでよく観察して発言することだ)。
創作する方は特によくご存知だと思うが、「ちょーかわいいですね!」と10回言われるより、具体的に「XXをYYと合わせたらZZZなかわいらしさが表現できるなんて今まで思いもしませんでした」などと言われた方が嬉しいはずだ。
こういう誉め技は家庭内でも十分通用すると思う。
外から見たらちょっと寒い風景かもしれないけれど...
内々で。
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